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任天堂の新型ゲームコンソール「Nintendo Switch」が米国でも発売開始!
「ゼルダの伝説」ディレクター藤林氏らスタッフもお忍びで駆けつけ
2017年3月3日 18:09
Nintendo of Americaは、米国時間の3月3日0時より、任天堂の新型ゲームコンソール「Nintendo Switch」の発売を開始した。価格は299ドル(約34,000円)。
GDCが開催されているサンフランシスコの目抜き通りに店舗を構えるGameStop。GDC参加者は会期中まず1度は訪れるというほど、ゲームデベロッパーのメッカともなっている店舗だが、ここでNintendo Switchの深夜販売が行なわれた。
基本は予約のみの扱いとなっており、事前予約で払い込み済みの列と、当日販売枠の列に分かれ、0時の販売開始を前に、200名ほどが列を作っていた。それ以外にもGDC参加者を中心に多くのギャラリーが訪れ、300人から400人ほどが店舗の周りに集まり、販売開始直後はちょっとしたお祭りムードとなっていた。
GameStop Market Street店のNintendo Switchの在庫は、予約者向けに数百台を用意。予約者の来店に備えて、店舗済みの倉庫にNintendo Switch本体がうずたかく積み上げられていた。一方、当日販売枠はわずか18台しかないという。にもかかわらず当日枠に50人近くが並んでいるが、彼らに並んでいる理由を尋ねたところ、ソフトだけでも買って帰りたいと、いかにも米国のゲームファンらしい前のめりのセリフを聞くことができた。あわよくば筆者も1台と考えていたが、甘い考えだったようだ。
店舗内は、この日ばかりはカウンターの後ろはNintendo Switchプロダクト一色に染まり、本体や目当てのゲームソフトに合わせてグッズや周辺機器を買っていくゲームファンも多かった。
来場者は日本人も多かったが、よくよく見ると、受付の横には3月1日にGDCで講演した「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド」ディレクター藤林秀麿氏ら、任天堂関係者の姿もあった。握手やサインに応じるようなオフィシャルなものではなく、お忍びでの参加といった感じだったが、真っ先に関連グッズを購入し、自社の新ハード、そして自らが長年開発に携わったタイトルの門出を祝っていた。