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コンパイルハート、PS4向け新作RPG「Death end re;Quest」最新情報が公開
99%がバッドエンド!? VRMMORPGを題材にしたサスペンスホラー
2017年7月20日 12:37
コンパイルハートは、プレイステーション 4用新作RPG「Death end re;Quest(デス エンド リクエスト)」の公式サイトを、7月20日に公開した。“ガラパゴスRPG”第4弾となる本作は、「バグ」をコンセプトに、“ゲーム”と“現実”の2つの世界を舞台にしたサスペンスホラーRPG。
キャラクタ―デザインは「神獄塔 メアリスケルター」、「ムゲンソウルズ シリーズ」などを手掛けたナナメダケイ氏。シナリオは「コープスパーティー」の祁答院慎氏が手がけている。「99%のバッドエンド」という衝撃的なシナリオは、本作の魅力の1つにもなっている。さらにデザイン、サウンド面でも豪華なクリエイター陣が参加している。
公開された公式サイトでは、5人のメインキャラクターや、ゲームの世界観などが紹介されている。ギャラリーページでは、キービジュアルやコンセプトアート、ゲーム中のスクリーンショットも公開されている。
バグに侵食されたゲーム世界と現実が交錯する
本作の舞台となるのは、意識の完全東映を実現し、夢と冒険の王道ファンタジーとして開発されていたVRMMORPG「ワールズ・オデッセイ」のゲーム世界。本作のゲームディレクターだった「二ノ宮しいな」の失踪をきっかけにゲーム開発は中止されていたが、その一年後に、ネットワーク上から削除されたはずの「ワールズ・オデッセイ」が、【バグ】に侵食された状態で復元される。
主人公のゲームプログラマー、水梨新は、あらゆるものが【バグ】に侵食された世界からしいなをログアウトさせるために、現実世界からプログラムを改修してバグを修正していくが、現実とゲームという2つの世界で発生する様々な謎と事件に巻き込まれていく。
【ストーリー】
ゲームプログラマー・水梨新の元に届いた一通のメール。
差出人は、一年前、行方不明になったゲームディレクター・二ノ宮しいな。彼女はかつて新とともに完全仮想現実を実現したゲーム「ワールズ・オデッセイ」の開発を行なっていたが、その突然の失踪により、プロジェクトも凍結されていた。
この不可解なメールは、存在しないゲーム「ワールズ・オデッセイ」の中に消えた二ノ宮しいながいることを示していた。
ネットワーク上には削除されたはずのプログラムが復元されており、新は解析を試みる。
プログラムは原型をとどめないほどに書き換えられており、バグだらけとなった世界には、しいながたったひとりの“プレイヤー”として存在していたのだった。
新はしいなと接触を図り、このゲームからログアウトできないことを知る。ふたりは手がかりを探し、心を持つNPCたちや現実にいる同僚たちとともに、ゲームの“内”と“外”から攻略を進めていくこととなる……。
しかし、その先には現実をも巻き込む恐るべき事態が待ち受けるのであった。
水梨新
「二ノ宮しいな」と共に「ワールズ・オデッセイ」を開発していたゲームプログラマー。
開発中止となったはずの「ゲーム」の中で閉じ込められたしいなを発見する。しいなを脱出させる為「現実」からプログラムを改変し、バグを修正していくが、「ゲーム」と「現実」二つの世界で発生する様々な謎と事件に巻き込まれていく。
二ノ宮しいな
開発中止となったVRMMORPG「ワールズ・オデッセイ」の中で目を覚まし、一年間の記憶を失っていた。
元々は「ワールズ・オデッセイ」のディレクターとして制作の指揮をとっていたが、突然行方不明となる。ゲームからログアウトする事が出来なくなり、現実に戻る事ができずにいる。
リリィ・ホープス
「ワールズ・オデッセイ」の世界では大国「ハーティス」の王女として存在していたNPC。
NPCとして、本来ありえないはずの感情と意識を持つ。しいなのバグと戦う力を見て、父親であるハーティス王を救ってほしいと頼み込む。
ルシル・フィアレーテ
ハーフエルフのNPC。
NPCとして、本来ありえないはずの感情と意識を持つ。エルフは賢明というのが一般的な見解だが、ルシルの場合はそうでもない。いつもどこか上の空で、抜けている少し不思議な女の子。