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新たな分散型ゲームプラットフォーム「MOLD」を上海企業が発表

Bitcoinにも使われているブロックチェーン技術を利用

8月20日 発表

 中国のShanghai Dudao Network Technologyは、ブロックチェーン技術を応用した分散型ゲームプラットフォーム「MOLD」を発表した。

 本プラットフォームでは「moldcoin」と呼ばれる独自暗号通貨を基軸にした決済システムを採用。ブロックチェーン技術を応用したネットワーク上で動作し、二重譲渡や通貨偽造、取引履歴の改ざんといった不正に抵抗する。

 また「MOLD」ではゲーム開発者に対し、ゲーム内アイテムをトークン化させる仕組みを整えると発表。トークン化されたアイテムの所有者情報は、ゲーム運営などの第三者を介さずブロックチェーン上で保存することで自由な取引を可能にする。

 加えて従来の中央集権的なゲームプラットフォームとは異なり、プレーヤーやゲーム開発者といったネットワーク参加者がゲームの運営に直接携われるようになる。ネットワーク参加者には「moldcoin」の保有量に基づいた投票権が与えられ、投票によって決定が行なわれるという。