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カプコン、Wii「モンスターハンター3(トライ)」先行体験会を開催
「スラッシュアックス」の使用感覚を試す参加者続出。試遊レポートも掲載


7月4日、5日 開催

会場:東京「ラフォーレミュージアム六本木」


 株式会社カプコンは、8月1日発売予定のWii用ハンティングアクション「モンスターハンター3(トライ)」(MH3)の一般ユーザー向け先行体験会を、東京の「ラフォーレミュージアム六本木」にて7月4日に開催した。

前日(7月3日)の完成披露会に続き、先行体験会にも顔を出した辻本氏

 先行体験会は、「モンスターハンター」シリーズの公式携帯ファンクラブ「モンハン部」の部員のみが参加可能な完全招待制の体験会。事前に参加者を募集し、抽選によって選ばれた人を招待する形で実施された。

 当日は、32名ずつ入場する参加者を1時間ごとに入れ替えながら体験会が進行。体験会では、前日(7月3日)に実施された完成披露会で公開された最新プロモーションムービーの上映と「MH3」の体験プレイが行なわれた。

 体験プレイでは、参加者が2組に分けられ、オフラインでの2人協力プレイとオンラインでの4人協力プレイを25分交代で遊べるようになっていた。25分以内にクエスト失敗となっても、残り時間に余裕があれば再度プレイできていた。

 会場には、プロデューサーの辻本良三氏が来場。体験プレイのルールなどを説明するオリエンテーションでステージに上がり、「限られた時間ですが、思う存分楽しんでください」と、一言だけコメントを残して去っていくというチョイ役を毎回こなしていた。参加者にできる限り長く遊んで欲しいという気持ちがヒシヒシと伝わってくる1シーンだった。

オリエンテーションでは、体験会のルールのほか、会場内に出展されている展示物や物販コーナーなどの紹介もあった 会場で上映されたPVの1コマ。前日(7月3日)に撮影できなかった、最後のロゴのあとに少しだけ姿を見せる新(?)モンスターはコイツだ!! 口を大きく開けているため、わかりづらいのが残念…… 体験プレイ終了後、会場内に設置されていた展示物「ラギアクルス」、「ラギアクルス装備」などを、ほとんどの参加者が携帯電話で撮影していた



■ 豪快&テクニカル! 変形しながらの連続攻撃と属性開放突きがたまらないスラッシュアックス!

試遊台は2種類。写真は「Wii本体セット(クロ)」、そして「クラシックコントローラPRO(クロ)」が同梱される「モンスターハンター3(トライ)スペシャルパック」を使った台で、2人協力プレイができた
こちらはWiiリモコンとヌンチャクで操作するオンライン4人協力プレイの試遊台
今回の試遊で初めて触ることができた「スラッシュアックス」。変形をコンセプトにした新機軸の武器だ

 試遊台は、Wiiリモコンとヌンチャクでプレイするオンライン4人プレイと、クラシックコントローラPRO(クラコンPRO)でプレイする2人協力プレイ(画面上下分割)の2種類が用意されていた。オンライン4人プレイでは、フィールドで狩猟するクエストとしてクルペッコ、ボルボロス、ラギアクルスに、2人協力プレイでは闘技場でドスジャギィ、クルペッコ、ボルボロスに挑めるようになっていた。

 筆者は、オンライン4人プレイのときにはラギアクルスに、2人協力プレイではボルボロスに挑んだ。選択した武器はどちらもスラッシュアックスだ。なんといっても今作で初登場の武器であり、今回のプレイで初めて触ることができる武器だ。注目度はダントツだろう。

 スラッシュアックスの醍醐味はなんといっても“変形”にある。収刀時はハンターの背中にコンパクトに収まっているが、抜刀すると刃がスライドして大きく拡がる。さらに、斧モードと剣モードをヌンチャクならZボタン、クラコンPROならRボタンで変形させることができる。1つの武器に2つのモードがあるという新機軸の武器になっている。

