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【クリスマスおもちゃ見本市】「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」や「トランスフォーマー」などの新作おもちゃが勢揃い

タカラトミーのブースのコロコロとリアルに動くBB-8に注目!

9月6日~7日 開催



会場:台東区文化会館

 9月4~6日開催の業者向け展示会「クリスマスおもちゃ見本市」には、今年のクリスマス商戦に向けた各社の新作おもちゃが数多く出展されている。

 同イベントのタカラトミーのブースには、年末の「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の公開に向けた商品をはじめとする、最新のおもちゃが展示されていた。

 「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」関連商品は、コレクションフィギュアとして人気の「ベーシックフィギュア」や「ブラックシリーズ6インチフィギュア」、そして幅広いサイズと価格帯で発売される「ライトセーバー」など、お馴染みのラインナップを中心に出展された。

「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」の新作ラインナップ。この9月1日から発売がスタートし、12月までに94種類が展開される予定だ

 その中でも来場者から大きな注目を集めていたのが、「ヒーロードロイド BB-8」だ。「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」で登場したキュートなアストロメク・ドロイドBB-8のロボット玩具で、全高約48cmとこれまで発売されたものよりもかなり大きく、実物の約75%のサイズで設計。頭部と胴体は内蔵のマグネットで固定され、頭を上にしたまま転がるように移動するギミックを完全再現している。付属のコントローラーでの操作のほか、コントローラーを持っている人の後を付いてくる「フォローミーモード」も搭載し、一緒に散歩をするような楽しみ方も可能だ。

 またもう1つ特徴的なギミックとして、声に反応するモードが用意されている。命令やキャラクターの名前など、13種類の英語音声に対応し、それぞれ違ったリアクションを見せるという凝ったものだ。11月発売予定で、価格は39,800円(税別)。おもちゃとしてはかなり値は張るが、BB-8の劇中に近い大きさと動きを楽しめる価値は高い。

【ヒーロードロイド BB-8】
BB-8のロボット玩具は、過去に発売されたものも含め4種類が展開される
「ヒーロードロイド BB-8」。床に置くとリアル感が倍増する。もちろん頭部のLED点灯ギミックもある
【タカラトミー「ヒーロードロイド BB-8」プレイムービー】
【「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」ラインナップ】
既に発売中の3.75インチサイズ「ベーシックフィギュア」の最新作。写真中央に見える「フォースリンク」と連動させると音声が流れる
「スター・ウォーズ プレイウォッチDX」。キャラクターとの写真/動画撮影や、動きに合わせた音声や映像のギミックを内蔵
ライトセーバーは本格的な「フォースFXライトセーバー」から、ポケットサイズの「ミニライトセーバー」など、6シリーズ18種を発売
「ベーシックフィギュア」と一緒に遊べる魅力的な「ビークル」シリーズ。「レジスタンス・スキー・スピーダー」と「カイロ・レン タイ・サイレンサー」を展示
新キャラクター「ポーグ」の動きとサウンドを楽しめる「エレクトロニックプラッシュ ポーグ」
「サイモン ダース・ベイダー」。光と音を記憶する電子ゲーム「サイモン」がダース・ベイダーの姿になって登場

 「タイムボカン24」や「トランスフォーマー」、「シンカリオン」など、変形合体のおもちゃも新作が数多くラインナップされていた。

 この10月に第2期「逆襲の三悪人」がスタートする「タイムボカン24」からは新たに、「ボカンメカ B03 ゴーカブトン」が番組放映と同じ10月に発売となる。甲虫型のビークルモードから「アクア」、「マイティ」、「フレイム」の3つのロボモードに変形し、さらに過去に発売されたボカンメカとの合体機構も備えている。

【変形合体ロボット玩具ラインナップ】
「タイムボカン24」の「ボカンメカ B03 ゴーカブトン」。同シリーズでは最大の4種類のモードに変形
ボカンメカとの合体変形も。「B01メカブトン」と「B02クワガッタン」は、新パッケージとなって発売予定だ
展開中の「トランスフォーマー」シリーズは、ムービーの最新作「最後の騎士王」のラインナップが中心となる
現在放映中の「トミカハイパーレスキュー ドライブヘッド 機動救急警察」より、新たなドライブヘッド「シンクロ合体セット ジェットストライカー」
山陽新幹線開業40周年「新幹線:エヴァンゲリオン プロジェクト」のエヴァ新幹線がシンカリオンとなった「新幹線変形ロボ シンカリオン 500 TYPE EVA」

 その他にも、この夏から大きな話題となっているロボット玩具「COZMO」や、スマホの写真をプリントする「プリントス」、リニューアルされスマホと連動できるようになった「アプリでうごく! おえかきせんせい」など、シリーズものではないおもちゃも楽しいものが揃っていた。

 筆者が個人的に面白いと思ったのは、11月発売予定の「すみっコぐらし ふわモジポンポン」だ。本体にセットした「おてほんシート」にしたがって毛糸をセットしながらハンドルを回すことで、キャラクターやアルファベットの柄のポンポンが作れるという、クラフト系のおもちゃだ。色違いの毛糸をつなげながら巻くだけで、カラフルなポンポンが作れる仕掛けは、自分でも作ってみたくなる面白さだった。

【タカラトミー、その他の最新商品】
「すみっコぐらし ふわモジポンポン」。本体で巻いた毛糸を2つ組み合わせて縛り、ハサミで形を整えると、毛糸のポンポンが完成する。11月上旬発売
9月23日に発売予定のAIロボット「COZMO」。内蔵のカメラで人の顔を認識し、コミュニケーションやゲームを楽しめる
スマホで撮った写真を画面に映し、それを本体のインスタントカメラで撮影してプリントして楽しむ「プリントス」。10月21日発売
40年前に発売されたロングセラーおもちゃ「おえかきせんせい」がスマホアプリと連動し、塗り絵やアニメーションを楽しめる「アプリでうごく! おえかきせんせい」。10月下旬発売
プラレールの電車がループ橋に置かれたトミカを押し出して一緒に走る「トミカと並んで走ろう! ダブルループ橋レールセット」。10月下旬発売
「モノポリーゲーマー スーパーマリオ」や、「スナックワールド カンゼンカンペキ! チャップの1000倍返しの旅ゲーム」など、ゲームを題材としたボードゲームも
トミーテックのNゲージ「ファーストセット」は入門者向けの鉄道模型で、車両、線路、パワーユニットなど、走行に必要な一式セットを10,000円(税別)の低価格で発売