マイクロソフト、ユーザー体験会「春のXbox 360 祭り」開催
最新11タイトルを出展、AKB48メンバーの「Alan Wake」体験会も


5月15日開催

会場:ベルサール秋葉原


 マイクロソフト株式会社は5月15日、東京・ベルサール秋葉原でXbox 360専用タイトルのユーザー体験会「春のXbox 360 祭り ~Xbox 360 でしか遊べない体験を~」を開催した。

左が司会を担当したマイクロソフトホーム&エンターテイメント事業本部Xboxマーケティング本部広報宣伝グループPRマネージャーの巽重夫氏、右が「Alan Wake」の魅力を語ったホーム&エンターテイメント事業本部Xboxマーケティング本部プラットフォームマーケティンググループプロダクトマーケティングマネージャーの村山功氏
賀集さんのプレイを見る米沢さん、大矢さん、小木曽さん、大堀さん。悲鳴を上げたり拍手したり、リアクションが楽しい。会場のノリも良く楽しいイベントだった

 このイベントでは発売予定タイトルを含めた11のタイトルの試遊台が出展された。出展タイトルの中にはイベント用の特別バージョンもあり、プレイ待ちの行列ができた。さらにAKB48のメンバーや俳優の賀集利樹さんといったスペシャルゲストも登場し、大きく盛り上がった。

 ステージイベントでは5月27日発売のアクション サイコスリラー「Alan Wake」の魅力が語られた。「Alan Wake」はスランプ中のベストセラー作家アラン・ウェイクが主人公のアクションゲームで、自分の小説家悪夢の世界に取り込まれたような冒険が描かれる。

 闇に囚われゾンビのようになった不気味な人間や、車やコンテナさえも吸い上げる竜巻など、様々な形態で現われる“闇の力”にフラッシュライトの光と銃で立ち向かい、行方不明になってしまった妻を捜す、というストーリーだ。ホラー色が強く、画面は常に闇に覆われており、闇に囚われた敵がゆっくりと主人公を追いつめる緊張感のある戦闘も魅力だ。

 イベントではスペシャルゲストとしてアイドルグループ AKB48の米沢瑠美さん、AKB48の姉妹グループのSKE48の大矢真那さん、小木曽汐莉さん、SDN48 の大堀恵さんが登場し、デモプレイを行ない、さらにゲーム好きとしても知られる俳優の賀集利樹さんもデモプレイでその腕前を披露した。

 米沢さん、大矢さん、小木曽さん、大堀さんは4人でデモプレイ。1番の恐がりは大堀さんでコントローラーを渡されるとコントローラーを身体から大きく離し腰を引いた恰好でプレイ、敵が出てくるとあわてて他の人にコントローラーを渡していた。小木曽さん、大堀さんは終始画面に怯えたような視線を送っていた。

 敵に襲われたときなどは全員で悲鳴を上げる場面も。米沢さんと大矢さんはプレイがうまく、襲いかかる闇の存在を苦戦しながらも倒していった。特に大矢さんはレッスン場に「Alan Wake」をスタッフが持って行ったとき、SKE48のメンバーの中でも最もゲームに興味を持ってプレイしていたためにこのイベントに抜擢されたという。

 4人に続き、「うまい人のデモプレイを」という紹介で登場した賀集利樹さん。自身もXbox 360ユーザーで、サッカーゲームやFPS、アクションゲームなどもプレイするという。「Alan Wake」も既にエピソード3まで進めているとのことで、最初に自分なりの操作にカスタマイズするというゲーマーぶりをかいま見せてからプレイ。最初のエピソードの難関である姿を消すボスを見事打ち破った。

 デモプレイの後のゲストへのインタビューでは賀集さんは「服のしわや、建物の中など細かいところまで作り込んでいる。ただ、ホラーゲームはちょっと苦手で、この作品をプレイしているとき電気を消すと怖いな、と感じたこともあります」とのことだ。米沢さん達AKB48メンバーは一緒にパーティーゲームなどを楽しむこともあるそうだ。「Alan Wake」の様な恐怖体験は? という質問には大堀さんが「霊感の強いメンバーがステージ(秋葉原の劇場)でレインコートを来た女の人の幽霊を見た」といったエピソードを語った。

 イベントには数百人の来場者が集まった。AKB48のコアなファンも多いようでアイドル達に声援を送っていた。もちろんゲームファンも多く、「Alan Wake」は来場者の心をつかんだようで、「リアルだ」、「面白そう」といった声も聞かれた。イベントの最後にはUSTREAMとtwitterを連動し「Alan Wake」のプレイを生中継するイベントを開催されることが発表された。1回目は本日5月15日、22時よりゲストは山口ひかりさんだ。詳細や今後の予定は「Alan Wake」公式ページを参照して欲しい。


