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「FFXIV: 紅蓮のリベレーター」新エリア体験レポート

ギラバニア山岳地帯やクガネ、紅玉海をたっぷり漫遊!

5月23日 開催

会場:ドイツ・Yu Garden Hamburg

 スクウェア・エニックスは、プレイステーション 4/Windows/Mac用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV(以下、FFXIV)」の最新拡張パック「紅蓮のリベレーター」についてのメディアツアーを、ドイツ第2の大都市ハンブルグで開催した。

 このレポートでは、今回試遊に使われた新エリア、ギラバニア山岳地帯の北部地域と、紅玉海、新たなプレーヤーの拠点となる東方の街、クガネの風景をたっぷりのスクリーンショットで紹介したい。

 尚、本文中やスクリーンショットに使用しているスキルの詳細については、あくまでも開発中のバージョンであり、今後変更される可能性があることをご留意願いたい。

東方の新たな拠点「クガネ」

 「紅蓮のリベレーター」における新たなプレーヤー拠点のひとつとなるクガネは、実際に歩いてみると遠景から見るよりもずっと和風の色合いが強い街だ。やはり自分が良く知ってる風景だけに、細部までリアルに作り込まれている。エリアは大きく、第一波止場、第二波止場、異人街、楽座街に分かれており、フェリードッグにはリムサ・ロミンサに向かう船着き場もある。

 異人街には、ガレマール帝国の大使館、ウルダハの商館、ラザハンの大使館などがあり、商業や貿易の中心地らしい活気とエキゾチックな雰囲気がある。御白洲のような場所や、歓楽街もあり、夜の明かりにともされたしっとりした雰囲気もとても美しい。シロガネへの入り口もあったが、今はまだ入ることができなかった。ここでどんな物語が展開するのか、いまから楽しみだ。

【クガネ】
第一波止場にある楽水園という場所。劇場だろうか?
異人街にあるラザハンの大使館。奥に見える東京駅風の立物は、ウルダハの商館
クガネの街にはたくさんのNPCがいて、近づくと何かを話しているものも多い
第二波止場にあるエーテライトプラザ。あと数週間でここが人で埋め尽くされる
冒険者の拠点となる潮風亭。左にある銅像はズイコウ像という名前だ
クガネ城へ続く石畳。どこかで見たような懐かしさを感じる風景にもそこかしこで出会える
クガネのマーケットは夜の風景が美しい。販売されているものはIL255だった
畳敷きの帳場に座っている売り子。他の国とは一味違う買い物ができるだろうか?
夜のクガネ。蕭々と雨のそぼふる風情も、和の趣があって美しい
クガネ城を見下ろす場所にある赤誠組の屯所。傍らでは剣を奮って鍛錬をしている

キキルンが棲む荒涼とした山岳「ギラバニア山岳地帯」

 ギラバニア山岳地帯は、PVでもおなじみのラールガーズリーチを抜けた場所にある。荒涼とした場所で、端の方にキキルンの集落がある。ピラミッドを逆さにしたような不思議な建造物にもキキルンがたくさんたむろっており、蛮族デイリーとしてキキルンが登場するような気がする。

【ギラバニア山岳地帯】
山岳地帯の南東側でみかけたAモブ。周りにはキキルンの集落がある
新しいデザインのキキルン。グリダニアのキキルンより凶暴そうな顔をしている
新デザインのモンスターと、ピラミッドを逆さにしたような謎の遺跡
謎の遺跡の屋上。周辺もキキルンがたくさん闊歩している
旅の途中に立ち寄ることになりそうなキャンプ
荒涼とした砂漠というイメージのギラバニアだが、美しい場所もあちこちにある
ラールガーズリーチへの入り口
ここが新たな冒険へのスタート地点となる
寺院のような場所
新デザインのモンスター。怖そうに見えるが、レベルは62ほど

日本の神話伝説を感じる「紅玉海」

 紅玉海は、クガネの外に広がる海。海には小さな島が点在しており、瀬戸内海のような雰囲気だ。島には、先が見えないほど高くそびえる「アメノミハシラ」や、鬼ヶ島のような火山島など、和風ファンタジーな風景が広がっている。モンスターも、ウシオニやヌレオンナといった日本の妖怪をモチーフにしたものが多数登場している。

【紅玉海】
コレクターズエディション特典の新マウント「シルドラ」、もちろん空も飛べる
鬼ヶ島のような島にある火山。獄之蓋という名前のようだ
ボムのようなハリセンボンのような新モンスター「ハリセンボム」
オノコロ島にある筋違砦。腕っぷしが自慢そうな海の男がたくさんいる
アメノミハシラのふもとには、入り口らしき場所が
くらげっぽい新デザインのモンスター
はるか天空に続いているアメノミハシラ。ここを上ってどこかに行くのだろうか?
嵐の夜の獄之蓋は、おどろおどろしさ200%アップ
火山のふもとにはモンスターが徘徊している
左に見えているがサカズキ島。火山探検の拠点になりそうな場所だ

水底には宮殿が見える深い海

 紅玉海の海はどこでも泳ぎ、潜ることができる。海の中には、アウラ・スイという海底で暮らすアウラ部族の村がある。海底には採取できそうな貝が落ちていたり、小さな気泡の中に入れる場所もある。意外なものが沈んでいたりと、探検するのが楽しそうだ。

【紅玉海の海中】
紅玉海はどこからでも潜ることができる
海の中にある、コウジン族の村
エーテライトの上にも海藻が生えていたりと、いかにも海の中らしい
水泡のような村には、数カ所あるサークルのような場所から出入りする
海の中にある、アウラ・スイの村
彼らはなぜ海の中で暮らしているのか、物語を進めればわかるだろうか?
インスタンスダンジョン「海底宮殿 紫水宮」を外から見たところ
広い海のどこかには、深い海溝もある
巨大ザメ。襲ってこないので、近寄っても安心
海中には、採取場所のように見える水泡もある

海底のインスタンスダンジョン「海底宮殿 紫水宮」

 今回、レベル63から入れる「海底宮殿 紫水宮」にも挑戦することができた。ここは海底にある竜宮城のような場所で、途中には泳ぎながら進む場所もある。金魚っぽい雰囲気の紅玉姫では、浦島太郎をほうふつとさせるギミックが登場するなど、日本文化を意識したダンジョンになっている。

【海底宮殿 紫水宮】
海の中にあるレベル63用のインスタンスダンジョン「海底宮殿 紫水宮」
道中は、サンゴ礁と日本庭園を組み合わせたような風雅な庭になっている
提灯アンコウのような触手を伸ばした敵。当然、砂の下には……
ダンジョンは海底にある巨大な水泡の中にある
スタート地点。タンクの出発を待たない侍がダッシュ中
操られた武官という、穏やかではない名前のついた敵
2ボスの紅玉姫。金魚のような衣装がかわいらしいが、言動はかなり心配な状態だ
ギミックをミスって死亡中の筆者と頑張っている学者
途中の池は泳いで移動。このまま綺麗な庭で海水浴していたい
いかにも悪そうなボス。諸悪の根源なのか、それとも同じく操られているのだろうか?