ニュース

ライアットゲームズ、LJL 2017 Spring Split出場チームを対象に教育プログラムを実施

テーマは、「チームの現状理解」と「理想のチームを描く」

2月28日 発表

松場俊夫氏

 ライアットゲームズは、2月25日、League of Legends Japan League(以下、LJL)2017 Spring Split出場チームを対象にした教育プログラム「第3回 Player Training Session(以下、PTS)」を実施した。

 PTSは、プロプレーヤーとしての心技体の向上だけでなく、その後の人生においても通用するスキルを身につけていくきっかけになってほしいとの願いから、LJL出場チームを対象に実施されている教育プログラム。

 第3回目となる今回は、講師にアメリカンフットボールの日本代表コーチを務めた松場俊夫氏が招かれた。参加者には、プレーヤーはもちろんのこと、コーチ、マネージャー、オーナーも参加。「チームの現状理解」と「理想のチームを描く」をテーマに、「共通目的」、「協働意思」、「コミュニケーション」の重要性などについて具体的に議論や討論を交えながらのワークショップが開催された。

 ライアットゲームズは、PTS実施後もチームへのフォローアップを行ない、チームのレベルアップに寄与できるよう邁進していくとしている。

「第3回 Player Training Session」の模様

□LJL 2017 Spring Split動画のアーカイブ
https://www.youtube.com/channel/UCiN3B0QRdL4wn1TMJ_cJyMQ

【プログラム:導入】
 チーム構成に必要な要素を理解する。

冒頭 、フラフープを使用したミニゲームを実施。チーム全員の息を合わせるために、各チーム工夫を凝らしている

【ハイポイント・インタビュー】
 各メンバーの歴史や想いを共有し、メンバー同士のコミュニケーションを活性化させ、相互理解を図る。

2人1組となって相互にインタビューし、その内容を他己紹介として発表

【ランズワーク】
 それぞれの立場・役割の違いを認識し、チームを「自分事」にする。

プレーヤー・コーチ・マネージャーの国を疑似的に建て、それぞれの立場から自国のよいところ、他国へ期待することを共有。 チームを「自分事」としてとらえられるよう話し合いが行なわれた

【ハイドリーム・ロードリーム】
 チームの最高の状態と最悪の状況を描き、現状はどの立ち位置にいるのか把握する。

チームとして最高の状態に近づくために、何が欠けていて、 どのようにチームや個人として貢献ができるのか話し合い共有した

【ビジョン設定】
 理想のチームを描く。

「自分たちの理想のチームを動物に例えると?」という問いに、創意工夫を凝らした動物のイラストを描く

【ルール設定】
 理想のチーム実現のため 、チームの約束事を決める。

討議が白熱してくると、全員で立ち上がって議論する場面も登場