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ガンホー、「グランディア オンライン」プレスカンファレンスを開催
2キャラを同時に操り、連携が重要な新バトルシステム! ストーリー性の高さや世界観にも注目!

5月20日開催

会場:秋葉原UDXシアター



 ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社は5月20日、秋葉原UDXシアターにて「グランディア オンライン」のプレスカンファレンスを開催した。

 「グランディア オンライン」は2004年に東京ゲームショウで「Codename:GO」という形でヴェールを脱ぎ、2005年に正式タイトルを発表、しかしその後も具体的な姿を現わすこともなく姿を消していたタイトルである。ここ数年は「グランディアゼロ」と改題したり、ファンドに26億で権利を売却するなど、ゲーム以外の部分で話題を集めていたが、今回の発表会では、改めてガンホーとゲームアーツによる共同開発、ガンホーによる運営体制が発表され、基本的なゲームシステムやサービススケジュールが明らかになった。

 サービススケジュールとしては、本日よりID登録が可能になり、6月上旬から中旬頃にテクニカルテスト、7月頃にクローズドβテストを開始、2009年夏にオープンβテストを開始する。同じく2009年夏には基本プレイ無料のアイテム課金による正式サービスを予定している。

 「グランディア オンライン」は、ゲームアーツのRPG「グランディア」シリーズでも特に人気の高い1作目「グランディア」の世界を舞台にした作品で、発表直後から注目を集めてきたタイトルである。会場にはプレスの他、ガンホーゲームズ募集により招待された60人のユーザーも参加した。特別ゲストとして本作の音楽を担当する岩垂徳行氏、声優の井上喜久子さん、伊瀬茉莉也さんが登場した。



■ 冒険をテーマに、オリジナルストーリーを展開。戦略性のあるシステムや、パートナーとの繋がりも注目

ガンホー代表取締役社長兼ゲームアーツ代表取締役社長の森下一喜氏。今回はゲームアーツのロゴの付いたシャツで登壇した
「グランディア オンライン」の各要素を紹介するガンホー開発事業部の岩田容賢氏
今回はタイトルのみだった「グランディア オンライン ウェブ(仮称)」。WEBブラウザで遊べるFlashベースのシミュレーションRPGだという

 発表会では最初にガンホー代表取締役社長であり、ゲームアーツ代表取締役社長の森下一喜氏が登壇した。森下氏はまず1985年からゲームを開発し続けているゲームアーツの作品を紹介するビデオを流した後、現在のゲームアーツが関わるプロジェクトを紹介した。

 現在ゲームアーツはUbisoftの委託を受け、「ミュータントニンジャタートルズ」が活躍するアクションゲーム「TURTLES SMASH-UP」を制作している。自社開発としては、またPSP向けに「LUNAR」を2009年秋、Wii用に「影の少年 光の妖精(仮称)」を開発しているという。

 「『グランディア オンライン』は初代『グランディア』の魂を受け継ぐタイトルです。本作は、ガンホー、ゲームアーツが世界に向けて挑戦していくタイトルです。僕自身『グランディア』のファンです。ぜひ『グランディア オンライン』で初代をプレイした時のように、心をときめかしていただきたいと思います。ファンの方に支えていただき、長く世代が変わっても楽しんでいただけるようにがんばって開発し、サービスしていきたいと思います」と森下氏は語った。

 初代「グランディア」はセガサターン版として1997年に発売された。少年ジャスティンが冒険を求め海の向こうに広がる新大陸へ出発し、仲間と共に誰も越えたことのないという「世界の果て」と呼ばれる巨大な壁を越えていく。古代文明が明らかになる壮大な展開、人々の生活感が伝わってくる世界観、少年の成長を描いたストーリーなど様々な点で評価された。プレイステーション版も発売され、現在、プレイステーションネットワークのゲームアーカイブスでも配信されている。

