ニュース
Snail Games、漫画「ノラガミ」のゲーム化を発表
日本では8月上旬より「ドラゴンレボルト」のサービスを開始
2017年7月29日 00:41
中国Snail Gamesは、講談社の漫画「ノラガミ」のゲーム化を正式発表した。開発はSnail Gamesの蘇州本社が担当し、中国でのリリース時期は年内を予定。中国でのサービス開始後に、日本での提供も予定している。ビジネスモデルは基本プレイ無料のアイテム課金制。
「ノラガミ」は、野良神(のらがみ)の武神夜トを主人公に、日本の神々との戦いを描いたあだちとか原作の和風ファンタジー。開発は蘇州本社ながら、グラフィックスやキャラクターアートには日本の開発会社に依頼し、日中共同開発で開発を進めていく。
ゲームジャンルはスマートフォン向けのアクションRPGで、原作のイメージを活かしたアクション要素に、キャラクターの育成要素、ガチャによるコレクション要素など、スマートフォンゲームでお馴染みの要素をふんだんに盛り込んでいくとしている。
現時点では、まだ版権元の許諾が降りていないという理由で、ゲーム画面などは一切公開されなかったが、同社が得意とするスマホ向けMMORPGの文法とはかなり異なるゲームになるという。日本サービスについては順調にいけば来春頃になる予定で、運営はSnail Gamesの日本法人Snail Games Japanが行なう予定。
ちなみにSnail Games Japanは、日本向けの新作を準備しており、その第1弾「ドラゴンレボルト」が8月上旬よりリリースされる予定となっている。「Age of Wushu」、「Taichi Panda」シリーズなど武侠の世界観を得意とする同社としては珍しく、欧米スタイルのファンタジーRPGになっており、Unity 3Dエンジンによるコンソールゲームライクなグラフィックス、6つの種族、明確にロールの分かれたジョブシステムなど本格的なMMORPG体験が楽しめる。