株式会社コーエーは、Windows用MMORPG「三國志 Online」において、3月26日実施予定の大型アップデート「史略 ～春嵐～」の新情報を公開した。

　「史略 ～春嵐～」は、2008年12月の「水郷決戦史」以来となる大型アップデート。これまでに、バックアタックシステムや戦利品の新しい分配方法、新戦闘アクションといった新機能のほか、中レベル向け新依頼などの実装が明らかになっている。

　今回紹介するのは、“ユーザビリティの向上”を目的にしたアップデート内容。各項目ごとに紹介する。

“一族倉庫”が最大20枠まで拡張できる

●長期継続報酬サービス

　「プレイチケット」を適用した分だけ“継続ポイント”が貯まり、そのポイントと引換にさまざまな特典が受けられるサービス。長期継続報酬品の一例として次のようなものが挙げられている。

・一族倉庫のアイテム枠拡張
　同一アカウントのキャラクターで共有できる“一族倉庫”のアイテム枠が拡張できる。1回の拡張で2枠まで広がり、最大5回まで拡張可能。

・髪の色変更薬
　キャラクターの髪の色を変更する薬。報奨値と交換で手に入るものと同じ。

システムコマンドからいつでも送受信が可能

●“信書”機能

　“信書”はゲーム内で他のプレーヤーにメールを送るゲーム内メール機能。送受信はシステムコマンドから行なえる。部曲員への連絡や、プレイ時間が合わない友達への伝言などに利用できる。

初心者向けのガイド機能も充実

●初心者ガイド機能

　今受けるべき依頼（クエスト）や実行可能な軍略を教えてくれる新機能。初心者に対して、レベルが上がるなどの適切なタイミングで重要なチュートリアルクエストへ案内してくれる。水鏡村付近で受けられる初期の依頼に対応している。

●自動歩行機能

　依頼の目的地まで自動で移動してくれる新機能。次に訪ねるNPCの場所がわからないときに、この機能を使うと自動的に導いてくれる。この機能も水鏡村付近で受けられる初期の依頼に対応している。

ツールバーや各種ウィンドウがより便利に

●ユーザーインターフェイス改善

　アイテムの使用時やステータスの確認時など、さまざまな機能が集約された“ツールバー”が2段構えの形状に変化する。これにより、自分が装備している武器の系統レベルや、生産・採集レベルなども一目で確認できるようになる。受けるべき依頼や軍略、未読の信書がある場合は、それぞれ初心者ガイドアイコン、信書アイコンが表示される。

　今まで形状が固定されていた各種ウィンドウが変形可能になる。簡易アイテムスロットは今までの4枠から最大10枠まで拡張できるようになる。