KONAMIと熱海市観光協会
「熱海ラブプラス+現象(まつり)」記念式典を開催
(上画像・左より)内田明理氏、榎本真司氏、森田金清氏、齊藤栄氏、岩本寛氏 |
株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)と熱海市観光協会は、静岡県熱海市にて、ニンテンドーDS用コミュニケーションソフト「ラブプラス+」を活用したキャンペーン「熱海ラブプラス現象(まつり)」を開催した。期間は7月10日~8月31日まで。今回は、本日開催されたキャンペーン初日の記念式典とプレスツアーの模様をお届けする。
「熱海ラブプラス現象(まつり)」は、KONAMIが6月24日に発売したコミュニケーションゲーム「ラブプラス+」の旅行先として登場する「熱海」を、彼女(DS+ゲームソフト)と一緒に巡るキャンペーン。熱海の観光スポットを訪問することで“カノジョ”と一緒にデート旅行を楽しめるとしている。記念式典には、プロデューサーの内田明理氏、執行役員 ゲームソフト事業統括の榎本真司氏、熱海市長の齊藤栄氏、熱海市観光協会 会長の森田金清氏、運営事務局長の岩本寛氏が出席した。
冒頭の挨拶で齊藤氏は「今日、多くの方がここにいらっしゃいますが、この熱海という土地は、昭和30年~40年代に、恐らくみなさんのご両親の世代の新婚旅行で一世を風靡した観光温泉地でございます。その後、平成に入って時代はだいぶ変わりました。このヨットハーバー、約20年間かけて人工海浜など海岸を整備してきております。また、お客様も、かつての新婚旅行から、最近はカップルや若い方、家族連れも増えてきているわけです。熱海はいつも新しいことに挑戦してきましたが、今回は初めて“ゲームの舞台”という新しい切り口でもって、みなさんの近くにいきたい、というふうに思っております。みなさんバーチャルの世界で熱海をご堪能できるわけですが、今日は熱海に(実際に)お越しいただきました。ぜひぜひ、バーチャルでは得られない本当の、リアルの熱海を感じていただきたいと思います。熱海には美味しい海産物、食事、そしてなんといっても、この気候と潮風。これはゲームの画面上では得られないことです。ゲームのなか、本当の熱海、両方を楽しんでいただくこと。また『ラブプラス+』が大ヒットすることを祈願いたします」とコメント。
プロデューサーの内田氏がマイクの前に立つと、会場周辺に詰め掛けた大勢の「彼氏」たちから「おとうさーん!」という熱い声援が多数投げかけられる。「え~、義理の父と書いて、おとうさん。ありがとうございます、KONAMIの内田でございます。熱海市、観光協会、商工会のみなさまのお力をいただきまして、ようやくこの日を迎えることができました。先日まで天気が悪いということだったんですが、どうでしょう、この天気。これはもう、ここに集っていただいている彼氏の皆様の情熱ということなんじゃないでしょうか?(盛大な拍手)。あのね、本当に随分ね、気合の入った彼氏さんもいらっしゃいますけど(会場笑)、色々なキャンペーンを考えております。みなさんご承知かもしれませんけれど、まず熱海のいたるところにスタンプラリーのスポット、ARマーカーで撮影できるスポットをご用意してますので、ぜひ……あ、もう集めてる方がいらっしゃいますね。ちょっと早いですか。じゃぁもう1周してみましょうか(会場笑)。ARアプリの配信がやや遅れているようで、本当に申し訳ございません。スポットにスタッフを配置してみなさまに写真をとっていただけるよう手配しておりますので、どうかご利用いただければと思います」と説明。
続けて「私からぜひご説明させていただきたいのは、この熱海は、先ほど市長様からご説明がありましたとおり“日本の新婚旅行のメッカ”である、と。日本のロマンチックプレースといえば熱海であるということを、ここにいらっしゃる『ラブプラス』の紳士の皆様がたに、日本全国に知らしめていただきたい! と。そのように思っております。ここにいらっしゃる皆様、また全国の彼氏の皆様、熱い夏を熱海で過ごしていただきたいと思います。一緒に盛り上げてまいりましょう」とコメント。愛娘の彼氏(ファン)や関係者から盛大な拍手が贈られた。
齊藤氏 | 岩本氏 | 榎本氏 | 内田氏 |
プレスや関係者のほか、大勢の彼氏たちが詰め掛けたオープニングセレモニー。テープカットの際には盛大な拍手が沸き起こった |
■ 「熱海ラブプラス+現象(まつり)」 ~スタンプラリー、熱海限定オリジナルおみやげ、AR記念撮影スポット~
ここからは、プレスツアーで巡回したスタンプラリーを中心に、ざっくりとではあるが「熱海ラブプラス+現象(まつり)」キャンペーンの概要について触れていきたいと思う。
本キャンペーンは「スタンプラリー」、「熱海限定オリジナルおみやげ」、「AR記念撮影スポット」といった3要素で構成される。「スタンプラリー」は、ゲームに登場する観光スポット6カ所に、観光地でおなじみのスタンプを設置。全スポットを巡回して完成を目指すというもの。スタンプシートはJR熱海駅前にある熱海駅観光案内所コンシェルジェで配布されている。スタンプシートはA3サイズでかなり大きいが、折り目にそってたためば8つ折になるのでコンパクトに収納できる。裏面は、キャンペーンの全スポットが記載された「パーフェクトガイドマップ」にもなっている。
