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Oculus Riftの生みの親パルマー・ラッキー氏がFacebookを退社
2017年3月31日 12:26
Facebook傘下のOculus VRの共同創業者のひとりであるパルマー・ラッキー氏がFacebookを退社することが、米VRメディアUploadvr等の報道で明らかになった。退社日は3月31日を予定。
パルマー・ラッキー氏は、現CEOのブレンダン・イリーブ氏と共に、2012年にOculus VRを設立し、翌2013年のGDCに、VRヘッドセットOculus Riftを出展し、話題を独占。メディアにも数多く登場し、一躍VR界の寵児となった。「.hack」や「ソードアート・オンライン」といった日本のSFコンテンツも大好きで、2015年のUnite 2015 Tokyoでは、任天堂の宮本茂氏のVR観を否定するなど、突っ込んだ発言をすることでも知られる。
2014年3月にFacebookがOculus VRの買収を発表してからは徐々にメディアの露出が減り、各種イベントのOculusブースにも姿を現わさないようになった。2016年10月のプライベートイベントOculus Connect 3では、Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグが基調講演を担当するなど、Oculus Riftローンチ後は完全に存在感を失っていた。