ニュース

【ホビーショー】「ヘキサギア」をはじめ、オリジナルのプラモデルシリーズ新製品を続々発表されたコトブキヤブース!

9月29日~10月1日 開催

会場:東京国際展示場 7、8ホール

料金:1,000円(税込)

 9月29日より東京ビッグサイト7、8ホールにて開催されている全日本模型ホビーショー(一般開催日は30日、10月1日)。7ホールに出展しているコトブキヤのブースでは、オリジナルプラモデルシリーズ「ヘキサギア」や「フレームアームズ」をはじめとした新製品が多数展示されていた。

さらなる新モデルを追加!ヘキサギア

 細分化されたフレームを組み合わせ、マニュアルに囚われない自由な組み替えが楽しめる「キットブロック」として発売されている「ヘキサギア」のコーナーでは、4つの新モデルの原型が公開された。7月に開催されたワンダーフェスティバル2017[夏]で公開された「バルクアーム・α」の原型も展示されている。

 新たに公開された大型メカとしての「ヘキサギア」は2種。「スケアクロウ」は、機体後部にパイロットを乗せ鳥のような逆関節の脚を持ったヘキサギア。高速で敵地への強襲を行なう機体なのか、搭載された武装は脚部のチェーンソーと股間の機銃のみに見える。

 雄牛をイメージさせる大きなフォークが目を引く「デモリッション・ブルート」は、鈍重で堅牢そうな機体にごまんと積まれた火器が漢らしい武骨さを際立たせている。どちらも様々な箇所に軸を装填できる穴が設けられており、ユニットごとの流用しやすさはもちろん拡張性も高そうだ。

ヘキサギア スケアクロウ
ヘキサギア デモリッション・ブルート
ガバナー パラボーン・イグナイト

 対して人型サイズの「ガバナー」として登場する「ゾアントロプス・レーヴェ」や「パラボーン・エクスパンダー」、「パラボーン・イグナイト」は、兵士や歩兵のように登場してきた「アーマータイプ・ポーンA1」や「パラボーン・センチネル」とは違い、リーダーやエースのように燦然と君臨する勇者のような印象。

 とくに「ゾアントロプス・レーヴェ」は破壊された「モーター・パニッシャー」を背に展示されていたこともあってか、歴戦の戦士を思わせる。「パラボーン・イグナイト」は堅牢な騎士、「パラボーン・エクスパンダー」は豪腕の狂戦士といったところだろうか。

ガバナー ゾアントロプス・レーヴェ
ガバナー パラボーン・エクスパンダー

 また、「情景師アラーキー」こと荒木さとし氏による「廃工場ジオラマ」を展示中。一般日では自分のヘキサギアを持ち込んでの撮影イベントも実施予定となっており、荒廃した世界を舞台としたヘキサギアにピッタリな撮影ジオラマだ。その隣では電ファミニコゲーマーの企画から生まれた「ヘキサギア ミニチュアゲーム」のフィールドも展示されている。

情景師アラーキー氏作のジオラマ
ミニチュアゲームフィールド

新たなメカサプライは「頭だけ」!かゆいところに手が届く「M.S.G」

 「フレームアームズ」や「M.S.G モデリングサポートグッズ」を展示するコーナーでは、新たに「マルチミサイルユニット」、「メカサプライ11 ジョイントセットC」、「メカサプライ12 カスタマイズヘッドA」が公開された。

 「マルチミサイルユニット」はユニットで分割されたミサイルポッド。側面に空けられた穴に懸架アームや継ぎ手を接続し、「フレームアームズ」をはじめとした各種モデルに搭載したり、複数接続してミサイルの段幕を張れそうな大型ミサイルポッドに変貌……ということも可能だろう。

 「ジョイントセットC」はそのままプラモデル類に接続できるジョイントを追加したり、「ヘキサギア」であればパーツ同士の間に挟み込むことで穴を増やしたり新たなパーツを作り出せるアイテム。3mm軸と5mm穴の変則的なジョイントも付属している。

マルチミサイルユニット(轟雷に装着されているもの)
ジョイントセットC

 「カスタマイズヘッドA」は左右側面、正面フェイスパーツ、上面の4つに分けられたパーツをベースとなるヘッドパーツに装着することでオリジナルのヘッドパーツを作れるアイテム。各部のパーツは王道メカ風やスーパーロボット風、SFメカ風など様々な種類が存在し、好みのパーツを組み合わせて楽しめる。

作例と同時にチュートリアルも展示

「初音ミク」プラモ化プロジェクトも進行中!

 「フレームアームズ・ガール」や「メガミデバイス」といった美少女×メカシリーズを展示するコーナーでは、つい最近予約を開始した「フレームアームズ・ガール 白虎」の姿が。「フレームアームズ・ガール」シリーズのデザインを担当している島田フミカネ氏による「初音ミク」のプラモ化プロジェクトの進捗も確認できる。

 さらに「フレームアームズ・ガール アーキテクト」の色違い「Off White Ver.」が公開された。すでに発売されている「アーキテクト」とは異なり、「フレームアームズ・ガール イノセンティア」に搭載されている肩の引き出し関節が追加され、「フレームアームズ アーキテクト」のすね部分を装着可能な膝関節パーツが付属するようだ。ますます「FA×FAガール」のミキシングがはかどりそうだ。

フレームアームズ・ガール 白虎
フレームアームズ・ガール アーキテクト Off White Ver.

 メガハウスの販売している「デスクトップアーミー」とのコラボ企画も新たなモデルが登場。「フレームアームズ・ガール イノセンティア」がモチーフとなっており、レッド、グレー、ブルーの3タイプのデコマス展示が行なわれていた。

 また、同コーナーの端には「1/10」ならぬ「10/1」スケールの「フレームアームズ・ガール 轟雷」の姿が。TVアニメ「フレームアームズ・ガール」に登場したサイズの10倍ということで、身長160cm弱の人間サイズとなっている。本作品は参考出展としているが、その下には「一般販売について現在検討中です」の文字が躍っている。商品化に期待。

「キューポッシュ」シリーズには新たに「充電くん」が仲間入り
すでに発表された「メガミデバイス」シリーズも展示中
ガールズ&パンツァー 西住みほ
賭ケグルイ 蛇喰夢子