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スクエニブランドの海外ゲーム「ジャストコーズ2」の美麗な世界を紹介
砂漠、ジャングル、高層ビル群。1,000km平米もの広大な箱庭世界を冒険し尽くせ!


2010年6月10日 発売予定売

価格:各7,980円

CEROレーティング:審査予定


「ジャストコーズ2」のメインビジュアル。手につけているのは、本作を象徴するアクションツール「グラップリングフック」を発射するための装置だ

 株式会社スクウェア・エニックスは、6月10日に発売を予定しているプレイステーション 3/Xbox 360用アクションゲーム「ジャストコーズ 2(JUSTCAUSE 2)」の最新情報を公開した。

 「ジャストコーズ2」は、「トゥームレイダース」などで知られる英Eidos Interactive傘下のAvalanche Studiosが開発した「Grand Theft Auto」タイプの箱庭アクションゲーム。2007年にEidosから発売された「JUSTCAUSE」の続編だが、2009年にEidosがスクウェア・エニックス・ホールディングスの子会社になったため、「ジャストコーズ2」はスクウェア・エニックスから発売されることになった。

 前作は、日本では海外での発売から時期が離れていたためあまり話題にならなかったものの、欧米では高い評価を集めたタイトルでもある。今作も、北米市場では、既に100万本の予約が入っている注目作となっている。

 日本語版のローカライズにあたっては、テキストの日本語化だけでなく、キャラクターボイスも日本語吹き替えされている。製品には日本語版と英語版のキャラクターボイスが収録されるので、好きな方の言語でプレイできる。また、国内版のみの特典として、北米と欧州ではDLCとして配信される追加コンテンツが最初から収録される。ゲームモードはシングルプレイのみで、複数人による協力プレイやマルチプレイには対応していない。

 今回、スクウェア・エニックス本社にて、現在開発中の「ジャストコーズ2」を見せてもらう機会を得た。本稿では、その情報を元に「ジャストコーズ2」の魅力を存分にお伝えしていきたい。


プレーヤーはエージェントとなって、独裁者が支配する島に混乱を巻き起こせ




■ 島のサイズは東京都の半分、緻密に作り込まれた広大な世界が舞台

主人公リコ・ロドリゲスは、革命や政権転覆を専門にするエージェント。ゲーム開始時には現役を引退していたが、再び戦場に降り立つことになる

 「ジャストコーズ2」はゲームの自由度の高さとグラフィックスの美しさが売りのアクションゲームだ。前作の「JUSTCAUSE」は日本では2007年にエレクトロニック・アーツから発売された。主人公は、「スコーピオン」というコードネームを持つベテランエージェント、リコ・ロドリゲス。前作では、とある小国の軍事クーデターを阻止するために潜入活動を行なったが、今作は新たな舞台で再び活躍することになる。

 主人公リコは、前作の活躍の後、第一線を退いている。だが行方不明になった元上官トム・シェルダンを探すために、島国「パナウ」に乗り込む。舞台となる島「パナウ」は国土面積は1,000km平米、東京都の約半分のサイズがある土地に、ほぼリアルスケールで自然環境や建物が造られている。島の景観は、近代的な高層ビル群や、南国のビーチ、ジャングル、砂漠、雪山と、まったく雰囲気の異なる複数のエリアによって構成されている。それらのエリアには時間と気候の概念があり、雨や雷、雪などその時々で環境が変わる。

 独自開発のゲームエンジンを使って描かれた「パナウ」の景観は圧巻だ。そんな広大なエリアがほぼリアルスケールで作られているうえ、ゾーニング処理が一切発生せず、全てのエリアはシームレスに行き来することができる。島内の視界に入る場所で、実際に行けない場所はばほ皆無というのだから、冒険好きはワクワクせずにはいられない。デモでは、遙か遠方に見えている山の頂上に、実際に移動してみせてもらった。山頂はメインストーリーには直接関係がなく、物語だけを進めていれば特に来ることもなさそうな場所だが(こことは別に一部山岳地帯に目的地が設定されているところはあった)、そう言った場所まできちんと作りこんであることに驚いた。


美しい「パナウ島」の景観。島内には、ジャングルや砂漠、雪山など変化に富んだ自然がある。しかもすべての場所に実際に行けてしまうのだからすごい




■ 敵は軍事政権の独裁者。豊富なサブミッションで島の勢力図が変化

リコとともに島に潜入する同僚エージェントのマリア・ケーン
「パナウ島」に降り立ったリコ、生き残れるかどうかはプレーヤーの腕次第!

