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【ワンフェス2017夏】FREEing、夏のワンフェスで「サンダーフォース」シリーズの「STYX&RYNEX」を公開!
「DARK SOULS III」、「八つ墓村」などのフィギュアも初披露
2017年7月30日 22:58
幕張メッセにて7月30日に開催された「ワンダーフェスティバル2017[夏]」のグッドスマイルカンパニーブース「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!!26」に、FREEingが近日発売予定のフィギュアの最新作が出展された。
その中でも大きな注目を集めていたのが、28日のセガの公式Twitterにて発表された「シューティングゲームヒストリカ THUNDER FORCE III STYX(ステュクス)&THUNDER FORCE IV RYNEX(ライネックス)」だ。メガドライブにて売された「サンダーフォースIII」と「サンダーフォースIV」の自機が、出雲重機のコンセプトデザインを経て、「シューティングゲームヒストリカ」ブランドで2機セットでの発売となる。
「サンダーフォース」シリーズといえば、昨年発売された「セガ3D復刻アーカイブス3」への「III」の収録が記憶に新しいが、同シリーズのライセンスがセガに移換したことが、この製品を企画するきっかけになったと、FREEingで当製品を企画した依田智雄氏は話す。
ゲームに登場するメカの立体化なども得意としている出雲重機にコンセプトデザインを依頼するとともに、この2機の立体化におけるデザイン面のアドバイスを、かつて続編となる「サンダーフォースV」の開発に携わった芳賀徹氏(現ガンバリオン所属)に依頼し、シリーズ伝統のメカデザインを違和感がなく踏襲するようなこだわりを持って設計されている。
現状ではそれぞれにオプション装備となる「CLAW」と着陸時のランディングギア、そして「STYX」に関しては「サンダーフォースIV」に登場した量産型に換装するパーツが付属する予定とのこと。発売日、価格等はまだ未定だが、2018年の発売を目指して現在鋭意開発中とのことだ。
FREEingでは、「テーブル美術館」などをはじめとするfigmaのシリーズをリリースしているが、今回筆者が衝撃を受けたのは映画「八つ墓村」に登場する「多治見要蔵」のfigmaだ。「祟りじゃ~」のキャッチフレーズで当時大きな話題になった1977年の松竹映画版「八つ墓村」で、“村人32人殺し”を行なったときの多治見家当主の衝撃的な姿をアクションフィギュアで再現している。
件のシーンでは、要蔵役の山崎努さんがゾンビのような恐ろしい顔のメイクでシーンを演じていたが、このフィギュアでもそれが表現されることを同作品のファンとして期待したいところだ。
その他figmaでは、今年冬のワンフェスで告知された「DARK SOULS III」の「黒騎士」、今年放映された「笑ゥせぇるすまん NEW」の「喪黒福造」、インターネット生放送「朝まで生ワンホビ」で企画され商品化が期待される「黒衣」、「真・女神転生」の「エンジェル」、「テーブル美術館」の「サモトラケのニケ」などが初出展となった(全て発売日、価格とも未定)。figmaブランドの中でもかなり異質な着眼点で勝負する同社の今後の展開に期待しよう。