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「真・三國無双8」、「ω-Force」20周年記念パッケージなど多数の商品やコラボを発表
2017年9月22日 09:04
東京ゲームショウ2017のコーエーテクモゲームスにて、プレイステーション 4用「真・三國無双8」のスペシャルステージが開催された。ステージにはプロデューサーの鈴木亮浩氏が登壇し、ゲーム紹介とともに未発表の情報を公開した。
本作は「真・三國無双」シリーズでは初のオープンワールド作品となり、「新生。オープンワールド一騎当千」というキャッチコピーを採用している。中国全土を1枚マップで再現し、徒歩や馬でどこまでも移動できるという。砂漠から雪国、ジャングルと様々な地域があることに加え、朝・昼・夜という時間の変化もあり、美しい風景を楽しめる。
オープンワールドになったことで、ゲームのシステムも変化。従来は設定された勝利条件に沿って目標が指示されていたが、本作では自由に移動した先で様々な任務が発生。誰かを倒せという指示に対して、いきなり真正面から行くと強力な敵が! しかし、他にある様々な任務を達成することで弱体化するという攻略法もあるという。
また攻略そのものの自由度も向上している。城の攻略を例にすると、以前は門を守っている隊長を倒せば開くというものだったが、今回は衝車で城門を壊してもらったり、鉤縄で城壁を登って裏から門を開けたりと、城内に入る方法だけでも複数ある。
さらに攻撃アクションも一新されている。従来は□と△の組み合わせで攻撃が変化していたが、本作では「ステートコンボ」と呼ばれるシステムに変更。□を連打するだけで、通常の状態なら連撃、打ち上げられた敵なら空中攻撃になるなど、敵の状態に応じて攻撃内容が自動で変わっていく。合わせて、敵を空中に浮かせるなど状態を変化させる「トリガー攻撃」が用意されている。他にも高い位置に登れる三角飛びなどの新たなアクションも追加されている。
新たに登場する武将は、「程普(ていふ)」、「満寵(まんちょう)」、「周倉(しゅうそう)」の3人が既に発表されている。鈴木氏によると、他にもまだ新武将はいるが、
システムに大幅に手を入れているため、従来のシリーズ作品に比べると新武将は少なめだという。
その他の新要素としては、4人の新衣装が公開されるとともに、全キャラクター用の新衣装となる平服が公開された。オープンワールドになったことから、戦闘していない時の衣装も見たいだろうということで追加されたという。これまで常に兜をかぶったキャラクターも、兜を脱いだ貴重なヘアスタイルが見られる。女性キャラクターには髪型が変わるものもあるそうだ。
他には「郭嘉」の声を担当していた声優さんが病気療養で交代となり、新たに神原大地さんが演じることが発表された。公式サイトでサンプルボイスが聞けるようになっている。
気になる発売日だが、残念ながら現時点ではまだ確定はできず、2018年初頭とされた。特典付きパッケージ「TREASURE BOX」の同時発売が決定しているが、これに加えて「ω-Force」の作品が20周年を迎えることを記念して、「TREASURE BOX」に全キャラクター武器ダイキャストセットと勢力別キーホルダーをセットにした「一騎当千BOX」も同時発売される。
この他、「趙雲」とタイトルロゴが描かれたPS4コラボモデル、XPERIAコラボスマホカバーといったコラボグッズや、ラーメンチェーン店の天下一品とのコラボ、スマホアプリ「武器よさらば」や「真・三國無双OnlineZ」とのコラボなども発表された。
ここで「ω-Force」ブランド長の小笠原賢一氏が登壇し、「ω-Force」20周年を記念した企画を発表した。1つ目は記念ライブの開催。「真・三國無双8」のパッケージ版にライブ参加抽選券を封入し、当選した人を無料で招待するという。
2つ目は、「真・三國無双」のロゴの立体ダイキャストの制作・販売。まだ制作中とのことだが、小笠原氏が実物を持って紹介した。使い道を尋ねられると、「まずはペーパーウェイト……他にもないかということで、ペン立てにも使えたり、カードを立てておく台座にしたりと色々考えてお届けしたい」とのことだった。
他にも20周年を記念して、各IPのピンズセット、オリジナルBGMディスク集なども企画中で、決まり次第公式サイトで情報を公開するとしている。
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