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スクエニ、「FF XIV」βバージョン先行体験レポート
高機能なキャラメイクに、街で雇えるNPC「リテイナー」などβバージョンの最新情報をもりもり紹介


6月28日取材

スクウェア・エニックス本社


スクエニ社内で、2台のパソコンを使って体験プレイを行なった

 株式会社スクウェア・エニックスの新作MMORPG「ファイナルファンタジー XIV」のPC版βテストが近日に迫っている。E3会場から、βバージョン相当のプレイレポートをお伝えしたが、今回、スクウェア・エニックス本社で、さらにβバージョンに近いものを体験プレイすることができた。

 今回プレイできたのは、キャラクターメイキング、リムサ・ロミンサに到着する前後の序盤シーン、そしてパーティープレイとバトルレジメンなどの新しいバトル要素。また、βテストから導入される「リテイナー」も試すことができた。

 βテストでは、サーバーが安定し次第、24時間体制での運用が予定されており、人数も随時増やしていく予定。テストに参加するには、公式ホームページからテスターの登録して抽選に当選する必要がある。登録は現在も受け付け中で、抽選はその都度全待機者を対象に行なうということなので、今からの登録でも決して遅くはない。また、ベンチマークソフトも公開されているので、自分のパソコンのスペックで動くのかどうかは、そちらでテストしてみて欲しい。

 このレポートでは体験レポートで入手した最新情報をお届けするほか、新たに公開されたモンスター画像をいち早く紹介する。


一新されたユーザーインターフェイスや、新モンスターなど最新情報を盛りだくさんにお届けする




■ 「園芸師」、「裁縫師」、「木工師」、「革細工師」が選択可能に

4つのタイプは、キャラクターメイキングをすっとばしたい人用なので、カスタマイズをする際にはどれを土台にしても、そこから好きなように顔や肌の色などを変えることができる
カメラの画角や動き方は、メインメニューのコンフィグから調整できる

 キャラクターメイキングは、αバージョンから、ビジュアル的にもっとも大きな変更が入った。βバージョンからはすべての民族、部族のキャラクターが作成できるようになる。部族を選ぶと表示される4タイプのバリエーションは、キャラクター作成をするのが面倒な人向けのプリセットで、カスタマイズの土台となるものだ。

 髪型やフェイスパターンの種類は民族によって違いがあり、将来的に一部の髪型は選択した後さらにカスタマイズができるようになる。例えばツインテールの房の位置をいじったりもできるらしい。さらにヒューランの女性は、フェイスタイプごとにバストのサイズが変わる。大人っぽい顔になるほど、バストも豊満になるといった感じだ。また、同じミコッテでもサンシーカーとムーンキーパーでは肌の色が微妙に違ったりと、部族ごとの差がある。目のカスタマイズでは、ララフェルやミコッテなど一部の民族で両目の色が違うオッドアイを選べる。

 タトゥーや傷を設定する「特徴」は、各5つずつ設定できる個所があるが、正式サービス後はミコッテのしっぽの形や、エレゼンやララフェルでは耳の形を変えられるようになる予定だ。選択できる要素の中には、非常に微妙な差しかないものもあるが、組み合わせることででき上がった顔は意外と印象が違っている。バリエーション豊かなキャラクター作成は、「βが始まったら、まずは1日中キャラクター作成を楽しんで欲しい」と対応してくれたスクエニのスタッフが言う自信作だ。

 また、βバージョンからは、アイテムの消耗が入るので、それらに関わるクラス「木工師」、「裁縫師」、「革細工師」、「園芸師」が選択できるようになる。ちなみに、「ファイター」や「クラフター」といった職業の大項目は「ソサエティ」という名称になる。ファイターの一種である剣術士や斧術士が「クラス」となる。尚、キャラクター作成の最後に誕生日と「守護神」を決めるが、「守護神」は、ゲーム開始後でも変更が可能になる予定だそうだ。

 なお、民族や部族による能力差は「ほぼない」とのことなので、キャラクターは純粋に見た目のみで選ぶ形になるようだ。ステータスは、フィジカルボーナスを育てることでカスタマイズすることになる。


