「SDガンダム カプセルファイター オンライン」新機体先行体験レポート
「00」のデュナメス、キュリオスがついに実装! B、Cランクも魅力的な新機体が続々
CJインターネットジャパン株式会社はWindows用オンラインアクション「SDガンダム カプセルファイター オンライン(SDGO)」において8月中旬に新機体を実装する。実装に先駆けてさっそく新機体を体験してきたので先行体験レポートをお届けしたい。
今回明らかになったのは先日の体験レポートに続き、「機動戦士ガンダム00」ファーストシーズンに登場する、「ガンダムデュナメス」、「ガンダムキュリオス」だ。この2機体は、先のアップデートで実装された「ガンダムエクシア」、「ガンダムヴァーチェ」の2機体と同様にAランクの設定となっている。
今回はこの2つの機体に加え、7月21日に実装されたばかりの3機体、「機動戦士ガンダムSEED」から派生した「ガンダムSEED MSV」に登場する“シグーディープアームズ”、宇宙世紀に登場する“ズゴッグE”、“ドムトローペン 砂漠仕様”も紹介したい。これらの3機体はB~Cランクだが、開発者のこだわりのにじみ出る機体となっている。
■ 狙撃型のデュナメス、格闘・変形型のキュリオス実装で「00」の4機体が出そろう!
「00」の機体の強さを支えるスキル「トランザム」 |
キュリオスはピンチになると性能が上がる。原作のパイロットの2つの人格を思わせるスキルだ |
「機動戦士ガンダム00」で主役級のガンダム4機は、それぞれの機体に明確なテーマがある。接近戦用の武器を多数装備したガンダムエクシア、砲撃戦用に大口径の砲を装備したガンダムヴァーチェ、そして今回紹介するのが、狙撃に優れたガンダムデュナメス、飛行形態に変形し、シールドが格闘用の大型クローになるガンダムキュリオスだ。ゲーム内でも、この機体特性はきちんと再現されている。
2つの新機体にも、エクシア、ヴァーチェと同様に「トランザム」というスキルが用意されており、発動するとHPが60%以下の時、移動速度とダッシュ速度、敏捷性、防御力がアップする。さらにデュナメスは狙撃画面でクリティカルができるスキル、キュリオスはHPが50%以下の時、攻撃の最大ダメージが上がり、SPゲージのたまるスピードがアップするスキルをそれぞれ持っている。
ガンダムデュナメスは武器1がGNビームサーベル、武器2がGNミサイル・ランチャー、武器3がGNスナイパーライフル。原作ではGNビームピストルなどの接近武器も用意されているが、ゲームでは狙撃用の「パー機体」としての性能を突き詰めている。ミサイルの当たり判定も大きく牽制用に有効だ。
他の狙撃機体と同じ感触で使えるが、デュナメスはトランザムが発動すると機動力が増すところに強みがある。逃げに徹すると補足するのは難しい。距離を取り、狙撃し、近付かれたら逃げる、対戦相手にしたときは、警戒したい機体だ。
ガンダムキュリオスは武器1がビームサーベル、武器2がGNサブマシンガン、武器3がシールドラッシュとなる。機体特性は「グー」で、武器3のシールドラッシュはクローとして変形させ距離の近い敵をまとめて攻撃できる。敵に近付いて戦う、エクシア以上に接近戦向けの機体だ。
もちろんキュリオスは原作通りに変形できる。変形時はサブマシンガンしか使えなくなるが、人型とは違う必殺技が用意されている。必殺技はどちらも接近型だが、アニメーションは全く異なっている。2つの形態を使い分けて接近戦を挑んでいく機体だ。
狙撃など遠距離攻撃に秀でたデュナメス。機動性の高さを遠距離攻撃とどう組み合わせるかが鍵になりそうだ | ||
キュリオスは格闘の強いグー機体となっている。武器3のクローは有効距離は短いが、当てると相手のブースターゲージをダウンできる | ||
変形することで飛行形態に。専用の必殺技も用意されている |
■ 「シグーディープアームズ」、「ドムトローペン 砂漠仕様」などバリエーション機もますます充実
