KONAMI、DS「ラブプラス+」発売記念

ライブインタビューを開催!! 生で彼女たちが質問に答えた!!


6月24日 発売

価格:4,800円



登場シーンでちょこっと顔を覗かせ「あっ、間違えたっ」と引っ込んでしまった小早川凛子。大きなスクリーンに映し出された彼女たちは、本当にそこにいるかのようだった(いや、いたわけだが)
ラストのフォトセッション。スクリーンを取り囲んだカメラマンから「なにかポーズ取って欲しいけど……」とつぶやくと、彼女たちが手を振ったりポーズを決めたり!

 株式会社コナミデジタルエンタテインメント(KONAMI)は、ニンテンドーDS用コミュニケーションソフト「ラブプラス+」を6月24日に発売した。発売当日には、「ラブプラス+」に登場する高嶺愛花、姉ヶ崎寧々、小早川凛子がTwitterで寄せられた質問に答えていくというライブインタビューイベントが実施され、Ustreamで生中継が行なわれた。

 イベントでは、彼女たち3人が登場する前にスライドを使って今作の魅力を内田明理プロデューサー、石原明広ディレクター、キャラクターデザインを担当したミノ☆タロー氏が解説。まず「ラブプラス」については、内田プロデューサーが「(告白のあと、恋人とずっと暮らすことができるという)人類の夢が叶った。男の夢という点では人類の半分の夢が叶った」とコメント。

 昨年の発売から1年も経たずに「ラブプラス+」が発売されることについては、「彼女が出来て2人で初めての夏を迎える。輝かしい青春の1ページ、なんとしても夏に間に合わせたかった」と力強く言い切った。初めての一泊旅行についても、「男子というものはどうやって旅行に行こうと絶対に考えているはず!!」とし、始めから入れたかったようだ。

 実は今回彼女たちは若干髪型が変わっている。これについては「初めての旅行は、彼女たちにとっても“彼女力”をためされていることで、髪型を変えて(気合を入れて)挑んでいる。彼女たちにとっても青春の1ページで、期待している」と、プレーヤー側だけでなく、彼女の気持ちも盛り上がっているということを明かした。

 旅行の行き先がなぜ熱海なのかと言うことについては、「海と言えば熱海」とわりとベタな理由だったようだが、「昔は新婚旅行の行き先だったのでロマンチックな場所も多く、温泉地でもある。ザ・観光地といった場所で、観光地の代表として今回は描いた。実際に行って観光地の面白さを体感して欲しかった」と説明。

 さて、ここで遂に彼女たちの登場となったのだが、まず最初にイベント会場に設置された巨大スクリーンに、ちょこっと顔を出したのは凛子。「あ、間違った!」とつぶやくとすぐに引っ込んでしまった。ふざけて、また会場をのぞき込むようにしながら、遂に3人が登場した。こういった動作が実に自然で、登場時にはさすがに会場からもどよめきがあがっていた。

 返答も実に彼女たちらしく、寧々はお姉さんらしくおっとりと落ち着いて答え、一方、凛子はつっけんどんで、例えば「フォトシートのレアはどんなの?」との質問には「う~ん、難しいこと聞かれてもこまるっつーの!」と答え、司会のアメリカザリガニ・平井さんが「ゴメン」と誤ると「別に……」と切り返す。

 質問は多岐にわたっていたが、「自分が男性ならどの娘と付き合いたいと思うか?」の問いに寧々は「むつかしい。みんな1番!」と答えアメリカザリガニから「その答えが1番困る」と突っ込まれていた。愛花は「2人とも私よりずっと素敵で可愛い」と困ったような声で消え入りそうに返答。凛子は「そんな難しいこと聞かれてもまたこまるっつーの」と切り返した。これに対してアメリカザリガニ・平井さんが「恐い」を連発していると、柳原さんから「蹴られるぞ」とたしなめたところ、すかさず凛子から「あとで小キックね」との宣告が下り、会場からは笑いが巻き起こった。こういったまるで本当に彼女たちとしゃべっているかのような楽しいおしゃべりが続いていた。

 この他にも、流れで「好きなものでも聞いておきますか?」となったら、寧々は「のど飴です」、愛花は「おいも……いや、何でも美味しく頂きます」と返答。凛子は「ポテチ。うす塩味ならモアベター」と舌っ足らずに答えていた。

 ちなみに、ゲームに関係あるところでは、「熱海一泊旅行を家族にはどう説明したのか?」という気になる質問が寄せられた。これについて寧々は「友達と旅行をすると言いました。これ以上は聞いちゃダメです」と返答。愛花は「それはその……ごめんなさい。父にはウソをついてしまいました。それは、ちょっと、ごめんなさい」と泣きそうな声で言いよどんだ。最後に凛子は「それはその、なんて言うか、どうだったかな? 忘れちゃった」と誤魔化した。