肌の色は民族によって異なっている。サンシーカーは健康的な肌色、ムーンシーカーは暗色の肌色が多い
ヒューランの女性のバストサイズは、フェイスパターンによって異なる。開発のこだわりの産物だ




■ 自分好みの「リテイナー」が出るまで何度でもリトライ

オープニングイベントのグラフィックスにも細かい修正が入ってクオリティが上がっている
アイテムの消耗が要素として入るため「園芸師」、「裁縫師」、「木工師」、「革細工師」が選択可能になる
画面中央上辺りにある「!」のアイコンが、その場所に何かがある合図だ

 序盤の船上で行なわれるオープニングイベントはライティングやシャドウが調整され、細かい部分がさらに作りこまれ、αとはかなり違った印象を受けた。また甲板で最初の戦闘を行なう際に、画面上に戦闘方法を説明するチュートリアルのウインドウが出るようになった。

 風景の描画は被写界深度シミュレーションが導入されて、写実的なリアリティが増した印象だ。ただ、被写界深度はマシンパワーを要求するので、スペックが低いパソコンでは切ることもできる。他にもカメラの画角や動き、チャットフィルターなど細かい設定ができるコンフィグがメインメニューに追加された。

 メインメニューは右側からでてくる縦長のサイドバーにまとめられた。このサイドバーは普段は隠れていて、ボタン操作で呼び出すようになっている。画面上にあるユーザーインタフェイスは、すべてマウスでドラッグして場所を移動する事ができるので、自分に合ったカスタマイズが可能だ。

 また、移動中に、例えばリムサ・ロミンサにあるエレベーターや各地のエーテライトなど、アクション可能なオブジェクトに近づくと、画面中央上辺りに「!」のついたアイコンが出る。これはそこでアクションが起こせるという合図だ。このアイコンが出ている時に、メインメニューを開くとリフトに載ったり、エーテライトを操作したりすることができる。「エーテライト」の機能も増えていて、「神符」というアイテムがもらえるようになっている。「神符」は一定時間ごとにもらえるポイントで、これをリーヴクエストの際に使用すると、経験値にボーナスがつく。

 最初に訪れる「溺れた海豚亭」では、βテストからの導入となる「リテイナー」を雇うことができる。「リテイナー」はユーザーの代わりにアイテムの管理や売買を自動で行なってくれる便利なNPC。最初の1体は無料で雇うことができ、将来的には複数体が雇えるようになるらしい。また、サービス開始時点ではアイテムの管理と、ログアウト中も含めた自動バザーができるが、将来はさらに別の使い方も考えているそうだ。「リテイナー」にはお金を預けることができるが、こちらも将来的にそのお金を使ってものを買ってもらったりと、さまざまな役回りができるよう検討中のようだ。

 「リテイナー」を雇うには、「溺れた海豚亭」にいる「ウルスリ」という女性NPCに口利きを頼む。希望する民族がある場合にはそれを選択し、ない場合はランダムの紹介になる。希望を伝えるとウルスリが「この人はどう?」と1人ずつ紹介してくれる。「リテイナー」は服装は基本的には似た感じだが、帽子をかぶっていたり、眼鏡をかけていたり、バンダナだったりと細かい部分に違いがあり、髪型や雰囲気もいろいろ。気に入らなければ、何度でも選び直すことができる。今回は使い勝手までは試せなかったが、ぱっと見では“バザー向けのフェロー”といった印象だ。

 雇う相手が決まったら、最後にそのキャラクターに愛称をつけて完了だ。雇った「リテイナー」は、各地の街中にある「呼び鈴」を押せばその場に現われてくれる。


「リテイナー」は見た目も部族もいろいろ。自分の好きなタイプが出てくるまで何度でも選択可能だ
愛称は1度決めると変更できない。リテイナーを呼び出す「呼び鈴」はリムサ・ロミンサでは、国際街商通りにあった




