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Nintendo Switch用ミステリーパズル「The Sexy Brutale」配信決定

ストーリーやシステム、キャラクターを紹介

2017年秋配信予定

価格:2,160円(税込)

CEROレーティング:C(15才以上対象)

 日本一ソフトウェアは、Nintendo Switch用ミステリー・パズル・アドベンチャー「The Sexy Brutale(セクシー・ブルテイル)」を、ニンテンドーeショップにて2017年秋より配信する。価格は2,160円(税込)。

 本作は、6月8日よりPlayStation Storeにて配信中のプレイステーション 4版「The Sexy Brutale」をNintendo Switch向けに移植したタイトルで、同社が行なっているプロジェクト「日本一 Indie Spirits」の第4作目となる、海外ゲームスタジオTequila Works & Cavalier Game Studiosによる本格ミステリーアドベンチャーだ。

 仮面舞踏会を舞台に起こる殺人や陰謀、怪奇現象、そして何度も繰り返される1日。無限に続くループの中で殺人を防ぎつつ、ループ世界からの脱出を目指すという独特の世界観と、謎解き要素を持つユニークなシステムが楽しめる。

【イメージイラスト】

ストーリーを紹介

【「セクシー・ブルテイル」終わらない仮面舞踏会にようこそ】

舞台は英国の大邸宅「セクシー・ブルテイル」
毎年開催される仮面舞踏会に招待されるのは限られたゲストのみ。
完璧に訓練された使用人達は客のどんな要望にも応えることで知られている。

だが、今年は何かが恐ろしく、とてつもなく間違っている。
客の要望などまったく満たされることはないのだ。

殺害されるゲスト達。
館の使用人はなぜ殺害を企むのか。
そしてループの原因、館に潜む秘密、陰謀は何なのか。

それは自分の目で確かめるといい。
時間はたっぷりとあるのだから。

 本作は、見下ろし視点のミステリー・パズル・アドベンチャー。物語の舞台であるセクシー・ブルテイル邸は3Dで表現されている。プレーヤーは宣教師ラフカディオ・ブーンとしてループを繰り返しながら物語の謎を解いていく。謎と陰謀、そして怪奇現象が絡み合うストーリーと、随所に散りばめられた英国風のユーモアが本作の魅力となっている。プレーヤーが体験する物語の冒頭を紹介したい。

(1)目覚め

 物語の主人公は、宣教師のラフカディオ・ブーン。カジノ館「セクシー・ブルテイル」で開かれる仮面舞踏会に招待されたゲストのひとりだ。邸宅の一室で気を失っていた彼は、血塗れの姿をした女性の呼びかけで目を覚ます。

(2)導き

 不思議な女性に導かれるまま、ブーンは屋敷を探索する。彼女の言葉に従って、鍵穴から隣の部屋を覗いてみよう。何かを必死で探す男“レジナルド・シックスペンス”を見つけられるはずだ。

(3)最初の殺人

 土曜日、15時45分。礼拝堂にいたレジナルドは使用人によって射殺された。そして時間は巻き戻り再び12時となる。ブーンが彼の運命を変えない限り、哀れなレジナルドは幾度となく15時45分に命を落とし、セクシー・ブルテイル邸は永遠に同じ1日を繰り返す。

(4)レジナルドを救え

 ループを終わらせるためには、使用人がレジナルドを殺害するのを阻止しなければならない。ただし、ブーンは使用人とゲストに姿を見られてはならず、殺人を阻止する手段は間接的なものに限られる。まずは屋敷を探索し、彼らを尾行し、どのように殺人が行なわれるのかを把握しよう。

(5)血塗れの女性の願い

 ブーンの働きにより、レジナルドは助かった。しかし、まだ多くのゲストが使用人に殺されようとしている。血塗れの女性はブーンに、すべてのゲストの命を救ってほしいと告げる。

