株式会社5pb.は、プレイステーション・ポータブル(PSP)用恋愛アドベンチャー「メモリーズオフ6 ~T-wave~」を5月28日に発売する。価格は通常版が5,040円で、限定版が7,140円。CEROレーティングはB(12歳以上対象)。キャラクター・デザインは、興水隆之氏。
本作は、2008年8月にプレイステーション2で人気を呼んだタイトルをPSPで発売するもの。ノベル型アドベンチャーで、時折現われる選択肢を選びストーリーが分岐していく。攻略キャラクター5人のうち、「りりす」、「智紗」は、女の子の視点でストーリーを裏側から見るトライアングルルートを設定。主人公をめぐる2人の心情がより詳細にわかり、物語がさらに深まる構成となっている。エンディングには、各声優によるキャラクターソングをが聴くことができる。
本作は通常版と限定版があり、限定版にはソフトが5本収納できる「スペシャル収納ボックスII」と、キャラクターソングを全て収録した「メモリーズオフ6 ~T-wave~ ボーカルコレクション」が付属する。
■キャラクター紹介
遠峯りりす(Tohmine Ririsu) CV:新名彩乃 |
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| 志雄の幼馴染でクラスメイト。勝気で少し乱暴。得意技はローキック。時折昔を思わせる、可愛らしい女の子的な面を覗かせる。 言葉遣いは言いたいことを言うためやや乱暴ではあるものの、汚い言葉は使わない(おばあちゃんに怒られる)。かなりのおばあちゃん子で、祖母の営む小さな小料理屋を手伝っている。志雄に対する想いに気付いているが、素直になれない。その想いを覆い隠し志雄に智紗を紹介する。 |
年齢:17歳 誕生日:8月10日 身長:152センチ 職業:澄空学園学生 住所:祖母と同居 家族構成:母親(別居中)、祖母ハツエ 趣味:歌を歌うこと 好き:おばあちゃん、ロリポップキャンディ 嫌い:すぐにレスポンスが返ってこない相手 アイテム:ロリポップキャンディ 性格:はっきりした性格、傍若無人、意地っ張りで頑固 |
箱崎智紗(Hakosaki Chisa) CV:平野綾 |
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| りりすとは高校に入ってからの親友。何かするときに一緒にいる人に「~~していい?」と許可を取る傾向アリ。依存気質。優等生タイプ。 志雄にひとめぼれし、そのことをりりすに相談、告白する決心をする。海や川などの水辺が苦手で、水族館も好きではない。自信なさげだが、実はかなり優秀。キノコのマスコットキャラが好きらしい。 |
年齢:16歳 誕生日:12月23日 身長:159センチ 職業:澄空学園2年生 住所:北的射の実家 家族構成:父親、母親 趣味:インターネット 好き:動物全般、甘いもの 嫌い:水 アイテム:メモ帳 性格:一歩引いた性格、おとなしい、几帳面 |
嘉神川クロエ(Kagamigawa Chloe) CV:後藤邑子 |
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| 澄空学園生徒会長。母親はフランス人で本人はハーフ。志雄が尊敬している人物の1人で、生徒たちからも信望厚い。案外家庭的な一面を持つ。 家は代々続いてきた、地元では大きな食品製造販売会社「カガミ食品株式会社」。社長令嬢。 |
年齢:18歳 誕生日:7月2日 身長:167センチ 職業:澄空学園3年生 住所:藍ヶ丘近くの邸宅 家族:父親、母親(母親は別居中) 趣味:乗馬、アーチェリー 好き:裁縫 嫌い:ニンジン、ピーマン 性格:自信家、家庭的。 |
鈴代黎音(Suzushiro Rein) CV:田中理恵 |
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| 少女向け小説家として活動中。バイク好きで、綺麗で格好いいお姉さんで、さばさばとした江戸っ子気質。しかし、酔っぱらうなどして「女の子」の部分も覗かせる。 義理堅く、純情。節を曲げない。そのために損をしてばかり。まっすぐな視線に弱い。 ちなみにそれほど評価しない相手には打撃技。気に入っている男性には締め技をしかける。酒が好きだが弱い。 |
年齢:24歳 誕生日:1月3日 身長:172センチ 職業:作家(少女小説) 住所:半年前から志雄の隣の部屋を借りている 趣味:ツーリング、格闘技(観戦・実践) 好き:お酒、バイク 嫌い:はっきりしない人物、スジを通さないこと、編集者 アイテム:バイク 性格:さばさばしている。おおらか |
春日結乃(KasugaYuno) CV:宮崎羽衣 |
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| 見た目は活発な傾向。若干、人見知りな部分あり。基本的に明るく、友人も多い。だがそのほとんどが、広く浅くの付き合いで、親友と呼べる存在は少ない。 ラジオ番組のヘビーリスナーでもあり、その方面は結構マニアック? 転校生だが、生徒会のメンバーとして活動中。ちなみに方向音痴。 |
年齢:15歳 誕生日:2月28日 身長:157センチ 職業:澄空学園1年生 生徒会庶務 住所:浜咲 趣味:ラジオ投稿 好き:カナタ、ラジオ アイテム:携帯型ラジオ 性格:好奇心旺盛、快活、朗らか |
STORY |
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悪夢のテスト勉強からの開放。 中間テストも終わり、澄空学園高校は既に文化祭の準備へと入っていた。 そんな秋の朝―― 「はぁ……」 溜息を漏らしながら[塚本志雄]はドアを開ける。 そこには幼なじみの[遠峯りりす]が寝ていた。 あられもない格好で寝ぼけているりりすを、渋々起こす……が、その報酬は感謝の言葉ではなく、ローキックと罵声の言葉だった……。 神奈川県澄空市――― 私立澄空学園に向かう通学路。秋は深まり、枯葉が道を彩っている。 いつもと変わらない風景。 幼馴染と歩く通学路。 「りりす……昔は可愛かったのになぁ」と、思い浮かべる志雄。 幼い頃は志雄の後から付いてくる感じだったりりす。 しかし、しばらく親の都合でこの土地を離れ、再び戻ってきたりりすは随分と我侭な性格になっていた。 面倒見の良い志雄は、文句を言いながらも下僕一号のような扱いに……。 クラスメイトたちにもそれは知れ渡っていて、「将来、いい奥さんになれるよ」などと言われる始末。 そして、そんなりりすの存在のせいもあって、これまで“彼女”など縁遠い存在であった。 その日、りりすに隣のクラスの[箱崎智紗]を紹介される。 先日までは「地味」な外見だった智紗は、大胆にイメージチェンジをしていた。 「今度の後夜祭……一緒に踊ってもらえませんか?」 後夜祭で一緒に踊る。それは、近年の澄空においては告白と同義だ。 戸惑う志雄。 複雑な表情を見せるりりす。 3人の時が、秋風に吹かれて動き出す―――
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