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HMDなしで360+90=450度のVRを味わえる!「バハムートディスコ」体験会が開催
「プラス90度」の偉大さを体感
2017年6月16日 17:51
スクウェア・エニックスとハウステンボスは、VRコンテンツ「バハムートディスコ」の体験会をSHIBUYA109にて6月16日に開催した。開催期間は6月17日まで。6月16日は13時から20時まで、6月17日は10時から18時まで体験会に参加ができる。価格は無料。
「バハムートディスコ」は既報の通り、HMDなしで450度のVR空間を楽しむことができるというもので、リズムに乗って流れてくる光のターゲットに合わせ、スティック型コントローラーを振ってプレイするアトラクションだ。6月16日と17日に渋谷で体験会が行なわれた後は、7月15日より長崎のハウステンボスでグランドオープンする予定となっている。
今回はこの「バハムートディスコ」を体験する機会に恵まれたので、その模様をお伝えしたい。
「バハムートディスコ」を体感!
「バハムートディスコ」はピンクの箱、暗い立方体の密室の中で開催される。入口ではコントローラーを手渡されるのだが、「バハムートディスコ」は最大で4人の同時プレイが可能なため、コントローラーはそれぞれ赤、青、緑、黄色の4色に発光している。くっきりとした色で光るため、暗室で見るとさながらケミカルライトのようでキレイだ。
握り心地は意外とずっしりとしているため、必ず付属のストラップを付けるようにアナウンスがあった。実際、プレイに熱中して振り続けていると握力が怪しくなってくる程度には重量があったので、安全の為にも必ずつけるようにしたい。
プレイ方法としては、自分の持っているコントローラーに対応した色のリングの前に立ち、音楽に合わせて流れてくる玉がリングに重なるのを見計らってコントローラーを振る。成功すると小気味よい演出とともに玉がはじけてシャーン!という音がなるという寸法だ。全身を使ったいわゆる「音ゲー」と思っていただければわかりやすいかと思う。
ゲーム中にはこのリングが部屋中を巡る。体験会でプレイした限りでは床に出現することはなかったので、注意すべきは360度だ。リングの出現に合わせて移動しつつ、タイミングを合わせてコントローラーを振っていく。結構高速で動くので一瞬見失ったりするのだが、熱中してくると「どこだ!次どこだ!?」という感じでリングを追いかけるのは面白かった。
体験会ではメディア合同だったので筆者を含む3名でのプレイだったのだが、多色のリングが重なって全員が一緒にコントローラーを振る、という演出もあり、初対面ながらそこはかとない連帯感が生まれていたように思う。なので友人を集めて4人で一緒にプレイしたら相当に盛り上がるのではないだろうか。
ヘッドマウントディスプレイなしで味わえる450度の没入感
特筆すべきは映像の演出で、横の360度のみならず、地面を90度として合計することで「バハムートディスコ」は5面450度のVRを実現している。この+90度、つまり足元にも映像が流れることで、目まぐるしく変わる映像が部屋を包み込み、宇宙空間に吸い込まれるかのような錯覚を覚えるのだ。足元1面が加わるだけでこれほどの没入感が生まれるとは驚きであった。
「ファイナルファンタジー」でおなじみ、そして今回の「バハムートディスコ」のタイトルにもなっているバハムートは後半に出現するのだが、目覚めるなりブレスのようなもの(メガフレア?)をこちらに向かって噴射してくる。足元を含めた450度に映像が展開されることで、まるでそのブレスの中にいるかのような体験ができるのである。
ちなみに楽曲について、体験会でプレイできたのは「気分上々↑↑」と「ヘビーローテーション」のアレンジバージョンで、「バハムートディスコ」の名の通り、ディスコ風のアレンジが加えられたものであった。ハウステンボスでオープンする際には「LIFE」、「奏(かなで)」、「残酷な天使のテーゼ」、「千本桜」などの曲が2曲1セット、合計6曲3セットの音楽で楽しむことができるという。
「CTS」のスペシャルライブや、「#BAHA体験」フォトキャンペーンも開催
「バハムートディスコ」体験会は6月16日から17日までSHIBUYA109で開催している。最終日となる17日には、19時30分から20時まで、「バハムートディスコ」の音楽プロデュースをしている「CTS」のスペシャルライブが開催される。
また、同時に「#BAHA体験」フォトキャンペーンを実施している。開催期間中にブース壁面をバックに写真を撮ってSNSに投稿すると、イベント限定「#BAHA体験ドリンク」がプレゼントされる。ドリンクは「バハムートディスコ」のロゴをあしらった、バハムートカラーの紫のボトルに入っている。
渋谷での開催が終わると、次に体験できるのは長崎・ハウステンボスとなる。全身を使った「音ゲー」の楽しさと、足元のプラス90度による没入間の素晴らしさを是非体感していただきたい。
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