株式会社バンダイナムコゲームスは、8月26日に発売を予定しているPSP用共闘フライトアクション「エースコンバットX2 ジョイントアサルト」の新情報を公開した。

　ハイテクの粋を結集したジェット戦闘機が多数登場するエースシリーズの最新作である本作に、第二次世界大戦に活躍したレシプロ戦闘機が登場することが明らかとなった。登場するレシプロ戦闘機は、「零式艦上戦闘機」と「F6F-5 ヘルキャット」の2機。レシプロ戦闘機は、ジェット戦闘機と比べると、耐久性やスピードは劣るが、旋回能力の高さはそれをはるかに上回る。選択できる兵装は機銃と爆弾投下などによる攻撃だが、ビルの谷間や渓谷などといった高速飛行が難しい場所で、大きな戦果を期待することができるだろう。

【零式艦上戦闘機】
高い機動力を誇る日本の戦闘機。「ゼロ戦」の略称で知られる

【F6F-5 ヘルキャット】
アメリカ海軍をはじめ、イギリス海軍、フランス海軍などで実戦投入されたレシプロ機。堅実な設計により、頑丈さと運動性を持ち合わせている

零式艦上戦闘機の操縦席	F6F-5 ヘルキャットの操縦席	レシプロ機同士での対戦も可能

【豊富なカラーバリエーション！】
【零式艦上戦闘機】

撃墜王 岩本徹三機カラー	撃墜王 坂井三郎機カラー

【F6F-5 ヘルキャット】

■ 体験版収録「東京危機」以後の世界情勢とアンタレス隊を紹介

　すでにお伝えしているとおり、7月15日より本作のマルチプレイ体験版の配信がスタートした（PlayStation Storeでの体験版の配信は7月28日）。マルチプレイ体験版では、本作の序章ともいえる『東京奪還ミッション』を体験することができる。そこでここからは、マルチプレイ体験版に収録されている物語の続きを紹介していく。

【ストーリー】

東京から「ヴァラヒア」を退けたアンタレス隊は、対ヴァラヒアを目的として創設された「IUPF（多国籍治安維持軍）」へと編入された。神出鬼没のスピリダスを追い、アフリカから中東、ヨーロッパへと戦線は拡大してゆく。 　しかし、IUPFの追跡を嘲笑うかのように、ヴァラヒアはメディアを通じ「ロンドン侵攻」を宣言。ヨーロッパ全土に緊張が走る。ヴァラヒアの暴挙を食い止めるべく、ロンドンへと急ぐIUPF。だが、その前にかつての同僚だったスレイマニたちが立ちはだかった。彼らはヴァラヒア最強の部隊“ヴィルコラク遊撃隊”として、活躍を続けるアンタレス隊を標的とする。 　アンタレス隊はスレイマニ率いるヴィルコラク遊撃隊を倒せるのか。 　そして、ロンドンをヴァラヒアの凶行から守ることができるのか。 ヴァラヒアによるロンドン攻撃宣言以後、ヨーロッパは大混乱に包まれた。人々は食料や日用品を買い求め、各国政府は軍の緊急配備を宣言。また、ロンドンではその影響が一段と大きく、すでに多くの人々が郊外へ脱出している その一方で今回のロンドン攻撃宣言により、戦争特需とも言うべき現象が各地で起こっている。アメリカでは今回の事態を受けて売り出された、一般向けの戦災保険が記録的な売り上げとなっている。戦災保険で巨額の富を得たこの男の微笑とは――

航空要塞スピリダスは紅海上空で機影を消失した。スピリダスを捜したいところだが、新たな共同攻略作戦（ジョイントアサルト）が発表された

【エジプト】
航空要塞スピリダスがエジプト上空で発見されたと報告があった。それを基に調査を進めたところ、ナイル川沿いの一帯にヴァラヒアと見られる武装勢力の拠点を発見。アンタレス隊はIUPFとして敵勢力の排除を行なう

【ジョイントアサルト】
【アラビア半島油田地帯】
【アラビア半島都市部】
ヴァラヒアによって拉致された国際的な重要人物の救出が共通の目的。都市部の制圧と石油プラントの奪還作戦を同時に行なう

【ジョイントアサルト】
【トルコ海峡】
【トルコ山岳】
トルコ山岳地帯に敵の大規模ジャミング施設「モーラ」が発見された。このモーラによってアナトリア半島付近の航空、船舶に大きな影響が出ている。さらに海峡付近の工業地帯も占拠され、ここで得た電力をジャミング施設へ回しているらしい。電力供給を断ち、モーラを破壊せよ！

【アドリア海】
地中海に展開するIUPF各部隊より、海上からと見られる攻撃を受けたとの報告があった。ヴァラヒアは恐らくそこを拠点に艦船、または潜水艦による地中海でのゲリラ作戦を行なっていると思われる。アドリア海でまちうける敵勢力を排除せよ！

【ロンドン】
遂にヴァラヒアによるロンドン攻撃が開始された。再び空中要塞スピリダスとの戦闘に、前回は取り逃がしてしまったが……

このジャンボジェット機は一体!?

　世界を恐怖に陥れたこの戦火は、いまだ折り返し地点に過ぎない。アンタレス隊は恐怖の源を追って、さらに世界を転戦していくことになる。発売まで残り1カ月を切ったここで、ジャンボジェット機の映像を捉えた画像が公開された。これは一体何を意味するのだろうか!?

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