 だがこの美しい島は決して楽園ではない。島は冷徹な独裁者ベイビー・パナイに支配されている。島の中には多数の軍事拠点が作られ、対立する反政府組織が各地でゲリラ活動を行なっている。一線を退いて久しいリコの元に、元上司で良き相談相手でもあったトム・シェルダンがこの島で消息を絶ったという連絡が入る。トムは組織の最高機密と数百万ドルの工作資金とともに、行方不明になっている。

 リコはトムを探してほしいという依頼を受けて、同じ組織に所属するエージェント、マリア・ケーンとともに島に侵入することになる。しかし、「パナウ」へ向かっていたヘリコプターが襲撃を受けて爆破される。リコたちは間一髪で脱出するが、捜索に必要なデータが入ったPDAがジャングルに落下してしまう。リコはそれを追って、パナウ島へと降下を始める。

 メインストーリーは「キーミッション」と呼ばれるストーリー形式のミッションで進む。前作では少なめだったカットシーンが、今作の「キーミッション」では豊富に用意されていて、ストーリーを盛り上げてくれる。また、前作同様に大量のサブミッションが用意されている。サブミッションは主に、独裁者に対抗している反政府ゲリラから受ける。内容は、食料の強奪をしてこいといった簡単なものから、軍事拠点を破壊しろといったものまで様々だ。


オープニングムービーのシーン。いきなりのピンチに「パラシュート」で脱出


 反政府ゲリラにはいくつかの派閥があり、どの勢力のミッションを受けるかで、島内の勢力バランスが変化していく。またミッションの中で、建物を破壊したり、軍の高官を暗殺したりといった行動をとって、「カオスポイント」を貯めることで新しいミッションがアンロックされる。

 ちなみにもっとも基本的な破壊活動となる“破壊”は、昨今のトレンドであるノンリニア破壊的な表現で、すべての建物が破壊できるわけではなく、破壊対象となる特定の施設のみ破壊が可能となっている。破壊できる場所にアイコンを重ねると、「ガスタンク」のように名前が出て、そこが破壊可能な場所だとわかる。施設ごとにどの程度破壊したかがパーセンテージで確認できるようになっており、100%破壊すると、その拠点は制圧完了となる。ただし「カオスポイント」が貯まるような行動を繰り返すと「ヒートゲージ」というゲージが上昇して、一定以上になると政府の追っ手が追いかけてくるようになる。「ヒートゲージ」は時間がたてばまた低下する。

 島の全体マップを見せてもらったが、拠点となる場所が無数にあった。その全てになにがしかのミッションが用意されているというのだから、コンプリートは容易ではなさそうだ。サブミッションには決まった順番はないので、いつでも好きなミッションを自由に受けることができる。解決方法も1つではない。例えば、軍事拠点を壊して欲しいというミッションの場合、自ら乗り込んで爆破装置で壊すこともできるし、戦闘機で上空から爆撃してもいい。その手段を考えるのも、本作の楽しみの1つだ。ストーリーの難易度は4段階で、途中で変更することも可能だ。また、ミッション以外にも、島内のあちこちにあるゲリラのお宝を探すコレクション要素もある。


ゲリラと一緒に戦ったり、上空から要人の車を狙ったりと、ミッションには様々なパターンがある。どうやってクリアするかは、アイデア次第だ




■ 乗り物は100種類以上。カギを握るのは「パラシュート」と「グラップリングフック」

 「JUSTCAUSE」シリーズと、他のFPSとの明確な違いは、「グラップリングフック」と「パラシュート」を使ったアクションだ。「グラップリングフック」はリコが左手につけている装置から発射するワイヤーだ。このワイヤーは発射した後、引き戻したり、切り離して使用したりと色々な使い方がある。「JUSTCAUSE 2」ではさらに、オブジェとオブジェをつなぐロープとしても使えるようになった。