「パーフェクトガイドマップ」には、スタンプラリースポットの最短ルートが記載されている。滞在時間が限られている彼氏たちは、この「パーフェクトガイドマップ」をもとに旅行ルートを整理したほうがいいだろう。
観光地といえばスタンプ。どれも可愛らしい絵柄ばかりで、コンプリートできたときの感慨は何物にもかえがたいはず |
「熱海限定オリジナルおみやげ」は、市内16店舗で「おまもり」、「クッキー」、「温泉饅頭」、「かまぼこ」、「缶バッジ」、「切符キーホルダー」、「手ぬぐい」、「入浴剤」といったオフィシャルタイアップ商品が販売されるというもの。協賛店舗にはポスターやノボリなどが掲げられており、後述する限定ARマーカーも設置されている。
「AR(拡張現実)記念撮影スポット」は、観光名所「お宮の松」を起点に、熱海湾沿いに市内西側に集中している。熱海の観光スポット13カ所(協賛店舗を含めると全29カ所)にARマーカーが設置されており、カノジョと思い出の写真が残せるといった趣向だ。なお、ARマーカーはiPhoneアプリケーション「ラブプラスiM」、「ラブプラスiR」、「ラブプラスiN」(各Ver.1.04以上)専用。なお、同社お知らせにあるとおり、7月10日現在配信されているアプリケーションのバージョンではAR記念撮影スポットが利用できない。現在は撮影可能なiPhoneを持ったKONAMIスタッフが各スポットに9時~18時まで待機。Ver.1.0.4が配信されるまでの間、ユーザーの写真撮影に対応するとしている。
建物に近づきすぎるとカノジョの上半身がフレームアウトしてしまうので、引いたポジションから撮るのがコツ |
齊藤市長をモデルに撮影。なんだか「ウルトラQ」に出てきそうな絵になってしまった…… |
こちらはミス熱海梅のおふたりを中心に撮影したもの。工夫次第で色々な絵が撮れそう |
【熱海城】 | ||
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熱海城のARマーカーは3つ。絶景が楽しめるパノラマ展望天守閣は、カノジョとステキな思い出が作れること間違いなし |
【あいじょう岬】 | ||
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恋人たちには絶対に欠かせないメインスポット。熱海城から秘宝館の横、あるいはロープウェイで直接展望台というルートも可 |
【お宮の松】 | ||
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終日撮影可能なAR記念撮影スポット。余談だが、ガイドさんによれば現在の松の木は2代目。初代は寿命で枯れてしまったという(豆知識) |
【ホテル大野屋】 | ||
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他と違い、ここではARマーカーがプリントされた「パネル」をフロントで借りられる。つまり、館内であれば自由に撮影ポジションが楽しめる。工夫次第で布団に横たわるような姿勢も……って、これが実に難しい |
フロントで借りられるパネルだが、実は宿泊者と非宿泊者で内容が異なる。非宿泊者は普段着だが、宿泊者はそれに加えて「浴衣姿」が撮影できるパネルなのだ! |
■ 近畿日本ツーリスト、1泊2日バスツアーを開催~
今回のプレスツアーは、東京駅から熱海まで3台のラッピングバスが使用された。このバスは、近畿日本ツーリスト株式会社が企画する「ラブプラス+現象(まつり)スタンプラリー& AR撮影会バスツアー in 熱海」で使用されるもの。料金は1泊2日で39,800円とそれなりだが、ツアー限定の録り下ろしカノジョボイスが車内で流されるなど、まさに“「ラブプラス+」尽くし”の企画。気になる人は、同社ホームページをチェックしていただきたい。
(C)2010 Konami Digital Entertainment
□KONAMIのホームページ
http://www.konami.jp/
□「ラブプラス+」のページ
http://www.konami.jp/products/loveplus_plus/
□熱海市観光協会公式ホームページ
http://www.ataminews.gr.jp/
□「熱海ラブプラス+現象!!(まつり)」のホームページ
http://www.konami.jp/loveplus_plus/atami/
□近畿日本ツーリストのホームページ
http://www.knt.co.jp/
□「ラブプラス+現象(まつり)スタンプラリー& AR撮影会バスツアー in 熱海」のホームページ
http://tabihatsu.jp/special/loveplus_plus/
(2010年 7月 12日)