 もちろん、それぞれのモードでモーションは異なるし、攻撃の属性にも違いがある。モンスターに合わせて適材適所にモードを使い分けることになりそうだ。

 今回プレイして感じた最大の魅力は、この変形によるモードを、攻撃中に次々と切り替えることができるところ。斧モードでガシガシと叩きつけるように1発、2発と攻撃を当てたあとにタイミングよく変形させれば、そこから剣モードで、3発、4発と流れるように攻撃できる。さらにそこから再度斧モードに変形させて連続攻撃を続けることもできた。

 例えるなら、斧モードのときはハンマーのような振り回して叩きつけるような魅力があり、剣モードのときは大剣に近い魅力がある、というところだ。それをうまく変形させて繋ぎ、連続して攻撃を浴びせるところは独特の魅力で溢れている。

 巨大なスラッシュアックスはハンターの手で振るわれる最中に、流れるように姿を変えていく。ガシャガシャと変形し、ズバズバ、ドカドカとモンスターに攻撃を浴びせていく。豪快さに加え、ギミック好きにとってもたまらない魅力があるというわけだ。

 また、スラッシュアックスはとてもテクニカルでもある。なぜなら、攻撃中に変形させるタイミングが重要になっていたからだ。1振り、2振り、3振りのうち、おそらく2振りあたりでタイミングよく変形させるのがいいようで、タイミングを外してしまうと変形することなく攻撃が出て動きが止まってしまう。攻撃が終わった後の硬直時間は少し長めで、隙が大きく感じた。

 次々と変形させながら攻撃を繰り出すつもりで、「いけえええっ!」というセリフでも言いたくなるようなテンションだったのに、変形に失敗してしまうとハンターの動きはゆっくりと止まっていき、チャンスを逃したという寂しさだけが残る。運が悪いと、その後のモンスターの強力な攻撃を受ける危険にも晒されてしまうというわけだ。とはいえ、うまく扱えれば他にはない重量級武器でのラッシュができるわけで、ハンターの腕前が大きく左右する。そのあたりがなんともテクニカルだ。

完成披露会のプレゼンテーションより、スラッシュアックスの変形模様だ。斧モードから瞬時に剣モードへと変形する。そしてまた斧モードへと切り替わる。4枚目の写真では、スラッシュアックスのパーツがグワッと飛び出ているのが分かるが、実際は瞬時に行なわれているので肉眼だとここまでハッキリとは見えない。ギミック好きにとってたまらない武器だ

 スラッシュアックスのもう1つの大きな魅力は「属性開放突き」だ。属性開放突きは剣モードから発動できる特殊な攻撃で、発動すると動きを止めてスラッシュアックスを前方斜め上に突き上げる。その後、スラッシュアックスが激しく振動をはじめパワーが溜まり、最後に爆発を起こす。ハンター自身も属性開放突きの衝撃で後ずさりするほどで、見た目の派手さやかっこよさ抜群の大ダメージを与えられる攻撃になっている。

 属性開放突きの操作は、クラコンPROなら+ボタン、Wiiリモコンとヌンチャクなら-ボタンで発動。その後パワーを貯めるためにボタンを連打する。動きに合わせて連打するとパワーが溜まるというのは原始的かもしれないが、ゲームの根本的な魅力の1つだと思う。わかりやすくテンションが高まる。最後にドカーンと派手な爆発が決まったときの快感には連打で高まったテンションも加わっている。

 属性開放突きは通常の攻撃モーションから繋げることも可能で、斧モード、剣モード、斧モード、剣モードと切り替えながらの連続攻撃を当て、最後の締めに属性開放突きというコンボができる。

こちらも完成披露会のプレゼンテーションより、「属性開放突き」だ。黒煙を吹き出しながらスラッシュアックスを突きだし、そこから上へ掲げる。振動と共にスラッシュアックスのパワーが高まっていって、最後に爆発を起こす

 うまく攻撃を浴びせると、ガシャガシャという変形音にテンションを徐々に上げられ、最後にドーンと爆発して気持ちよさを最高潮にしてくれる。自分の操作がうまくいった嬉しさに、モンスターに大ダメージを与えた快感。これまでのシリーズに登場した武器とはひと味もふた味も違う魅力を備えている。

