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ロジクール、親指操作タイプのワイヤレストラックボール「MX ERGO」発売決定

「M570」以来7年ぶりの新作トラックボールを発表

9月22日 発売

参考価格:12,880円(税別)

 ロジクールは、ワイヤレストラックボールマウス「MX ERGO」を9月22日に発売する。価格はオープンプライスで、ロジクールオンラインストアの価格は12,880円(税別)。

 また、これまでロジクール製ワイヤレスマウスの付属品であった「Unifyingレシーバー」を、新たに単体パッケージの「ロジクール USB Unyfying レシーバー」として同時発売する。価格はオープンプライスで、ロジクールオンラインストアの価格は1,130円(税別)。

 「MX ERGO」は、ロジクールが最後に発売した「M570」以来、トラックボールマウスでは実に7年ぶりの新製品。

 本機は「究極の快適性と操作性」を実現するため、人間の手が最もリラックスできる「より自然に近い手のポジション」を研究したうえで設計されている。そのため、手のひら全体と指をしっかりとサポートし、通常のマウスと比べて筋緊張を20%軽減する効果が見込めるという。また、マグネットによって可動するスタンドにより、本体の傾斜角を水平の0度、もしくは20度に設定することも可能となっている。

 ホイールは左右入力が可能なチルト機能を備えるほか、本体横にはプレシジョン(精密)モード切替ボタンが備えられており、DPIを瞬時に切り替えることもできる。バッテリーは1回のフル充電で最長4カ月間、1分の充電で約8時間駆動する。また、専用ソフトウェアの「Logicool Options」を使用することで、複数のPC間での操作やファイル移動をサポートする「FLOW」機能の利用も可能となるほか、各ボタンの設定も可能となっている。

 無線接続はUnifyingレシーバーとBluetooth接続に対応する。Windows、MacOS共に使用が可能で、対応OSはそれぞれWindows 7/8/10以降とMacOS X 10.12となっているが、Bluetooth接続に関してWindows 7は非対応となる。

 その他の仕様として、本体サイズは51.4×99.8×132.5mm(幅×奥行き×高さ)。重量は164g(メタルプレート及びレシーバー除く)。総ボタン数はチルトホイールを含めて8つを備え、dpiは320-440で初期値は380。操作距離は最大で10mとなっている。

設置角はスタンドの調整により0度(水平)と20度を選択できる
充電はマイクロUSB端子より行なう
【発表会の模様】
会場では製品の仕様が紹介されたほか、握りやすく疲れにくいフォルムにこだわって製作したことが明かされた
製品版の形状に至るまでの試作品の山や、ロジクールの歴代トラックボールも展示されていた