カプコン、DS「大神伝 ~小さき太陽~」
筆神の力を借りて発動する「筆しらべ」
株式会社カプコンは、9月30日発売予定のニンテンドーDS用アクションアドベンチャー「大神伝 ~小さき太陽~」において、主役のチビテラスが使用できる「筆しらべ」の情報を公開した。
「筆しらべ」は、筆神たちの力を借りることで発動。壊れたものを元通りにしたり、水を思い通りに操ることができるなど、さまざまな効果を持つ。
■ 蘇神(よみがみ)
失われたものを蘇らせる“画龍”を司る蘇神の子たちの力を借りることで、チビテラスが使用できるようになる。蘇神は、壊れたものを元の形に縁取ることで、本来の姿に蘇らせることができる。
アマテラスに力を貸した蘇神は巨大な龍だったが、チビテラスには蘇神の子供が力を貸してくれるようだ |
壊れたものを直す「画龍」を使うには、直したいものの輪郭をなぞるように線を描く。筆しらべに成功すると、「画龍」の力で壊れていた部分が修復される。物を直すことで先に進めるようになる場所も存在する |
■ 導神(みちがみ)
導神は、相棒を導くことができる筆しらべ「輝跡」を司る。輝跡は、相棒のいる場所から目的地までの道筋を線で描くことで発動する。成功すると、相棒が光り輝く線をたどって歩き出す。
相棒を進ませたい道筋を線で示していく。「輝跡」に成功していると線が赤く表示される。 | 相棒の行く手を遮る障害を排除するのはチビテラスの役目。この場面では、チビテラスを操作してクニヌシの道をふさいでいる滝の流れを止めるのが役割となる |
■ 子咲ノ花神(こさきはながみ)
枯れた生命に再び命を宿すことができる「桜花(おうか)」を持つ咲ノ花神の子供。枯れ木に花を咲かせるだけでなく、頑なに自らを閉ざした者の身も心も開かせる力を持つといわれている。
「桜花」は、枯れ木などの対象物を円を描くように丸く囲むと発動する。枯れ木に花を咲かせると、「幸玉」が手に入る |
■ 子断神(こたちがみ)
子断神は、木や岩のほか、妖怪をも断ち切る筆しらべ「一閃」を司る「断神」の子供。自分の体よりも大きな大剣を振るい、多くの障害を断ち切る。
「一閃」を使って行く手を遮る障害物を切断することで、通行できるようになる |
「一閃」は、妖怪との戦闘でも力を発揮する。ダメージを与える手段としても使えるが、妖怪を弱体化させることもできる。たとえば、妖怪「赤天邪鬼」が乗っているコマを「一閃」で破壊すると、あまり攻撃を仕掛けてこなくなる |
■ 子爆神(こばくがみ)
子爆神は、岩盤をも吹き飛ばす力を持つ筆しらべ「輝玉(てかだま)」を持つ爆神の子供。その大きな破壊力は、妖怪相手にも如何なく発揮することができる。
大爆発を起こし、さまざまなものを破壊する「輝玉」は、円を描いたあとその円に向かって伸びる導火線を引けば出現する |
■ 子濡神(こぬれがみ)
子濡神は、水を思い通りに動かすことができる筆しらべ「水郷(すいきょう)」を持つ濡神の子供。その力は、涸れた地さえもたちどころに水で満たすことができる。
「水郷」は、水が存在する場所から水を導きたい場所に線を引くだけで発動する |
■ 子蔦ノ花神(こつたはながみ)
子蔦ノ花神は、さまざまなものを結びつける筆しらべ「蔦巻(つたまき)」を持つ蔦ノ花神の子供。「蔦巻」は、チビテラスを起点としてツタを絡ませたい場所に筆を走らせると発動する。
ナカツクニの至るところにある花は、「蔦巻」のツタを絡ませることができる |
チビテラスから相棒に線を描くと、相棒のいる場所まで一気に移動できる |
■ 子燃神(こもえがみ)
子燃神は、炎を意のままに操ることのできる筆しらべ「紅蓮(ぐれん)」を持つ燃神の子供。種火さえあれば、明かりを灯すことも、氷を溶かすこともできる。
「紅蓮」は、種火のある場所を起点として、火をつけたい場所に線を引くだけで使用できる。氷を溶かすことができるほか、妖怪との戦いでも活用できる場面がある |
■ 子極神(こきょくがみ)
子極神は、幾星霜の刻を待ち続けた筆神、極神の子供。磁力を持つものを自在に引きつけたり、引き離すことができる筆しらべ「双極(そうきょく)」を持つ。
「双極」は、Uの字を描くと引きつける力、逆Uの字を描くと引き離す力を発揮する |
重い鉄の扉も「双極」の力を利用することで簡単に開けることができる |
■ 太陽を呼び寄せる筆しらべ「光明」
「光明」は、太陽の力を使いたい場所で筆しらべを行ない、円を描くように線を描くと発動。筆神の力を借りなくても使える
空に円を描くと、「照」の文字とともに太陽が出現する |
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(2010年 9月 28日)