「ウルトラマンフェスティバル」前夜祭とウルトラプロジェクト発表会を開催
バンダイナムコ、DS「怪獣バスターズ」をお披露目


7月23日 開催

【「ウルトラマンフェスティバル2009」】

7月24日~8月31日 開催

10時~17時30分(最終入場17時まで)

会場:池袋・サンシャインシティ 文化会館4F 展示ホールB

入場料:中学生以上 1,800円、子供 1,200円(2歳以下無料)

【DS「怪獣バスターズ」】

2009年冬:発売予定

価格:未定



ウルトラマンシリーズが一堂に会する展示のほか、「翔べ! 僕らのキングジョー」など、ライブステージも楽しめる

 株式会社TBSテレビが主催する「ウルトラマンフェスティバル2009」が今年も7月24日~8月31日の日程で開催される。7月23日、「ウルトラマンフェスティバル前夜祭・ウルトラプロジェクト発表会」として、会場となる池袋・サンシャインシティ 文化会館4F 展示ホールBにて、マスコミ関係者らを集めたお披露目が行なわれた。

 この前夜祭イベントにおいて、株式会社バンダイナムコゲームスが開発中のニンテンドーDS用タイトル「怪獣バスターズ」がお披露目されたほか、12月12日より全国ロードショー予定の新作映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」の出演キャスト、そして坂本浩一監督らによる最新情報などが公開された。


今年のテーマは「夢のロボット怪獣 研究所」。ウルトラマンシリーズに登場してきたロボット怪獣の展示が充実していた
DS「怪獣バスターズ」の試遊台は3台設置されるというデータカードダス「大怪獣バトルNEO」第7弾の先行体験も可能会場限定のソフビを始め、物販エリアも充実の品揃え

(C)円谷プロ (C)2005 2006円谷プロ・CBC (C)2008 円谷プロ・UGプロジェクト


■ 3人でのワイヤレス協力プレイが可能! 人類が怪獣を倒す「怪獣バスターズ」

 すでにティザーサイトでも公開されているが、DS「怪獣バスターズ」は、3人までのワイヤレスマルチプレイに対応した、「人類対怪獣」を描いた怪獣討伐アクションゲーム。「人間だけの力で巨大な怪獣に立ち向かう」という、従来の「ウルトラ」怪獣ゲームとは一線を画するコンセプトで、プレーヤーの知恵と経験が必要となる遊びごたえのあるゲーム性を目指しているという。プレーヤーは、宇宙ステーションに所属する怪獣討伐部隊“怪獣バスターズ”の一員となり、巨大なウルトラ怪獣討伐のミッションに挑む。武器となるのは、研究所で開発された武器、そして科学アイテム。これを駆使して人間だけの力で巨大な怪獣と戦うことになるわけだ。

 ゲームの基本的な流れとしては、ミッションを受諾し、怪獣を討伐、報酬として得られた素材や情報を元に、研究所で新たな武器や防具、アイテムを開発し、それを持って新たなミッションへと進んでいく。研究所には地球人だけでなく、ペガッサ星人やガッツ星人、メトロン星人やピット星人といった宇宙人たちも協力。彼らの科学力も反映され、多彩な開発が行なえる。

 ミッションは300種類以上、武器および防具はそれぞれ500種類以上という。環境や地形が異なる7つの惑星を舞台に、ゴモラやレッドキングなど、おなじみのウルトラ怪獣が40種類以上登場。ミッションの中には怪獣討伐以外のものもある。武器はハンマーや銃、剣など全9カテゴリに分かれており、攻撃可能な範囲や効果が異なる。武器と防具は全てがビジュアライズされており、装備を変更すると見た目にも変化する。


ステージは7つの惑星。星によってさまざまなシチュエーションが用意されている武器や防具、アイテムの開発にはあの宇宙人たちが協力してくれるらしいステージで体験版を実際にプレイして紹介した

3人までのワイヤレスプレイに対応。ゴモラ、レッドキング、ガンQなどウルトラ怪獣に立ち向かう協力プレイが楽しそうなアクションゲームとなっている

【プロモーションムービー】

佐竹氏(左)とマシンガンズのお2人でステージが進行した

 前夜祭のMCは、お笑いコンビの「マシンガンズ(滝沢秀一さん、西堀 亮さん)」のお2人。「マシンガンズは子供に受けない」ネタから「MAXめんどくせぇ!」のフレーズをつかみで使いつつ、司会をスタート。「怪獣バスターズ」のお披露目では、バンダイナムコゲームスの佐竹氏によってゲームの基本的な解説が行なわれた後、「ウルフェス」会場に設置されているものと同じ体験版となる「特別任務」バージョンを実機でプレイすることに。滝沢さんは実況を、西堀さんはプレイを担当し、「ウルトラマン」関連クイズで優勝した親子とともに3人で出動。