 筆者はスラッシュアックスの新しい魅力にすっかりやられてしまった。この武器をうまく華麗に、そして豪快に使いこなしたい!という気持ちが今回のプレイで沸き上がった。そのモチベーションだけで、「モンハン3」を購入する理由としては十分すぎる。そう思えたほどだ。



■ 迫力満点の突進を見せるボルボロス、戦うフィールドによって対応がガラリと変わるラギアクルス

新フィールド「砂原」に生息するボルボロスを狩る!巨大な頭部と発達した後ろ足を駆使した突進が重量感満点だ
こちらは2人協力プレイ(上下分割画面)で、闘技場にてボルボロス討伐に挑んでいるところ
ラギアクルスは放電が厄介な敵だ。水中だと俊敏な回避が難しいので、攻撃の構えが見えてから迫って来るまでの恐怖が地上よりも長く感じられる

 新モンスターである獣竜種「ボルボロス」は、フィールド「砂原」を根城にする巨大な獣竜だ。飛竜のような翼はないが、その代わり飛竜とは比べ物にならないほど発達した脚力を持つ。この自慢の脚力と非常に硬い頭部を活かした突進攻撃を得意とする。ボルボロスの詳細についてはこちらの記事をご参照頂きたい。

 今回筆者は闘技場にてボルボロスに挑んだのだが、これまでのモンスターにはない、重量感による迫力が印象的なモンスターだと感じた。外観からもわかるとおり、巨大な頭部は岩のようにゴツゴツとしていて、その岩が裂けたような大きな口から牙が覗いている。前足を持ち上げ、大きく強靱そう後ろ足でノシノシと動き回る。全体が大きな岩のような凝縮感と重量感が感じられる。

 尻尾を振り乱したり、こちらに食いついたりといった攻撃があるが、1番印象に残るのはなんといっても突進攻撃だ。頭部を前方に突きだした状態で猛烈な突進をかけてくる。通常の動きはそれほどではないが、この突進のスピードはなかなかのもの。なにより、大地を揺るがしながら迫ってくる様子は重量感が凄まじいのだ。身の危険を感じるほどの迫力に満ちていた。

 一方、海竜「ラギアクルス」とは、水中でしかも武器は初めて扱うスラッシュアックスという初めてづくしの体験となった。筆者はラギアクルスに挑んだのも今回が初めてだった。水中は地上と違って左右だけでなく上下にも視点を巡らせる必要があり、加えてハンターは泳ぎながら行動することになるので、地上とは感覚がまるで違う。即座に敵の攻撃に反応するというのは地上同様に大事なことだが、モンスターがどう動くか展開を予測するというところは地上以上に大事になりそうだ。

 ラギアクルスは、長い尻尾や巨大な体を利用した攻撃はもちろんとして、放電が厄介なモンスターだ。体から電撃を放電したり、口から電撃の塊を放出したりする。それが見えていても、こちらは不慣れな水の中なのでうまく避けきれないときもある。モンスターの攻撃が見えている恐怖というものを感じた。

 それでもなんとか他のハンターと協力してがんばっていると、ラギアクルスが移動していき、なんと地上に上がった。モンスターが移動するところは数多くみてきたが、移動してくれてこんなに嬉しいことはない。感覚が慣れている地上で意気揚々と攻撃を浴びせていく。すると、ほどなくしてラギアクルスの尻尾を切断することができた!このときは正直、夢中で攻撃していたので定かでないが、おそらくスラッシュアックスの剣モードがうまくヒットしたのではないかと思われる。当然だが、シリーズの醍醐味である部位破壊も健在というわけだ。


■ 「モンハン」という本質が新しい魅力で輝く!圧倒的な魅力を感じさせた“3”

 これまでにない迫力を肌で感じさせてくれた「ボルボロス」。水中という新しいフィールドの存在と、そこにひそむ海竜「ラギアクルス」。モンスターの移動など、展開によって一喜一憂するというこれまでにない面白さ。そして、スラッシュアックス。本質の面白さはモンハンシリーズそのものだが、そこには新しい魅力が満ちあふれていた。それを実感できたプレイとなった。

(C)CAPCOM CO., LTD. 2009 ALL RIGHTS RESERVED.

(2009年7月4日)

[Reported by 山村智美 ]



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