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HTC、VR空間を動き回れるモバイルVR端末「LINK」を発表

「攻殻機動隊 ARISE」とタイアップも

価格、発売日未定

 HTC NIPPONは5月25日、新たなVR端末「LINK」を発表した。価格、発売日は未定。また、プロモーションとして「攻殻機動隊 ARISE」とのタイアップを発表した。

 「LINK」は、VR動画の視聴のみに限らず、ゲームなどと連動してVR空間内を自由に動き回れるだけの性能を誇るモバイルVR端末。発売中のスマートフォン「HTC U11」と接続することで様々なコンテンツを楽しむことができる。「HTC U11」本体と同じく通信キャリアを通じての販売を予定しており、アクセサリとして別売される予定。

 これまでHTC「VIVE」など、PCを用いて行なっていたVR体験を、スマートフォン「HTC 11」と「LINK」を接続するだけで手軽に楽しむことができるようになる。 「LINK」にはVR視聴画面と体の動きを瞬時に同期することができる、高性能なCPUとVRレンズを搭載。これによりVR画面と視野との齟齬が軽減され、長時間の視聴や体験を可能にした。

 今後はプロモーションとして、電脳化・義体化・電脳空間など、近未来を精緻に表現した世界観を持つ「攻殻機動隊」とタイアップし、「HTC U11」並びに「LINK」の特徴を伝えていく。キービジュアルは「攻殻機動隊 ARISE」のメインキャラクターである草薙素子、荒巻大輔、バトー、トグサのイラストを用いた新規描き下ろしとなる。

 また、「攻殻機動隊 ARISE」とコラボレーションした「HTC U11」特設webサイトを5月25日21時より設置し、コンテンツを順次公開する。コンテンツの1つである「HTC U11×攻殻機動隊 ARISE」ティザー動画は6月から公開される予定となる。

LINK 製品スペック

・サイズ:約197.69x167.33x116.6mm(幅×奥行×高さ)
・重量:554g(暫定値、ケーブル含)
・視野角:約110度
・バッテリー:約2,800mAh
・ディスプレイ:約3.6インチ アモレット液晶(各1,080×1,200ピクセル、90Hzリフレッシュレート)
・外部接続:USB(Type-C)Yケーブル、3.5mm オーディオジャック
・同梱品:ステレオカメラ×1台、6DoFコントローラ×2台、HMD用LEDマーカー×1台、コントローラ用ストラップ×2本、アルカリ単4電池×4本、イヤホン×1台
・対応機種:HTC U11