 特別任務は「レッドキングをとうばつせよ!」というミッションで、舞台は緑の惑星(地球ではないそうだ)。「穏やかな気候で、強力な敵は出てこない」という佐竹氏の弁だったが、そのとおり、道中、敵に遭遇する暇もなくボスのレッドキングに出会う。プレーヤーはハンマーと剣、そして銃という組み合わせのチームでプレイ。ハンマーと剣で接近戦を行ない、銃で離れたところから射撃するというスタイルとなった。

 レッドキングは、足を攻撃して一定以上のダメージを受けると、体が赤くなり、その場で転ぶ。そこを狙って集中攻撃していけば勝てるということだったが、ハンマーの西堀さんたちは、怒ったレッドキングの突撃や、岩石投げなどを食らって体力を消耗。途中から佐竹氏にバトンタッチすると、佐竹氏は回復アイテムを使いつつ、レッドキングの足元を攻める。解説も忘れるほど必死に攻撃する佐竹氏のおかげか、何度も転ばせている間にダメージが蓄積されたからか、赤くなって転倒している時間が長くなり、ついにレッドキングの討伐に成功した。


「特別任務」バージョンはレッドキングを倒すミッションが遊べる。時々暴れるレッドキングの攻撃をかわしつつ、足元を攻撃。転倒したら一気にダメージを奪っていきたい

(C)円谷プロ (C)2009 NBGI


■ 元祖怪獣使いと現役怪獣使いの共演「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」

ZAPクルーとモロボシ・ダン、坂本監督が挨拶に登場した

 12月12日に公開予定のワーナー・ブラザース映画の配給による映画「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」。先日クランクアップを迎え、現在は編集とCG合成に全力投球という坂本浩一監督、そして、元祖怪獣使いとして、ウィンダム、アギラ、ミクラスとともに、ウルトラセブン=モロボシ・ダン役の森次晃嗣さん、レイ役の南 翔太さん、そしてZAPクルーの、ヒュウガ(ボス)役の小西博之さん、ハルナ(副長)役の上良早紀さん、クマノ役の俊藤光利さん、オキ役の八戸 亮さんがゲストとして登場した。

 キャストからもおわかりいただけるように、データカードダス「大怪獣バトル ウルトラモンスターズ」からスタートし、3年前に放映された「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル」、「ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル NEVER ENDING ODYSSEY」と、BSおよびテレビ放映向けに制作されてきたタイトルが、劇場用映画として昇華されることとなった。

 元祖怪獣使いであるウルトラセブンは、この映画で初めてカプセル怪獣3体との共演を果たすことになるほか、「NEVER ENDING ODYSSEY」に続いて、レイと共演。レイが操るゴモラとウルトラ兄弟が共闘するのも初めてのことだ。

【ストーリー】
「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」ポスターウルトラマンベリアル

 「ウルトラの故郷・M78星雲 “光の国”、壊滅のカウントダウンがはじまる!」

 地球から遠く離れた“M78星雲・光の国”に緊急事態発生!

 数万年の間、ウルトラマンキングの手で宇宙の牢獄に閉じ込められていた巨悪が脱獄した! その名は“ウルトラマン ベリアル”。はるか昔、ウルトラの一族でありながら、暗黒の力にとらわれて反乱を起こした、宇宙の破壊者だ。

 100体の怪獣を操ることができる“ギガ・バトルナイザー”を武器に、破壊の限りをつくすウルトラマンベリアル。次々と倒れゆくウルトラ戦士たち。

 “光の国”は闇に包まれ、全宇宙に危機が迫る!

 満身創痍のウルトラマンメビウスは、怪獣ゴモラを従えた「怪獣使い」レイとともに、光の国奪還のため立ち上がるが……

 果たして、最強最悪の敵・ウルトラマンベリアルを倒すことができるのか!

 ウルトラマンベリアルは、8月上旬から稼動予定のデータカードダス「大怪獣バトル ウルトラモンスターズNEO 第7弾」にも登場する。「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説」の前売り券に特典として限定で「ウルトラマンベリアル」カードが付属する。「ウルトラマンフェスティバル2009」の会場内でも、この「第7弾」の先行体験が可能だ。


前売り券を購入すると、2大特典として、「ウルトラマンベリアル」カード(左)と「特製タオルハンカチ」(右)がもらえる

(C)2009 「大怪獣バトルウルトラ銀河伝説」製作委員会

(2009年 7月 23日)

[Reported by 佐伯憲司]