【「Alan Wake」日本オリジナルPV】
会場で初公開されたプロモーションムービー。声優達のゲームへのコメントも収録されている
左から俳優の賀集利樹さんAKB48の米沢瑠美さん、SKE48の大矢真那さん
SKE48の小木曽汐莉さん、SDN48 の大堀恵さん。4人でのプレイの時、小木曽と大堀さんは悲鳴を上げ、とても怖がりながら画面を見ていた



■ 最新タイトルを発売に先がけてプレイ、「N3II」や「ロスト プラネット 2」が特に人気

 イベントでは今後発売予定、もしくは発売したばかりの最新の11タイトルを試遊することができた。「Halo: Reach」は現在テスト中のマルチプレーヤーβを体験することができた。出展タイトルは以下の通り。

【出展タイトル】
・「ケツイ ~絆地獄たち~ EXTRA」 / 発売元:5pb. / 発売中(4月22日)
・「スプリンターセル コンヴィクション」 / 発売元:ユービーアイソフト / 発売中(4月28日)
・「メトロ2033」 / 発売元:スパイク / 発売中(5月13日)
・「ロスト プラネット 2」 / 発売元:カプコン / 5月20日発売予定
・「旋光の輪舞DUO」 / 発売元:グレフ / 5月20日発売予定
・「トロピコ3」 / 発売元:ラッセル / 5月20日発売予定
・「デススマイルズII X」 / 発売元:ケイブ / 5月27日発売予定
・「ポップキャップ アーケード ~楽しさ、いっぱい。アクション&パズル 7パック~」 / 発売元:マイクロソフト / 6月3日発売予定
・「戦極姫2 ~葉隠の乙女、風雲に乗ず~」 / 発売元:システムソフト・アルファー / 6月24日発売予定
・「NINETY-NINE NIGHTS II」 / 発売元:KONAMI / 7月22日発売予定
・「Halo: Reach」 / 発売元:マイクロソフト / 2010年秋発売予定

 4台の試遊台で大きくアピールされていたのが、「Halo: Reach」、「メトロ2033」、「ロスト プラネット 2」、「NINETY-NINE NIGHTS II(N3II)」。この中でも最も人気を集めていたのが「N3II」だ。会場では、序盤のステージをプレイすることができた。本作は5人の使用キャラクターが明らかになっているが、このうちの両手に剣を持つグレンというキャラクターを使用できた。多数の敵を蹴散らしながら進むタイプのアクションだが、攻撃が派手で見応えがある。来場者が質問したのか、スタッフが力を入れてゲームを解説している姿が印象的だった。

 「ロスト プラネット 2」は協力プレイのミッションが体験できた。来場者4人で協力することができ、地上を走る巨大な戦艦のような乗り物に、ホバーバギーで乗り込み敵を蹴散らすというものだった。Xbox 360版の「ロスト プラネット 2」はゲストキャラクターとして「Gears of War 」シリーズから“ドム”と“マーカス”の2人が登場するということで、会場でも彼らを使うことができた。発売したばかりの「メトロ2033」もプレイ待ちの人が絶えない人気だった。

 かわいらしいキャラクターが活躍するシューティングゲーム「デススマイルズII X」と対戦も熱いシューティング「旋光の輪舞DUO」は共に2台の試遊台が設置され人気だった。「旋光の輪舞DUO」は対戦とシングルプレイの両方が体験できた。その他のタイトルも多くの人が列を作っており、30分以上の待ち時間となるタイトルがほとんどだった。多くの人にXbox 360の魅力をアピールできたイベントだと感じた。


左は4人協力プレイが楽しめた「ロスト プラネット 2」、「Gears of War 」シリーズのドムとマーカスもプレーヤーキャラクターとして使えた。中央は人気が高かった「NINETY-NINE NIGHTS II」序盤のステージだが、多数の敵を蹴散らす爽快感を味わえた。右は「Halo: Reach」、現在実施中のマルチプレイβテストに参戦できた
左は「デススマイルズII X」、3面の序盤までプレイできた。中央は発売したばかりの「メトロ2033」チュートリアルからゲーム序盤の世界観を感じられるシーンを体験。その他のタイトルにもプレイ待ちの列は絶えず、活気のあるイベントだった

【Alan Wake】
発売元:マイクロソフト / 5月27日発売予定
【ロスト プラネット 2】
発売元:カプコン / 5月20日発売予定
【NINETY-NINE NIGHTS II】
発売元:KONAMI / 7月22日発売予定
【旋光の輪舞DUO】
発売元:グレフ / 5月20日発売予定
【デススマイルズII X】
発売元:ケイブ / 5月27日発売予定
【トロピコ3】
発売元:ラッセル / 5月20日発売予定
【戦極姫2 ~葉隠の乙女、風雲に乗ず~】
発売元:システムソフト・アルファー / 6月24日発売予定

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(2010年 5月 15日)

[Reported by 勝田哲也]