■ 逃げまくるすばしこい敵と追っかけっこバトル

1匹倒されると、いきなりもう1匹が逃げ出した。逃げ足はかなり速い
戦闘の最中に近くにいるモンスターをひっかけてしまうこともある。パーティーの連携が試される瞬間だ

 βバージョンから大きく変わるバトルシステムは、用意されていたランク40、フィジカルレベル40のキャラクターで試した。「FF XIV」のバトルは、アクティブモードにして武器を構えるのが基本だ。この状態で相手をターゲットして、画面下のアクションバーから攻撃を選ぶ。この時アクションゲージが貯まっていれば、即座に攻撃が発動する。アクションゲージは満タンの状態からスタートして、使用すると減っていく。ゲージは自動的に貯まっていくので、ある程度貯めてから連続で技を繰り出すこともできる。

 今回は剣術士と幻術士の2人パーティーで「浮月海の洞窟」にあるギルドリーヴに挑戦した。目的の敵は巨大ガニ「メガロクラブ」と、宙に浮かんだ「ウォーターエレメンタル」の2種類、どちらも2匹ペアで行動している。さっそく1匹目と戦って倒すと、残っていた方のモンスターがいきなり逃げ出した。すぐに武器をしまって追いかけたが、かなり逃げ足が早くて、相当奥まで追いかけることになった。洞窟内の敵はアクティブなので、もう少しランクが低いキャラクターで同じことになると、他の敵にもリンクされて苦戦するかもしれない。

 「バトルレジメン」は、「FF XI」の連携に似たバトルシステム。起点となるプレーヤーが「バトルレジメン」をセットして、パーティーメンバーが様々なアクションで参加することで、アクションの発動に特別な効果が追加されるというものだ。効果は組み合わせによって異なるが、現在はまだその詳細は発表されていない。

 発動させるには、「占有」状態のモンスターに対して、各プレーヤーがアクションを選んでバトルレジメンを実行する。すると、パーティー全員の画面にどのアクションで組まれたかが表示されるので、発動を入力すると、特殊なエフェクトがかかった状態でアクションを順番に発動する。

 上手く発動すれば敵に大ダメージを与えられるが、発動するまでは入力したまま待つことになるので、使うタイミングやプレーヤー同士の連携が非常に重要になるだろう。また、モンスターは通常攻撃以外に、前準備を伴う強力な特殊攻撃を繰り出してくる。今回はかなりのレベル差があって余裕なはずだったが、この特殊攻撃を食らってあっさり倒されてしまうこともあった。


バトルレジメン発動画面。発動すると、専用のエフェクトがつくのでわかりやすい




■ 新着モンスターの画像を紹介

 βバージョンでは、戦えるモンスターの種類がぐっと増加する。αで既に登場していたものも、技能が追加されていたりと、違った戦いが楽しめそうだ。モンスターのアルゴリズムにも修正が入っていて、以前は簡単に逃げ切れたような敵でも、よりしつこく追いかけてくるようになっている。αテストで既に登場済みのものも合わせて、今後登場することになるモンスターラインナップを紹介しよう。

「アプカル」
「グゥーブー」
「サラマンダー」
「スプリガン」
「ドレーク」
「ファンガー」
「ボム」
「メガロクラブ」




■ βテストバージョンではさらに進化。気になるテストのスケジュールは?

 画面の美しさは、αとは比べ物にならない。モンスターの毛並みの表現や、エーテライトの質感の表現など到るところがクオリティアップしている。ただ、これらのすべてを楽しむには、それなりにスペックの高いパソコンを用意しなければならないだろう。

 操作系については、武器を構える収めるという切り替えや、バトルレジメンの発動をスムーズに行なうためには多少慣れが必要だ。慣れる前と後では戦闘の印象はがらりと変わる可能性もあるので、数回しか試していない今の段階では、感想を書くのは難しい。ただ、武器の出し入れについてはもう少しレスポンスが良くてもいいのでは、と思えた。

 今回試したバージョンは、限りなくβに近づいているとはいえ、まだこれがβといえる確定バージョンではない。β開始までにはさらに細かいバージョンアップが繰り返されるため、実際のβバージョンの出来はぜひプレーヤー自身の目で確かめて欲しい。

 気になるβテストの開始日は、近日中ということなので、期待しつつ準備万端整えて待とう。


【スクリーンショット】
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※画面は開発中のものです。
※写真によってゲーム内解像度が異なります。


(C) 2010 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved.

(2010年 7月 1日)

[Reported by 石井聡]