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「レインボーシックス シージ」シーズン3を先行プレイ
3人の新オペレーターと、新マップ「Theme Park」
2017年8月23日 20:00
ユービーアイソフトは、ドイツで開催されているヨーロッパ最大のゲームショーGamescom 2017にプレイステーション 4/Xbox One/Windows用タクティカルシューター「レインボーシックス シージ」を出展した。イベントに先立ち実装が遅れていたシーズン3「Operation Blood Orchid」で配信される3人のオペレーターを発表した。
もともと香港オペレーターはシーズン2で実装される予定だったが、ゲームのバランス調整のための「オペレーション ヘルス」に変更されたため、実装が伸びていた。そのスケジュールを調整するため、「Operation Blood Orchid」では香港の次に実装が予定されていたポーランドオペレーターのうち1人が同時に入り、次回のアップデートでもう1人が入るという変則的な実装となった。
このアップデートでは他にも、新マップ「Theme Park」や1,000カ所以上の調整やバグフィックス、ライトの調整やオペレーターのバランス調整など、過去最大規模でのアップデートとなる。実装は8月29日にテストサーバーに先行で入り、問題がなければ9月5日に正式に稼働が始まる。
今回の試遊では、3人の新オペレーターを使うことができた。2人は「Flying Tigers」と呼ばれる香港の特殊部隊「S.D.U.」に所属する「Ying」と「Lesion」、もう1人はポーランドの特殊部隊GROMに所属する「Ela」だ。LesionとElaは防御側で、Yingは攻撃側で使用できる。
本作のオペレーターは、それぞれに個性的な特殊能力を持っており、それを組み合わせて使うことで、他のFPSにはない戦略性を生み出している。新オペレーター3人も、もちろん今までにない能力を有している。
Yingは画面が真っ白になるCandelaを3つ所持している。普通に投げることもできるが、ドローンが通る穴を通って隣の部屋に向けて転がすこともできる、その範囲にいる敵側の画面は光で真っ白になり、数秒間完全に視界を奪われる。
Lesionは踏むと毒針が出るGUという地雷を7つ設置できる。Elaは視覚や聴覚をゆがませる効果を持つGrzmot mineという地雷を3つ設置することができる。どのオペレーターも一癖ある攻撃方法を持っている。
新マップ「Theme Park」は、その名前通り、古い遊園地が舞台になっている。かわいらしい中華テイストのキャラクターがそこかしこに設置されているが、いずれも古びて壊れかけており、そのポップさと陰惨さが相まって、独特の不気味さを醸し出している。
建物の内部には、不気味な絵画が飾られたお化け屋敷のような部屋や、アーケード筐体が置かれた部屋、事務所やトイレなど無機質な部分と、ファンタジックな部分が入り混じったカオスな雰囲気。ところどころに使われている漢字の看板によりオリエンタルなムードも楽しめる。
プレイしたのはイベント用の5対5でのチームデスマッチ爆弾モード。攻撃側で2回、防御側で2回戦った。新オペレーターの攻撃はどれも攻撃側では視覚的にわかりづらいが、食らう側になると本当にいやらしい感じに視界を奪ったり、歪ませたりしてくる。使う側になると、数が限られているだけに使いどころに迷う。今回は短い時間の中で、かなり適当にテスト的に使ってしまったが、突入時や乱戦時など効果的に使うことでかなりの威力を発揮しそうだ。
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