AQインタラクティブ、AC「ひぐらしの哭く頃に 雀」

「ひぐらし」キャラが登場する2人打ちイカサマ麻雀


2009年初夏 稼働開始予定



メインビジュアル

 株式会社AQインタラクティブは、アーケード用ドラマティック麻雀「ひぐらしの哭く頃に 雀」の稼働を、2009年初夏より開始する。

 AC「ひぐらしの哭く頃に 雀」は、竜騎士07氏原作のビジュアルノベル「ひぐらしのなく頃に」シリーズのキャラクターたちが登場するドラマティック麻雀ゲーム。原作者の竜騎士07氏完全監修による新しいシナリオが展開する中、ひぐらしキャラたちと2人打ちイカサマ麻雀で対戦する。


【ストーリー】

昭和58年初夏

 例年よりも暑さの訪れの早い今年の初夏は、昼にはセミの、夕暮れにはひぐらしの合唱を楽しませてくれる。ここは、都会から遠く離れた山奥にある寒村、雛見沢村。
人口2千人にも満たないこの村で、それは毎年起こる。

雛見沢村連続怪死事件

 毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。陰謀か、偶然か、それとも祟りなのか? そして、今年もまた、6月がやってくる……。

 僕達は今日も部活が、忙しい。今日のテーマは、麻雀。いつものとおり、ルールなんかめちゃくちゃ。それでも、みんなといるこの時間を僕は大切にしたいと思う。

 もうすぐ、つかの間の幕間が終わる。惨劇の開始の知らせるベルのように、ひぐらしが鳴き始める。惨劇は、繰り返されてしまうのか? 惨劇に、屈するしかないのか?

 僕は、生き残るために、麻雀をする……


 本作の特徴の1つはアニメーション演出にある。アニメーション制作はアニメ専門のスタジオが担当し、キャラクターや背景などはすべて本作のために描き起こされている。また、総数5,000枚を超えるアニメーションパターンが収録されており、必殺ワザなどの大きな動きはもちろん、待機モーションのちょっとした髪の動きや表情の変化など、プレイ中も止まることのない細やかな演出で、「ひぐらし」の世界を盛り上げる。

 キャラクターデザインは、麻雀ゲームのイメージに合わせて一新。音声はアニメ版と同じ声優が担当している。

アニメーションの一例。5,000枚以上のアニメーションパターンで、プレイ中も止まることなくアニメーションする

 ゲームモードは、圭一が雛見沢をめぐり、勝ち抜き勝負に挑む「オヤシロモード」と、好きなキャラクターを相手に対局する「部活モード」が用意されている。

タイトル画面モード選択画面部活モードの対戦相手選択画面



【登場キャラクター】

■ 前原圭一 / CV:保志総一郎

 最近、都会から雛見沢に引っ越してきた。都会の学校では成績優秀だったらしく頭の回転は早いが、ツメが甘くひどい目にあうことも。口も非常に達者で、「口先の魔術師」との二つ名が付けられるほどである。

 また、「萌えの伝道師」も自任しているらしく、メイドさんやスク水・猫耳など、コスチュームには一家言あるらしい。

 好奇心旺盛で熱血漢、うまい話にはすぐ乗らずにはいられない行動派な少年。


■ 竜宮レナ / CV:中原麻衣

 献身的な性格で、毎朝一緒に学校に通うなど、圭一とは1番の仲良しである。

 本名は礼奈(れいな)であるが、本人の希望でレナと呼ばれている。

 「かぁいい」ものに目がなく、見つけると手当たり次第自宅に「お持ち帰り」してしまう癖がある。…その対象は物に止まらず、梨花や沙都子まで連れ去ろうとするから始末に負えない!?


■ 園崎魅音 / CV:雪野五月

 圭一やレナの1学年上級生であり、クラスでは委員長を務めるリーダー格。少々おじさんっぽいときもあるが、意外と女の子らしい一面も併せ持っているらしい。

 「部活」と称し、圭一たちと様々な遊びで盛り上がることを放課後の日課としているが、例えゲームでも勝利のためなら手段を選ばぬ性格で、周囲を恐れさせている。

 また一方では村の名家、園崎家の次期頭首という意外な顔を持つ。


【スクリーンショット】

(c) 竜騎士07 /07th Expansion/ (c)2009 AQ INTERACTIVE INC.

(2009年 5月 12日)

[Reported by 滝沢修]