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「AVA」にかくれんぼが帰ってくる!新モード「かくれんぼEraser」実装決定!
FPSが苦手でも楽しめる、爆笑必至のお祭りモード!
2017年7月14日 17:00
ゲームオンは7月19日、「Alliance of Valiant Arms(AVA)」において新モード「かくれんぼEraser」を実装する。
以前実装されていた「かくれんぼモード」は、この度「Eraser」のサブタイトルを引っさげて、「AVA」に再び帰ってきた。面白さに磨きをかけて戻ってきた本モードを実装に先駆けてプレイすることができたので、その様子をお伝えしたい。
また、記事の最後に弊誌読者にプレゼントの用意があるので、お見逃しのないようにご利用いただきたい。
隠れろ!見つけろ!オブジェクト削除が追加されて帰ってきた「かくれんぼEraser」
最初に「かくれんぼEraser」の基本ルールから紹介しよう。とはいえ基本的なルールは前回の「かくれんぼモード」とそう大きくは変わらない。プレーヤーは「鬼」と「子」のグループに分かれ、生き残りか、あるいは全滅を目指して「かくれんぼ」を行なうこととなる。
子のグループになったプレーヤーはオブジェクトに変身して隠れ、鬼に見つからないように制限時間まで逃げ切りを目指す。変身の際は3択から1つを選んで変身するのだが、うち2つまでは変身できるオブジェクトの候補が予めわかるようになっている。もう1つは「?」マークで表示されたランダムなもので、何に変身するかわからないリスキーさと、何か意味のわからないものに変身するかもという妙なワクワク感のある選択肢だ。いざ隠れる際は位置を決めてから、向きと高さを微調整することができる。
オブジェクトは基本的にマップに存在するものが候補として表示されるとのことだが、稀にそのマップには存在しない、ある意味では目立つ「異物」となってしまうこともあるという。
また、子は今回の新要素として既にマップに設置されているオブジェクトを1ラウンドに3回まで「削除」することができるため、削除したオブジェクトになりかわったり、空いたスキマにハマるようにして隠れてみたりと隠れ方の幅が広がった。このシステムこそが今回のタイトル「Eraser」の由来であり、従来のかくれんぼからさらに面白く進化した点と言えるだろう。
一方鬼グループは隠れている子を見つけ次第、ショットガンで撃って倒していき、全員を発見、殲滅することが勝利条件となる。では怪しいオブジェクトは片っ端から撃っていけば良いかというとそうもいかず、子ではないオブジェクトを誤って攻撃してしまうとHPが減少してしまう。むやみやたらに打っているとすぐに自滅することになるため、記憶と勘を頼りに慎重な行動が求められる。
ちなみに誤射で減ってしまったHPは、子を発見して見事倒すことができれば回復することができるのだが、正解と確信できるのは子が目の前で変身したときや走って他の鬼から逃げている時くらいなので、常に残りのHPに気を配りつつ立ちまわることになる。
しかし、子がラスト40秒までに生存している場合、鬼チームは「フィーバータイム」に突入する。フィーバータイムでは移動速度が増加し、武器がショットガンから重火器に変更、さらに誤射のHPペナルティがなくなるため、乱射が可能となる。目につく怪しいオブジェクトは片っ端から撃たれるため、子は見つかりにくいマップの片隅で息をひそめるか、鬼の視界に入らないよう意表を突いて隠れるのが対策となるだろうか。
1ラウンドの制限時間は計3分40秒で、1分30秒・1分30秒・40秒で1セットとなっている。その区切りの1分30秒ごとで計2回、子のグループは別のオブジェクトに変更されるのだが、これがなかなかにクセモノである。時間になると即変身!というわけではなく、数秒の猶予はあるものの、3つの選択肢のなかから再び変身することを強制されてしまうのだ。
どれだけ上手く隠れていたとしても、変身の瞬間を鬼に見られてしまえば一瞬でバレてしまい、一気に窮地に立たされることになる。幸いにも子の移動速度は比較的早めに設定されているため、「かくれんぼ」から「鬼ごっこ」に趣向を変えて逃走を図ることも不可能ではないが、複数の鬼に囲まれるとなかなかに厳しいものがあるだろう。なんとか鬼の目を盗んでひっそりと変身したいところだ。
ちなみに子は変身したオブジェクトに応じてHPが変化するようになっているとのことで、りんごやペンキ缶など小型のものはHPが少な目に、電話ボックスやトラックなどの大型のオブジェクトはHPが多めに設定されている。テストプレイではトラックが耐久力を生かして鬼の攻撃を受け止めつつ軽快に走り去り、そのまま逃げおおせるというかなり笑える展開もみられた。
また、試合中には特殊なラウンドが用意されている。例えば「子のグループ全員が『チビ忍者』になり、鬼を攻撃可能なラウンド」と「子のグループ全員が同じオブジェクトになるラウンド」がランダムで発生する。
「チビ忍者」は鬼の半分ほどのサイズで、非常に素早く走り回ることができる。鬼にナイフで攻撃することができるのでつい突っ込んでいきたくなってしまうが、撃たれればあっさり倒れるので味方の子と協力して鬼を各個撃破していくのがよいだろう。このモードでは鬼も子も相手のチームの全滅が勝利条件になる変則ルールとなる。
「子のグループ全員が同じオブジェクトになるラウンド」は子に不利なラウンドだ。というのも初めの1人が鬼に発見されると次の変身を迎える1分30秒までの間は他の子がどのオブジェクトに変身しているかバレてしまうので、芋蔓式に他の子も発見されやすくなるからだ。テストプレイでも初めに子を仕留めた鬼によって「缶だ今!缶!」などという報告がなされ、「缶了解!」、「缶全部撃て!」などという会話が飛び交っていた。
また、残念ながらテストプレイでは発生しなかったが、「子のグループ全員がアナコンダククリを所持しており、鬼を攻撃可能なラウンド」や、「子が変身しているオブジェクトの分身を5つまで置くことができるラウンド」も稀に出現するという。
FPSの皮を被った、ネタ満載のお祭りモード
ここまでテストプレイの様子と「かくれんぼEraser」の詳細をお伝えしてきたが、やはり普段の「AVA」とは毛色が違う。通常のプレイで要求されるようなAIM力や、効率を最大限追究した立ち回りなどはほとんど必要なく、かなりカジュアルなシステムとなっていたため誰がプレイしても楽しめることと思う。
個人的にはやはり子グループのプレイが"ツボ"で、鬼が隣を通り過ぎたときの緊張感や、微調整で自分なりの完璧な「隠れ」を目指す過程、そして妙なオブジェクトを引いて「どうすんだコレ……」という絶望感も含めて笑える要素が満載であった。非常に遊びやすいモードとなっているので、「AVA」の現役プレーヤーもそうでない方も、是非1度プレイしてみてもらいたいと思う。この妙なスリルがきっと病みつきになるはずだ。
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