パー機体でありながら強力なレーザー重斬刀も装備している「シグーディープアームズ」 |
砂漠戦を意識した明細を施している「ドムトローペン 砂漠仕様」 |
次に、BSランクのシグーディープアームズ、BランクのズゴッグE、CRランクのドムトローペン 砂漠仕様の3体を紹介したい。「SDGO」においては現在A、B、Cランクの機体が実装されている。このランクは機体のコストを現わし、対戦などでの得点に差がつく。ランク型解放が強めだが、倒されると相手が高得点を得てしまうのだ。「Cランク限定」など参加機体を限定するルールを選ぶプレーヤーも多い。
また、機体の中には“BR”や“CS”など同じカテゴリの中でも特別な機体がある。これらはランクカテゴリーから少し外れた強さを持つ機体で、人気が高い。カプセルマシンでもシルエットのみの隠し機体になっている場合が多い。特殊な武器を積んでいたりとコレクションの中でも独得の魅力を持つ機体となっている。
シグーディープアームズは「SEED」に登場するシグーのバリエーション機体だ。地球連合軍より奪取したガンダムシリーズの技術を反映させ、ソードストライクガンダムの“対艦刀”を彷彿とさせる巨大なビーム剣「レーザー重斬刀」を装備している。両肩には巨大な「試製指向性熱エネルギー砲」を装備しており、強力な火力を誇る。
ゲームの上ではシグーディープアームズはパー機体となっている。武器2と武器3は同じ方に装備されている試製指向性熱エネルギー砲だが、武器2では片方だけ使い連射性を重視している。武器3は両肩で強力な射撃を浴びせ、狙撃能力はないが遠~中距離で大ダメージを与えることができる。必殺技はエネルギー砲からの攻撃で連続してダメージを与えるタイプだ。パー機体だが接近戦ではレーザー重斬刀を振り回す、使い勝手のいい機体だ。
ズゴッグEは「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」に登場した機体で、ハイゴッグの部隊を率いる隊長機として活躍した。設定的には、水陸両用モビルスーツズゴッグの量産性をより強化させた機体とのことだが、シンプルなズゴッグのデザインを強化したような外見だ。両手のクローが大きくなっており、太くなった手足が力強さを感じさせる。
カテゴリーはグーで武器1はアイアンネイル、武器2が椀部ビームカノン、武器3がアイアンネイル回転攻撃となっている。回転攻撃は乱戦時に活用できる。またスキルには、HPが50%以下になったとき味方全体の防御力をアップし、リロードを早くさせる「防御指揮」があるため、クラン戦でも活躍してくれそうな機体だ。
ドムトローペン 砂漠仕様はCRランクの機体で「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」に登場。「SDGO」ではドムトローペンという機体は既に登場しているが、今回の砂漠仕様はそのバリエーションとなる。ドムトローペンは武器2がマシンガンだったが、弾体を発射するラテーケンバズに変更され、火力が強化された機体になった。
カテゴリーはパー機体で、武器2のラテーケンバズは遠~中距離での破壊力が高い。武器3のシュツルムファウストも有効射程距離が長めだ。機動力も高く、Cランク機体ながら戦場を駆け回りヒットアンドアウェイを心がけることでかなりの活躍ができそうな機体だ。
シグーディープアームズは両肩のエネルギー砲がメインの武器。必殺技は使い勝手がいい | ||
両手の爪が強力なズゴッグE。武器3のアイアンネイルは攻撃範囲が広く、敵に追われたときなども反撃に使えそうだ | ||
ドムトローペン 砂漠仕様はヒットアンドアウェイが得意な機体。装弾数の少ない武器が多いが、敵との距離を考えて戦っていきたい |
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(2010年 7月 28日)