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バンダイナムコHD、「バンダイナムコグループ・リスタートプラン」を発表

ゲーム事業と映像音楽事業を統合。ライブ事業にも参入


2月2日 発表



 株式会社バンダイナムコホールディングスは、バンダイナムコグループの再編を含めた「バンダイナムコグループ・リスタートプラン」を発表した。

 バンダイナムコホールディングスは、2005年9月に株式会社バンダイと株式会社ナムコが経営統合し、設立された持株会社。その後、2006年3月にバンダイとナムコが統合され、バンダイナムコゲームスが誕生し、さらに2009年4月にはバンダイネットワークスもバンダイナムコゲームスに統合されている。

 今回発表された「リスタートプラン」は、厳しい経済環境とグループの収益力低下を受けて実施されるプラン。「世界で存在感のあるエンターテインメント企業グループ」を目指すため、“スピードあるグループへの変革”、“収益力向上と財務体質の強化”を目的に、4月より着手するとしている。

・ゲームコンテンツ事業と映像音楽コンテンツ事業を統合

 4月より、ゲームコンテンツ事業と映像音楽コンテンツ事業が「コンテンツ事業」として1つに統合される。

 コンテンツ事業では、従来のコンテンツ出口を軸とする縦割組織から、コンテンツに軸足を置いた横軸で機能する組織体制となる。具体的には、コンテンツの創出と価値最大化戦略を推進する「プロデュース集団」と、各プラットフォームに向けコンテンツを提供する「パブリッシャー機能」の2つの組織に分類。これら2つを会社の枠に捕らわれないバーチャル組織として、運営・管理が行なわれる。

 なお、コンテンツの全体戦略に関しては、各社の主要メンバーが参加し、協議・意志決定を行なうバーチャル統括組織「コンテンツカンファレンス」が担当する。

・家庭用ゲームソフトにおけるクオリティ向上

 2009年4月より導入された日米2拠点のワールドワイドスタジオでの開発クオリティを向上するため、日本におけるクオリティコントロールを強化するほか、ポートフォリオマップによるタイトル編成機能、資源配分コントロールを推進することで、環境変化とユーザー嗜好の多様化にスピーディーに対応するという。

 また、家庭用ゲームソフト開発においても、プロデュース集団とパブリッシャー機能に組織が再編され、コンテンツ事業の全体戦略のもと、コンテンツの創出・展開が図られる。

・ライブエンターテインメント事業への参入

 グループのコンテンツ価値の最大化を目的に、パブリッシャー機能における新たな出口の1つとして、新会社「株式会社バンダイナムコライヴ(仮称)」を4月1日付で設立。グループの製品・サービス発のコンテンツに関連する映像や音楽のライブ、イベントなどの事業を担当する。

・アミューズメント施設事業

 グループの強みを活かすことができるアミューズメント施設に特化した展開に軸足を置き、周辺事業からの撤退を検討・推進。また、店舗ごとの採算性を厳しく精査し、来期に国内約10店舗を閉鎖するとしている。このほか、コンテンツ事業との連携を強化し、人材交流の推進、共同プロジェクトなどにより、業務用ゲーム機およびアミューズメント施設における顧客ニーズへのスピーディーな対応を図るという。

・人員体制の見直し

 各事業における最適な人員体制に向けた見直しの一環として、まずバンダイナムコゲームスにおいて、200人の希望退職者の募集を実施。さらにその他の会社でも順次行ない、2010年度末までにグループ全体の社員数(約7,000人)の約10%に相当する約630人の減少が見込まれている。これにより、来期の連結人件費は約35億円減少する見込みという。


(2010年 2月 2日)

[Reported by 滝沢修]



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