カプコン、PSP「Fate/unlimited codes PORTABLE」キュアメイドカフェでのコラボ企画を紹介 -GAME Watch

カプコン、PSP「Fate/unlimited codes PORTABLE」

キュアメイドカフェでのコラボ企画を紹介

6月12日～21日開催

会場：秋葉原・CURE MAID CAFE

【PSP「Fate/unlimited codes PORTABLE」】
6月18日発売

価格：5,240円

CURE MAID CAFEとのコラボ企画「フェイト/アンリミテッドコードカフェ」

　株式会社カプコンは、PSP用対戦格闘「Fate/unlimited codes PORTABLE」と、秋葉原のメイド喫茶「CURE MAID CAFE（キュアメイドカフェ）」のコラボレーション企画「フェイト/アンリミテッドコードカフェ」を、6月12日から18日まで開催する。

　「フェイト/アンリミテッドコードカフェ」は、メイド喫茶「CURE MAID CAFE」が「Fate/unlimited codes PORTABLE」に染まる期間限定企画。昨年12月のプレイステーション 2版発売に合わせて、同様のコラボ企画「フェイトカフェ@キュアメイドカフェ」を実施しているが、今回はそれをさらにパワーアップさせた内容となっている。

　このコラボ企画開始に先駆け、開店直前にプレス向けにメニューや店内の様子などが公開されたので、その模様をお伝えする。また、本作の土屋プロデューサーからもコメントをいただいたので、あわせてお読みいただきたい。

【店内の様子】

入口のボードから「フェイト」一色	入ってすぐのところにはデモ画面やパッケージ、フィギュアなどが飾られている	レジ横では「フェイト」グッズを販売。1番上にあるのが先行発売されるグラスなど

その上には2種類のオリジナルTシャツ	店内の壁には同作のさまざまなポスターやイラストなどが飾られている

■ 限定メニューはフード3種類とドリンク9種類

　今回の限定メニューのうち、フードメニューは「言峰神父の激辛麻婆丼・絶」、「アンリマユパスタ」、「アーチャーの投影プレート」の3品、デザートメニューは「セイバーリリィケーキ」と「白いコーヒーアイス（キャラメルかけ）」の2品。前回も「激辛マーボー丼」があったが、今回の「言峰神父の激辛麻婆丼・絶」は、辛さがよりパワーアップしたものになっているという。

　ドリンクメニューは、前回と同じく各クラスの名前が付いた7種類に、「セイバー・リリィ」と「セイバーオルタ」の計9種類。価格は全て450円。また、各ドリンクには「オリジナルグラス付き」（1,200円）で注文すると、「セイバー・リリィ」が描かれたオリジナルグラスに入れて提供され、会計時に新品のオリジナルグラスをお持ち帰りできる。

【限定ドリンクメニュー】


「言峰神父の激辛麻婆丼・絶」前回の「激辛マーボー丼」をさらに辛くした麻婆丼	「アンリマユパスタ」世界の聖杯のどろをイメージしたまっくろなカレーパスタ	「アーチャーの投影プレート」螺旋状のポテトフライと2本の短刀（干将・莫耶）をイメージしたエビフライに、真っ赤なイタリアンソース

デザートの「白いコーヒーアイス」と「セイバーリリィケーキ」。ケーキの上の絵柄は2種類ありランダムで提供される	ドリンクは左上から、バーサーカー、キャスター、ライダー、ランサー、アサシン、アーチャー、セイバー、セイバー・リリィ、セイバーオルタ。左下はオリジナルグラス	期間中、オリジナルメニューをオーダーするともらえるコースター

■ 土屋プロデューサーがゲームの見所を紹介

スタンプラリーの賞品のスティックポスターを広げた土屋プロデューサー

　「フェイト/アンリミテッドコードカフェ」の開店直前に、土屋プロデューサーが自ら本作の見所、遊びどころを語ってくれた。

――PSPに移植した理由は？

土屋氏：　この「Fate/unlimited codes」という作品は、アーケード版の対戦格闘ゲームとしてスタートし、PS2版、そして6月18日発売のPSP版と続けているわけですが、非常にコアな格闘ゲームファンから、原作ファンのライトゲーマーまで楽しめるようなボリューム感で提供させていただきました。PSP版は格闘ゲームという原点に立ち返って、友達と膝をつき合わせながら、対戦して勝ったり負けたりしながら上達していくという格闘ゲームの本質の部分をもう1度はっきり伝えていきたいということで、人との対戦プレイに1番適した調整をして、PSPというハードに落とし込みました。

――PSP版の開発で苦労した点は？

土屋氏：　（PSP版）は、AC版やPS2版とはゲームの基本部分は変えずに、もともとの魅力をきっちりPSP版でも楽しんでいただこうというコンセプトで開発しました。これを再現するために、ハードの違いからくる差異を極力押さえ込み、必殺技などを出す感覚をできるだけ変えずに携帯ゲーム機に落とし込むところに苦労しました。

　操作性が非常に変わってしまう部分について悩んだりもしましたが、思い切ってシンプルな操作系を導入することで、格闘ゲーム初心者でもきっちり練習してマスターできるように。また、きっちり練習するためのモードも充実させていますので、1人プレイから始めて、友達と対戦するところまで行ける内容になっています。

――AC版とPS2版のプレーヤーへのポイントは？

土屋氏：　AC版やPS2版から基本的には大きくは変えてないのですが、遊んでいただいたファンにより楽しんでいただけるように、PSP版では追加のコスチュームを用意しました。全てのキャラクターにではありませんが、人気のキャラクターに人気の“あのコスチューム”をというものをスタッフとともに悩みながら用意しましたので、新鮮な気分でプレイしていただけるのではないかと（思います）。

　また、対戦ゲームとしてのバランスという部分にもすごく手を入れていまして、より遊びやすくするためにバランスを調整し、新しいシステムを導入して、これまでとはまた違った戦略で対戦プレイが楽しめるようにしています。

――PSP版からの新規ユーザーへのポイント

土屋氏：　昨今の格闘ゲームはひたすら難しいという印象が強くなっているような気がします。そんな中で自分たちも考え、その解答の1つとして、“操作が難しい”という印象を薄めて、対戦格闘ゲームの“対戦”という本質的な部分……そこに到達するまでの敷居を下げる努力をしてまいりました。それによって、今まで格闘ゲームを敬遠していた人や、「昔は遊んでいたけど最近のは難しいので」という人にも再挑戦していただいたり、また「フェイト」っていうコンテンツの魅力から入ってきた人にも格闘ゲームの楽しさというのを気付いていただけるような配慮をしています。