 「グランディア オンライン」のゲームの内容を紹介したのはガンホー開発事業部の岩田容賢氏。「グランディア オンライン」はガンホーとゲームアーツが協同開発を行ない、現在は社内でのαテストが行なわれている。開発は難航し、“紆余曲折”があって、岩田氏をはじめとした現在のスタッフが担当することになったという。その際に改めて、初代「グランディア」をリスペクトした形で「グランディア オンライン」を開発していくことが確認されたという。

 「グランディア オンライン」の世界では、現在は滅んでしまった“古代エンジュール文明”、光る翼を背に持っていたという“光翼人”、そして不思議な力をもたらす“精霊石”といった重要な要素を「グランディア」から受け継ぎ、オリジナルのストーリーを展開する。舞台や登場キャラクターは違うが、背景となる世界が同じになるという。

 MMORPGでありながらストーリー要素を強め、アップデートにより、テレビアニメのように第2話、第3話という形で、冒険をテーマにキャラクターや世界のこれからに関わるような大きなストーリーが展開する。現在発表されているストーリーでは、プレーヤーキャラクターはパートナーと共に村人が石化するという謎の現象を免れたただ2人だけの生き残りだという。彼らは「リエーテ」と名乗る人物に助けられ、村を救い、謎を解き明かすため冒険に旅出すことになる。

 プレーヤーキャラクターとしては、我々と似たような姿をしている「人間族」、子供のように小さくかわいらしい「コルタ族」、そして成人すると非常に大きくなる「ラルガ族」の3種族から選択できる。ラルガ族は大人になるととても大きくなってしまうため、冒険に出るのは若い頃だけだという。種族による能力の違いはないが、装備品などでは制限や専用の者が登場する予定だ。

 本作の大きな特徴が常にパートナーがいるところだろう。プレーヤーは自分のキャラクターとNPCのパートナーのペアで行動しており、ソロプレイでもパーティープレイのように戦うことができる。戦闘は、「アルティメット アクション バトルシステム」という「グランディア」を受け継ぐ戦略性の高い戦闘システムになっている。

 戦闘が開始するとキャラクターの力に合わせた上昇していくIPゲージによりコンボポイントを貯めることができ、これを使うと強力なコンボスキルが使える。このコンボポイントはパーティーで共有が可能で、集めたポイントを一気に使うことでパーティーでの連携スキルも発動できる。

 ボス戦では、ボスにもIPゲージが用意され、プレーヤーらパーティーはボスのゲージが貯まるのをいかにキャンセルさせるかが戦いの鍵となる。敵の連携スキルは強力でいかにつぶし、そして自分たちのコンボスキルを上昇させるか、コンシューマゲームのRPGの様な駆け引きが楽しめる。また、ボスには部位があり、右手と左手を倒さなくては本体である頭を攻撃できない、といった要素も入れられる。

 戦闘時終了時には一定確率で「光の柱」が出現し、ここは別世界「ガイアの鼓動」の入り口になっている。ここはインスタンスフィールドになっており、より強力なモンスターや、レアアイテムをドロップするモンスターなどがいる。光の柱は他のプレーヤーも入ることができるので周囲の仲間が飛び込んで即席のパーティーを組む、というのも面白い。インスタンスフィールドはクエストなどにも用意されるとのことで、どう活用されるかが注目したい。

 加えて、武器を強化する特性を持つ精霊石の合成要素が紹介された。「グランディア オンライン」では武器や防具の性能には精霊石の要素が大きく、どう組み合わせていくかが大きな要素になっていくという。この他、発表会ではブラウザでプレイできる「グランディア オンライン ウェブ(仮称)」というコンテンツもスタートする事が発表された。現在ゲーム画面など詳細は未定だが、ゲーム内でのポイントなどが稼げるフラッシュベースのシミュレーションRPGになるという。こちらも今後の情報が楽しみだ。


世界観、NPCなど、濃密に初代「グランディア」のエッセンスを受け継ぎつつ、オリジナルストーリーを展開する
プレーヤーキャラクターと戦闘システム。戦略性のある敵との駆け引きの楽しめる戦いを体験できそうだ
ボス戦闘や、カスタマイズを可能とする精霊石、異世界へと繋がる「光の柱」など、オリジナルシステムも盛り込まれる


