ガンホー・ワークス、名作RPGが新シナリオを追加してPSPで復活

PSP「LUNAR ~HARMONY of SILVER STAR~」


2009年秋 発売予定

価格:5,040円



キービジュアル

 ガンホー・ワークス株式会社は、PSP用RPG「LUNAR ~HARMONY of SILVER STAR~(ルナ ~ハーモニー オブ シルバースター~)」を、2009年秋に発売する。価格は5,040円。開発は株式会社ゲームアーツ。

 PSP「LUNAR ~HARMONY of SILVER STAR~」は、1992年にメガCD用として発売され、1996年にはセガサターン版としてリニューアルされた「LUNAR ザ・シルバースター」(SS版は「LUNAR シルバースターストーリー」)に新規要素を追加したリメイク版。

 グラフィックスは従来のテイストを基調に、大幅に描き下ろし。当時話題となったムービーシーンやサウンドにもリマスター処理が施され、原作を上回るクオリティで映像や音声を再現している。

 さらに新規要素として、「LUNAR」シリーズでは語られていなかった「四英雄」のシナリオも追加される。


【ストーリー】

 女神アルテナと彼女を支える4体のドラゴン。魔法世界ルナはその庇護を受ける「ドラゴンマスター」と呼ばれる伝説の戦士たちによって治められてきた。

 しかし―――いつの頃からか女神アルテナはその姿を現さなくなり、先代のダインを最後にドラゴンマスターも生まれなくなっていた。

 そんな形骸化したルナを手中に収めんと、「魔法皇帝」を名乗る男が動き出す……。

 魔法皇帝の噂も届かぬ辺境の地・ブルグ村。その地に住む少年アレスはドラゴンマスターに憧れ、冒険の旅を夢見ていた。

 そんな折り、アレスは友人・ラムスから白竜の洞窟に誘われる。好奇心旺盛な彼らの前では、多少の危険は無に等しかった。

 村の歌姫であり幼馴染のルーナ、そして小さな謎の生物・ナルと共に、4人は小さな冒険へと旅立っていった。その出来事が世界を変えていくことになるとも知らず……。


【登場キャラクター】
アレス・ノア
CV:石田 彰
本編の主人公。素直な瞳で、まっすぐに人を見つめる少年。女神アルテナを守る戦士、ドラゴンマスターに憧れている。かつてドラゴンマスターだったダインと同じ北方の開拓農民の村ブルグに育ち、いつの日か広い世界に冒険に出ることを夢見ている。やや内向的な性格ではあるが、信念を貫く芯の強さを持っており、ここ一番では強気な態度にでることもある。幼なじみの少女、ルーナには頭があがらない。
ルーナ・ノア
CV:氷上 恭子
本編のヒロイン。主人公のアレスとともに、本当の家族のように育ったアレスの幼馴染。歌うことが大好きで、その歌声は「ブルグの歌姫」と呼ばれるほどに人々を魅了する。アレスとは同い年だが、ちょっとお姉さんっぽい態度をとる。そのため、アレスのはっきりしない態度に活をいれることもしばしば。その反面、茶目っ気もあり表情豊か。明るくて、誰にでも好かれる良い子である。
ナル
CV:萩森 じゅん子
(“じゅん”は人偏に旬)
猫に翼が生えたような姿で、人間の言葉を話す不思議な生き物。ルーナと同じく、アレスとは幼い頃から一緒に育った家族のような存在である。口は少し悪いが、アレスの良き相棒としてアレスたちをサポートする。美人が大好きで、ネコあつかいされるのは大キライ。
ラムス・ファーマイン
CV:高戸 靖広
ブルグ村の村長の息子であり、アレスに毎度イタズラの相談を持ってくる悪友である。田舎での生活に不満を感じていて、都会で大金持ちになるのが彼の夢だ。ちなみに、ブルグ村では彼の評判はあまりよくないらしい……。
ナッシュ・ルーマック
CV:阪口 大助
魔法都市ヴェーンの魔法ギルド所属の自称エリート魔法使い。エリート意識がぬけないため、人を斜め上から見下ろすような態度をとるが、本人にまったく悪意はない。実は、自分にカンペキな自信がなく、人を真正面から見ることができない。アレスのライバル?

【スクリーンショット】

(C)1992 GAME ARTS /窪岡 俊之/重馬 敬
(C)1996 角川書店/GAME ARTS/JAM
(C)2009 GAME ARTS
オリジナルキャラクターデザイン/窪岡俊之

(2009年 5月 18日)

[Reported by 滝沢修]