 この後、彼女たちは熱海に旅行に行った時に泊ったホテル・大野屋の浴衣に着替えて再登場。フォトセッションなどが行なわれた。とにかく動きといい受け答えと言い、彼女たちの性格が反映されていて自然で、司会のアメリカザリガニとのやりとりも非常に楽しいものとなった。今回のライブインタビューシステムは株式会社ダイナモピクチャーズの協力により実現したのだという。今回は会場に20名のユーザーが招待されたが、参加したい人は本当に多いはず! 東京ゲームショウ会場など、またなにかの機会に実現して欲しい。


まずは彼女たち3人のイベントの様子。こちらは制服姿。夏服になっている記者陣の質問が終ったところで1度退場し、しばらくすると「着替えが完了しました」と言うことで、熱海にある老舗のホテル・大野屋の浴衣で再度登場髪型も結い上げてお風呂上がりなのかなぁって雰囲気だ
こちらはイベントの綺麗なグラフィックス。スクリーンに登場して挨拶して……というのが非常に自然にできている

内田明理プロデューサー。「どうしても初めての夏に間に合わせたかった」とコメント石原明広ディレクター。前作データの引き継ぎが可能なことについて説明キャラクターデザインを担当したミノ☆タロー氏。
司会はアメリカザリガニの柳原哲也さんと平井善之さん。常にテンション高めにツッコミを入れながら会場を笑いに包んだ冒頭、「Twitterからかなりの質問が寄せられていますよ」と平井さんからiPadを見せられたスタッフ陣

彼女たち3人の登場に先駆けてスライドを使って、「ラブプラス+」の魅力について説明が行なわれた。なんと言っても最も大きいのは熱海へのお泊まり旅行。内田プロデューサーは「初めての夏は、どうやって一泊旅行に行くか、男は誰もが考えている!!」と力強く言い切り、それだけにこのイベントを入れたかったのだという。また、熱海が舞台になると言うことから、各熱海観光スポットで一緒に写真が撮れる「AR+スタンプラリー」や、ホテル大野屋とのタイアップ企画などの説明も行なわれた。この他にも、iPhone/iPod Touch、携帯コンテンツとの連動、そしてすでに報道されているKONAMIのアンテナショップでのグッズの販売など様々な情報が矢継ぎ早に説明された

 「ラブプラス+」では、前作にはなかった一緒に旅行に行くといったイベントや、DSステーションでダウンロードできる「ご当地ラブプラス」、すれ違い通信などの新要素が加えられている。

 これまで2MB ROMだったが4MB ROMへと倍増となり、一大イベントの旅行だけでなく、「学校プール授業」といったイベントも、ユーザーから多数の要望があったということで大幅に増えている。リアルタイムの時間と連動している「ラブプラスモード」も同様で、彼女の1日がより詳細になり、仕草や会話パターンも大幅に増加。「対戦ぱずるだま」や「フィットネス」も収録されている。

 この他にも、呼んでくれる名前の数の増加、髪型や服装の種類もアップしている。とにかく全ての面においてパワーアップが図られており、これまで以上に彼女とのコミュニケーションを楽しむことができる。以下に掲載しているイラストやスクリーンショットにあるように髪型なども変わっており、制服も夏服へと衣替えとなっている。

高嶺愛花

姉ヶ崎寧々

小早川凛子


【スクリーンショット】
熱海旅行のイベントシーンのグラフィックス。初めての一泊旅行は思いっきり楽しみたいところ
寧々さんとドキドキのオヤスミシーンホテル大野屋の客室シーン。さぁ、どちらを選ぶのか!これまたドキドキのシーン……。これ以上はゲームで楽しみたい!!
愛花とのデートシーン病気の彼女をお見舞いするイベントも用意されているあんなにラブラブだったふたりなのに。今回は喧嘩するシーンも
彼女なんですから一緒に水着を買いに行くなんてイベントもデートシーン。ぐいぐい引っ張っていくのかどうかは彼女の性格によるかも知れないフィットネス。内田プロデューサーは「みなさんにより健康になってもらおうと思って……」とコメントしていた
今回新たに加わった要素の1つ、ご当地マスコット。草加せんべいや写真のようなしゃちほこまで様々なものが用意されている対戦ぱずるだま。KONAMIの歴代ヒロインが登場すると言うが、ラスボスはとにかく強いらしく「社員でも勝てる人は少ない」とか名刺デザイン

【プロモーションムービー】

(C)2010 Konami Digital Entertainment

(2010年 6月 25日)

[Reported by 船津稔]