クリエイティヴ・コア株式会社は、ニンテンドーDS用本格推理アドベンチャー「金田一少年の事件簿 悪魔の殺人航海」を、9月17日に発売する。価格は5,040円。

　DS「金田一少年の事件簿 悪魔の殺人航海」は、週刊少年マガジンで連載中の「金田一少年の事件簿」が原作の本格推理アドベンチャー。シナリオは全5章からなる長編作品で、原作者と週刊少年マガジン編集部監修によるオリジナルストーリーが展開する。また、主人公の金田一はじめと七瀬美雪はテレビアニメと同じキャストによるかけあいの演出が楽しめる。

各章のクライマックスでは原作おなじみの名ゼリフ演出が見られる

　物語は金田一はじめと七瀬美雪が、給仕として乗り込んだ豪華客船ルナ号の中で、事件に遭遇するところから始まる。プレーヤーは、主人公・金田一はじめとして、船内を巡って乗客から証言を集めていく。その途中では、怪しい場所をタッチペンでタッチしたり、多彩な捜査方法を駆使して、犯人像を浮かび上がらせる。

　そして章ごとに用意された謎をすべて解き明かすことで、物語は次の章へと進行する。各章のクライマックスでは、それまでの推理の過程に応じて「推理ランク」として判定結果が導き出される。また、原作おなじみの名ゼリフ演出も「推理ランク」に応じて変化する。

【スクリーンショット】
奇妙な形で発見された死体。ここから調査を開始することになる		船内を自由に移動して事件に関する情報を集める
乗客や船員たちに聞き込みし、人間関係や事件当時の行動など、1つ1つの証言が重要な手がかりとなる
船内で入手した証拠品はさらに詳しく調べることもできる。指紋を採取したり、集めたパーツを組み合わせるなど、ミニゲームのような感覚で楽しめる

　さらに本編中では、「推理クイズ100」と「剣持警部と将棋」といったおまけコンテンツも登場。「推理クイズ」は客船内や客室、調査中の現場などでさまざまな問題が発見できる。問題総数は100問あり、その場で解くことも、後でまとめてクリアすることもできる。

　「剣持警部と将棋」は、将棋好きの剣持警部と客船内のプレイルームで遊べる将棋ゲーム。本編中だけではなく、タイトル画面から選択してプレイすることもできる。対戦レベルは3段階。中断セーブ機能も用意されている。

このような推理クイズが全100問収録されている		「剣持警部と将棋」では、将棋をして遊ぶことができる

【登場キャラクター】
金田一はじめ 高校生探偵 （CV：松野太紀）	七瀬美雪 はじめの幼なじみ （CV：中川亜紀子）	金田一フミ はじめのいとこ
明智健悟 警視庁敏腕警視	剣持勇 警視庁の鬼警部	錨 剛造 ルナ号船長
ファンネル 二等航海士	湊 洋子 ルナ号厨房チーフ	赤城 広海 ルナ号メイド
ノット システムエンジニア	ジュリアス・グリーン グリーン家当主	アシュレイ・オハラ グリーン家執事
ロミ・ロッシニ ジュリアスの婚約者	スカーレット・ロッシニ ロミの母親	ゼーランド春奈 商船会社令嬢
万乗目 準 医師	ンバギ 貿易商