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これで“ドン勝”間違いなし!? NVIDIA「GeForce ONAIR #3」で“どんかつPC”を披露
「鉄拳7」、「KOF XIV」、「Project CARS 2」で熱戦が繰り広げられる!
2017年9月30日 23:59
NVIDIAは9月30日、GeForce GTX 10シリーズで様々なゲームタイトルをファンやゲストとともにプレイするイベント「GeForce ON-AIR #3」をe-sports SQUAREで開催した。同イベントの模様はNVIDIA公式Twitchチャンネルでも配信された。
イベントでは8月にドイツで開催されたヨーロッパ最大規模のゲームイベント「Gamescom」でNVIDIAが発表したGeForce関連の話題を、招待されたDETONATORのYamatoN選手の感想を交えながら紹介。
ただ単に発表内容をおさらいするだけでなく、YamatoN選手がGeForce Experienceで手軽にゲーム映像の配信を実演して見せたり、ANSELに対応している「鉄拳7」を使用して実際にゲームの映像を撮影してみせるなど、楽しめるイベントを展開した。
特にANSELによる画像撮影は非常に凝っている。ANSEL対応ソフトであれば、ゲーム内でポーズ状態にしてカメラ位置を自由に移動させ、さらには普通の写真同様に露出やコントラストなどを調整してゲーム内写真を撮影することができる。実際に某ゲームメーカーさんの広報さんとお話をした折に「本当に便利!」と力説されたほど。今回のイベントでも「鉄拳7」で実演して見せたところ、会場からは感嘆の声が上がっていた。
イベントの企画の一端としてゲームに関連する自作PCも紹介された。その1つが今人気の「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS(PUBG)」を題材にした自作PC、その名もまさに「どんかつPC」だ。
PCの上にカツ丼と「それだけでは寂しい」とばかりに味噌汁とお茶が乗っかった、ネタ感満載のPCだ。水冷システムを採用しており、テーブルの下のCPUから右側面にあるラジエーターを通って上面背面にあるGPUを冷却し、左側面のラジエーターを通って再度下部のCPUの冷却を行なうという循環システムを構築。水は緑色で、水を蓄えるリザーバーをお茶に見立てている。同様に味噌汁もリザーバーの役割を果たしている。
CPUはCore i7-7700、GPUはGeForce GTX 1080 Tiを採用。なかなかハイパワーなマシンとなっている。
もう1台、披露されたフルスクラッチの自作PCはなんと「World of Tanks」風の戦車型の自作PC。こちらも水冷だが、左右のキャタピラ風の所にファンがクルクルと回っている。水冷のリザーバーなどは戦車の後部に用意。前面には電源スイッチの他、USB3.0端子が2つ用意されており、使い勝手にも配慮されている。こちらもCPUはCore i7-7700、GPUはGeForce GTX 1080 Tiを採用。
特に「どんかつPC」は大変な人気で、来場者がひっきりなしに写真を撮影していた。
イベントでは、お昼に予選会が行なわれ、夜のイベントではPC版「THE KING OF FIGHTERS XIV(KOF XIV)」と「鉄拳7」の決勝大会が行なわれた。両大会共に一進一退の白熱した闘いになり、会場は盛り上がっていた。また、「Project CARS 2」では来場者参加のゲーム大会が開催され、こちらも盛り上がった。