 担当者が見せてくれたアクションの中には、街中にある高層ツインタワーを、左右のビルに「グラップリングフック」を引っかけながら登っていく様子や、スタックした車を引っ張るために、ワイヤーを車とトラクターに引っかけてトラクターで車を牽引している様子などを見ることができた。またカーチェイスの最中、襲って来る敵の車を地面に縫い付けたり、走って来た車にワイヤーでよじ登ってカージャックといったアクションもあった。ムービーにあるようなヘリコプターに飛び移ってハイジャックをするというシチュエーションも、チュートリアルのミッションで登場する。「グラップリングフック」を上手く使いこなせるかどうかが、アクションの要となる。

 もう1つのアイテム「パラシュート」も、汎用性が高い便利なツールだ。ボタン1つでいつでも開くことができる「パラシュート」は、高さを生かしたプレイが楽しい本作の、まさに命綱。飛行機やビルから飛び降りたり、車の屋根からパラシュートを使って浮かび上がったりと、3Dの空間を使った縦横無尽なアクションを生み出す。こちらも数や回数に制限はないので、出し惜しみせずにどんどん使いたい。


高い場所へ上ったり相手を攻撃したりと、何かと便利な「グラップリングフック」
簡単に開くことができる「パラシュート」は、飛行手段としても重宝するアイテムだ

 島内の移動は基本的に乗り物や徒歩で行なう。使える乗り物は、車やバイクはもちろん、飛行機やヘリ、グライダー、ジェット機、旅客機など100種類以上ある。そこらを走っているバイクや車を奪い取ってもいいし、人が運転している車の屋根に乗って移動することもできる。

 また施設の破壊や要人誘拐など無秩序をもたらす行動を起こすと、前述の「カオスポイント」とともにお金も貯めることができるが、そのお金を使って「ブラックマーケット」から乗り物を買える。「ブラックマーケット」は敵の拠点ではない場所ならどこででも呼び出すことができ、店で買ったものは即時にその場へ届けてくれる。品ぞろえは実に豪華で、お金さえあればジャンボジェットも買えてしまうのだ。


陸・海・空を多彩な乗り物で移動できる。乗り物は「ブラックマーケット」から購入可能だ。




■ PS3版にはYouTubeに投稿できる「動画撮影/編集機能」を搭載

PS3版では自分だけの攻略法を動画に収めて、YouTubeから世界に配信できる

 試しにサブミッションを1つ見せてもらった。反政府ゲリラから受けることができるミッションで、目的は要人の誘拐だ。早速ブラックマーケットから購入した飛行機で上昇して、要人の車めがけて降下。途中でパラシュートを開いて要人の乗っている車の屋根に降りようとするが失敗してしまう。仕方なく通りかかったバイクを強奪して追いかける。山道はつづら折りになっているので、山中を直進して追いかければ追いつける。だが、途中でバイクが転倒したり、木にぶつかったりしている合間にまんまと逃げられてしまった。

 今回は失敗してしまったが、同じミッションでも人によって手段も道具も過程も違うため、誰もが違う冒険を味わえる。そうなると気になるのが、他人はどうやってクリアしたのかという方法だが、日本語PS3版には動画を撮影、編集してYouTubeにアップロードできる機能が付く。これで人のプレイを参考にすれば、困難なミッションもきっと達成できるだろう。

 箱庭好きにはたまらない本作。のんびり島の中を探検するもよし、破壊の限りを尽くすもよし、もちろん本筋を堪能するもよしだ。広大な世界で、自分だけの物語を綴ろう。


(C) 2010 Square Enix Ltd. All rights reserved.
Published by SQUARE ENIX CO.,LTD. Developed by Avalanche Studios.

(2010年 3月 4日)

[Reported by 石井聡]