ゲームシステムを紹介

ループを繰り返し、すべての謎を解き明かす

 ゲストと使用人たちは12時から24時までの12時間、リアルタイムに行動する。ループを繰り返す中で得た情報を元に、殺人を阻止する方法を見つけ出していく。すべてのゲストを救い、彼らの言葉に耳を傾け、館に隠された謎を解いたとき、この物語の全体像が明らかになる。

邸宅の見取り図

 メニュー画面からはセクシー・ブルテイル邸のマップをみることができる。マップには、探索した部屋と目撃した人物の行動、重要な手がかりが書き込まれていく。

時間スライダー

 マップ下には「時間スライダー」がある。任意の時間にカーソルを合わせることで、ゲストや使用人がどこの部屋にいるか、どう移動するかを見ることができる。ゲストや使用人は、マスクのアイコンで表示される。一度尾行すれば、マップ上で動きを追うことができる。

探索中に見つかるもの

 ブーンは、屋敷のあちこちで、何に使うのか、今はまだ検討のつかない調度品や品々を見つけることとなる。これらは事件の謎を解くのに欠かせないものだが、多くのアイテムは24時の鐘と共に手元から消え、元あった場所に戻ってしまうため、館のどこで手に入れたものかを記憶しておく必要がある。

「セピア色のレコード」
「水槽」セクシー・ブルテイル邸には、館の主人が収集した様々な珍品や生物が飾られている。皮肉の効いた解説にも注目したい
「空砲」弾丸の込められていない銃弾。発砲すると大きな銃声を響かせる
「ハングリーなお守り」禍々しい雰囲気を持つ呪物。まずはこれが何なのかを調べる必要がある

新たな能力

 殺人を防ぐことで、ブーンは新たな能力を得る。その能力を使えばさらなる探索が可能になり、別の被害者を救うことができる。能力のひとつ「トリニティーの完全聴覚」を使えば、使用中は聴力が格段に向上する。隣の部屋で交わされている秘密の会話や、客人が漏らす独り言を聞くことができれば、この邸宅で何が起こっているかを解明する手助けとなるはずだ。

殺人を防ぐことで、新たな能力を得る
「トリニティーの完全聴覚」

登場キャラクターを紹介

ラフカディオ・ブーン

 ラフカディオ・ブーンは、プレーヤーの分身となる、年老いた宣教師。邸宅のとある部屋で目覚め、舞踏会のゲスト達が殺害されるのを目撃してしまう。その後、仮面舞踏会の惨劇を知った彼は、殺人を阻止し、陰謀を暴いていく。

【ラフカディオ・ブーン】

謎の女

 邸宅で目覚めたブーンが初めに出会う謎の女性。その恐ろしい外見とは裏腹に、ブーンに対して非常に協力的な姿勢を取っており、何も知らないブーンを導いてくれる。

【謎の女】

レジナルド・シックスペンス

 天才時計職人でありエンジニア。邸宅のあちこちに置かれた豪華絢爛な時計は彼の手によるもの。

【レジナルド・シックスペンス】

トリニティー・キャリントン

 盲目の彫刻家で、世界で最も才能ある芸術家のひとり。セクシー・ブルテイルの主人は館を飾るための彫刻を彼女に依頼した。

【トリニティー・キャリントン】

サーノス・ゴレッキ

 独創的な仕掛けに満ちたセクシー・ブルテイル邸を設計した建築家。邸宅に関する知識は豊富だが、そんな彼でも館の主が抱える秘密をすべて知っているわけではない。

【サーノス・ゴレッキ】

侯爵

 セクシー・ブルテイルのオーナーで仮面舞踏会の主催者。謎めいた人物として知られており、現在は姿を消している。

【侯爵】

使用人

 セクシー・ブルテイルで働く使用人たち。礼儀正しく、気配りが行き届いていることで知られている。しかし、今年の仮面舞踏会では、その素晴らしい才能は計画的で無駄のない殺人を実行するために発揮されているようだ。今、この邸宅にいる客人は何人たりとも彼らの奇妙で恐ろしいもてなしからは逃れられない。立て続けに起こる凶行は、いったい誰の意思によるものだろうか?

【使用人】

【スクリーンショット】