■ オープンβは夏に開始。リエーテの導きや、岩垂氏の音楽など、ファンにうれしい要素も

初代「グランディア」に引き続きリエーテを演じる井上喜久子さん
伊瀬茉莉也さんは元気でかわいくてたくましいコルタ族の男性を演じる
サービススケジュール。まずは人間とコルタ族がプレーヤーキャラクターとして選べる

 「グランディア オンライン」のサービススケジュールと今後のマーケティングプランを説明したのはガンホーマーケティング本部第一マーケティング部の辻本宜範氏。「グランディア オンライン」は本日より公式ページにて無料ID登録開始、6月上旬〜中旬にテクニカルテストを行なう。このテクニカルテストは5,000人のユーザーを募集し、ログインテストから各コンテンツのテストまで、数日にわたって行なわれる。

 7月からはクローズドβテストを開始。夏にはオープンβテスト、次いで正式サービスを開始する予定だ。正式サービスは基本プレイ無料のアイテム課金で、アバターアイテム、一定時間キャラクターを強くするブーストアイテムや能力アイテム、ゲームプレイを補助する便利アイテムといったラインナップを考えている。

 今後のアップデートとしては2009年の秋に3種族の内最後の1つの「ラルガ族」をプレイ可能にし、秋から冬にかけてストーリーやマップを追加するアップデート、そして2010年の春にも大型アップデートを予定している。季節イベントやキャンペーンなども行なわれる予定だという。

 今回の発表会ではスペシャルゲストも登場した。最初に登場したのは岩垂徳行氏。岩垂氏は「グランディア」シリーズの音楽を手がけている。岩垂氏は「冒険者が村から出て、すぐのフィールドで聞ける『草原の曲が好き』で、1枚の絵やスタッフとの話から色々な曲を書きました」と語った。今後もアップデートなどで追加される楽曲も岩垂氏が担当する予定だという。

 続いて登場したのは声優の井上喜久子さん、伊瀬茉莉也さん。井上さんは「グランディア」では古代の文明の記憶を受け継ぐ少女リエーテの声を担当した。今作でも同じリエーテを担当する。井上さんは「リエーテは神秘的で謎を秘めた女性なのですが、実は天然ボケのところもあり親しみも湧いてきて『リエーテがいて良かった!』と思っていただけるようなみなさんをサポートするキャラクターです」と語った。

 伊瀬さんは子供のように見えるコルタ族の男性の声を担当する。「イラストだととてもかわいいんですが、実は16才で男らしいところもあるんです。たくましい男の子、というイメージで演じさせていただきました」とコメントした。発表会では井上さんと、伊瀬さんにハニワの姿をしたモンスターに名前を付けることになり「ちくわちゃん」、「タケノコ」、「山田さん」、「幸子」、「ハニワお代官」などさまざまなアイデアが出された結果、「ハニワン」に決定した。井上さんは戦っている場面を見ながら、「この子は一緒に旅をするんですか?」と司会に質問し司会が思わず言葉に詰まる、という一場面もあった。

 会場では試遊台が設置され、短い時間だがゲームに触れることができた。最初の村の周辺でのテストだったが、「グランディア」を思わせるスキルや、パートナーと戦う要素などが興味深かった。とはいえ、現在触れた部分では、感触そのものは従来のMMORPGを踏襲したオーソドックスなものであり、革新性や「グランディア」らしさはまだまだこれからと言うところだ。これからコンテンツを追加していく中でどんなタイトルになるかが楽しみだ。


左が音楽を担当する岩垂徳行氏。中央がガンホーマーケティング本部第一マーケティング部の辻本宜範氏。右はモンスターの名前を付けているところだ
テクニカルテストの内容や、発売が予定されている課金アイテム。イメージソングも注目である
【試遊台】
会場で試遊台に触ることができた。パートナーが光の翼を出している場面があったのが気になるところだ。光の柱が出る前兆だという



2009520日)

[Reported by 勝田哲也]



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