セガ、PS3/Xbox 360「BAYONETTA(ベヨネッタ)」
大魔獣「ファンタズマラネア」と「ウィズイン」を紹介


10月29日 発売

価格:7,980円

CEROレーティング:D(17歳以上対象)


ベヨネッタ

 株式会社セガは、プレイステーション 3/Xbox 360用クライマックス・アクション「BAYONETTA(ベヨネッタ)」を10月29日に発売する。価格は7,980円。CEROレーティングはD(17歳以上対象)。

 「BAYONETTA」の魅力をお伝えする特集記事も今回で第5回目となる。発売を明日に控えた今回は、ベヨネッタの行く手を拒む天使たちの情報を中心に、ベヨネッタの武器などの情報を併せて紹介していく。「BAYONETTA」の世界では、天使は敵として描かれている。登場する天使たちは、個性的な姿形をしており、なかには機械のような体を持つものも出現するようだ。また、群れをなして襲ってくるタイプの天使もいれば、巨大な体を持つ天使なども登場するという。


【大魔獣召喚】

 大魔獣召喚は、古代呪文の詠唱と魔力を大量に消費することで発動可能となるベヨネッタの必殺技のようなもの。大魔獣を召喚することにより、敵に大ダメージを与えることができるが、1歩間違えば召喚された大魔獣が術者に襲い掛かってくることもあるという、リスクの高い技でもある。今回紹介する大魔獣は、「ファンタズマラネア」と呼ばれるマグマの海にする悪魔。全てのものを喰らい尽くす大魔獣「ゴモラ」とは違った、攻撃スタイルを持っているようだ。

■ Phantasmaraneae(ファンタズマラネア)

 地獄の地中の奥深くにある、マグマの海に棲む悪魔。

 ほとんど地表には姿を現わさず、魔界でも滅多にその姿が見られる事がないため、この名前(亡霊の蜘蛛)が付いた。


【敵キャラクター紹介】

■ DEAR & DECORATIONS(ディア&デコレイションズ)

 霊的な力が低く、物質世界、つまり人間界でも比較的目撃例の多い天使。

 威厳に満ちた顔を持つディアが、赤子の顔のデコレイションズを無数に伴って現われる。気まぐれに矢を放つ姿から、キューピッドと混同されることも多いが、その矢で信者の心を打って夢中にさせる様は、さながら愛の女神のようでもある。




■ IRENIC(アイレニック)

 もしも人がこの天使を見たならば、きっとその姿を車と重ね合わせるに違いない。しかし言うまでもない事だが、この天使は有史以前の遥か昔より存在している。

 アイレニックは、天の意思をあまねく天界に伝令する役目を担うとされ、箱型の体に4つの車輪を付け、猛スピードで走る姿で表されることが多い。その速度は風よりも速く、人間界の数千倍ともいわれる広大な天界を、僅か1日で走り抜ける。

 この天使が人間の前に姿を現わすようになったのは18世紀の中頃、ちょうど産業革命に湧き始めた時代のことであり、人類初の蒸気機関で走る自動車が現われた頃と符合する。




■ JOY(ジョイ)

 天使のヒエラルキーの最上位に君臨する「熾天使」の1人。

 このクラスの天使は、物質的な概念を越えた霊的な存在である。彼らがとる姿も川の流れのように不定形で、一時的なものでしかない。時に人間の女性形に似た姿を見せる熾天使ジョイは、姿を変えるどころか、その身を分離させて複数の意識を持つことすら自在だという。





【武器紹介】

■ Durga(ドゥルガー)

 千本の腕を持つと言われる悪魔「ドゥルガー」を封じ込めた魔導器。先端のポータルより、炎と雷の2種類の腕を呼び出し、自在に操ることができる。





■ SAPIENTIA(サピエンチア)

 実体として描かれる「思慮、叡智(サピエンチア)」の意思は、大海原を泳ぐ海獣のような姿で表わされることが多い。人々が生命の源たる“母なる海”に、思慮、叡智のイメージを重ねたためであろう。

 サピエンチアが人界に及ぼす影響は、津波や潮の満ち引きなどに例えられる。大いなる海の営みこそ、天の意思の働きに他ならないという雄大な考えは、サピエンチアが「四元徳(カーディナル バーチュズ)」の中で、慈愛に満ちた天の意思を代表するものであることを表わしている。奴隷として生まれた救世主が、民を率いて支配階級から逃れようとしたとき、海を裂いてその逃亡の手助けをしたのがこのサピエンチアだという言い伝えもある。




【アクセサリー紹介】

■ 魔界交信器

 悪名高き悪魔の愚連隊「リトルデビルズ」を呼び出すのに用いる、魔界との交信装置。使用者はこの魔導器を使って彼らと短期契約を結び、攻撃に使役することができる。





■ セレーネの光

 古代エジプトの魔女クレオパトラが所有した古の魔導器。使用者が攻撃を受けると、魔力と引き換えにウィッチタイムを発動させる。魔導術の指導者として長けたクレオパトラが、ウィッチタイムを上手く扱えない修行者のために作り上げたといわれる。





■ 悪因悪果の数珠

 倭国の女王 卑弥呼に仕えた魔女悪狐(あっこ)が用いた魔導器。使用者が身に迫る危険を回避した時、攻撃者に対して応報の魔法攻撃を行なってくれる。攻撃の面では高い効果を発揮するが、使用者の精神力を激しく消耗させるため、その力はウィッチタイムの発動と引き換えになる。






【ウィズイン】

 「ウィズイン」とは、体内に眠る進化の記録を実現化した魔道術のこと。本作では、ベヨネッタの体中にある進化の記憶として存在している“獣”に変身することができる変身術として扱われている。今回紹介する変身術は、「bat」、「clow」、「beast」の3種類。

【バットウィズイン】
バットウィズインは、たくさんの小さな蝙蝠に変身することができる。敵からの攻撃によるダメージを無効化することができる術だ
【クロウウィズイン】
クロウウィズインは、巨大な烏に変身することができる。空を飛ぶ敵に対して攻撃をしやすくなったり、上空から地上の敵に羽根を飛ばして攻撃することができる
【ビーストウィズイン】
ビーストウィズインは、パンサーのような獣に変身することができる。スピードを活かした戦い方ができそうな変身だ




【スクリーンショット】


(C)SEGA

(2009年 10月 28日)

[Reported by 志賀康紀]