ニュース

「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy」1周年おめでとう! 1周年大感謝祭開催

貴重なデータを公開。そして2年目はどうなるの?

2月25日 開催

司会を担当した藤澤 仁プロデューサーと声優の上村彩子さん
ライブ・エンターテイメント「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」も開催された

 スクウェア・エニックスは、Android/iOS用リアル連動ゲーム「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy」(FTA)のサービス開始1周年を記念し、リアルイベント「一周年大感謝祭!」を開催した。

 「FTA」は、クイズとして現実世界でこれから起こる出来事が出題され、プレーヤーは答えとして未来(結果)を“予知”する、これまでに無いリアル連動ゲーム。このほかにもストーリーを楽しんだり、予知を駆使したバトルなど様々な要素も用意されており、人気を集めている。2016年2月15日にサービスを開始され、このほど1周年を迎えことを記念し、ファンを集め様々なイベントが開催された。

 イベントでは、イラストレーターさんや開発陣などを迎え今後の展開の発表などが行なわれたほか、「FTA」の世界観の中でパーティゲーム「人狼」をおこなうライブ・エンターテイメント「人狼 ザ・ライブプレイングシアター」の上演など様々な催し物が行なわれた。

 そしてラストには、ゲストとして主題歌を歌うサラ・オレインさんが登場し、「glory」をアカペラで披露するというサプライズも! ファンにとっても充実した楽しいイベントとなった。

【「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy」一周年記念制作映像】
1周年を記念して制作された「一周年記念制作映像」。より多くの人にプレイしてもらいたいという意向から、サービス開始1年経っているが、あえてゲームの説明映像となっている。参加声優陣も豪華で、ケイトリン先生を大原さやかさん、ジャン先生を鳴海和希さん、ジャックマン教頭を柳田淳一さん、マルセイユ先生を内田真礼さんが演じている
今回の映像の公開を記念して、リツイートキャンペーンが開催されている。賞品が豪華で、参加声優4名のサインをセットにした色紙が3名にプレゼントされる

新発表続々! 2年目はどうなる?

 これから2年目を迎える「FTA」だが、どうなるのだろうか? その一端として今後の情報が発表された。

 まず1つ目は新コラボの発表。今回はセガゲームスの「ファンタシースターオンライン2」とのコラボレーションすることが決定した。「まもなく5周年の『PSO2』で、3月8日に配信される『バトルアリーナ』で、3月15日11時までに最高ランク『レジェンド』到達者は何人いるのか?」という問題が出題されるが、この“ランクがある”とか“レジェンド”とかすべて初出の情報! メーカーを超えたコラボに来場者もびっくりだ。バトルアリーナごどれほど難しく、“レジェンド”到達に達するにはどうなのか、ゲームを超えて情報交換が行なわれそうだ。こちらの上限予知点数は1で、参加賞は「ラッピー(黄)」、的中賞は1,000アメジスト。

 このコラボはこれだけでは終わらない。「1番人気的中チャレンジ!」として、1番倍率が小さかった答(つまり一番人気)が当たった場合、「PSO2」側では150スタージェム、「FTA」側では1,000アメジストがプレゼントされる。こちら、2番人気、3番人気でもプレゼントが贈られるが、額はグッと小さくなる。ある意味、「PSO2」プレーヤーと「FTA」プレーヤーの協力が必要で、そういった意味でも面白いコラボだ。

 さらに3月の「ランクSS 10倍キャンペーン」のスケジュールも発表となった。5回開催され、キャラクターは以下写真通り。

 このコーナーでは藤澤プロデューサーの提案もあった。これは第24期より、1問の上限予知点数が“4”から“3”に変更となったが、同時にPPが余るという問題が発生した。これをバトルに振り分けて欲しいという目的があったが、「プレーヤーはどう考えているのか?」を知りたいと言うことだという。

 今回2件の対策が提示され、1つ目は「『アルカナ捜索』の各強度を全体的に強化」、「『強度6』はボスが必ず『Sランク』に」。2つ目は「問題数は3問のまま」で「上限予知点数は4点に戻す」というもの。上限予知点数についてはゲーム内でアンケートを実施しプレーヤーの意見を参考にしたいとのこと。

 基本的に藤澤プロデューサーは「結果は自分で決める」ということだが、それに至る経過として悩んでいるという。

 そして、大アルカナが22人すべて出現したことを受けて、今後どうなるのかがプレーヤーの関心事だが、どうも予言書によれば大アルカナは当分登場しないという。その間に「黄色い瞳」が響くというが、これは何を意味するのか?

 ここで実機によるデモが開始。登場したのは大アルカナ戦に備えての練習用兵器「春先型決戦兵器 ダンデポラゴラ」! 登場するやいなや「かわいいい!」との歓声が方々から上がった。これと藤澤プロデューサーが戦うことに。カードを引いてメンバーを決定。出てきたのはヒースクリフ、ベルティナ、ジャンヌ、エリーゼ。

 「ダンデポラゴラ」は障壁があるが、比較的あっさり撃破、攻撃も結構当たるのだが、やはりそこは大アルカナ戦に備えての兵器ということで攻撃も強力。「鉄拳流星群」などは画面中黄色く染まってしまうほど。この攻撃にエリーゼが早々に倒されるが登場した助っ人が「タナカ」。これには藤澤プロデューサーも「『タナカ』かよ!」と叫んだほど。

 結果的に与ダメージは5,312ポイント。藤澤プロデューサーによれば、「ダンデポラゴラ」で次に備えて欲しいという。

貴重なデータを大発表「大発表! 学園リサーチ!」

「予言者育成学園 Fortune Tellers Academy」の歴史年表

 「大発表! 学園リサーチ!」ではゲーム内のデータが一挙公開された。「欲しいグッズは?」といったところから、ゲームのプレイ時間、「予言テスト」で興味深いジャンルなどアンケートに始まり、高レベルプレーヤーベスト10、億万長者プレーヤーベスト10など、プレーヤーだったら気になるデータが続々と明かされた。

 気になるところでは、「S4」を所持しているプレーヤー比率は「0.1516」(1,000人に1.5人)だったり、「予言テストで正解は8番が多いという『また8』は本当なのか?」などのデータから見た“真実”が明かされていった(ちなみにデータ的には“1番”の正解率が高かった)。

 また面白いところでは、ゲームで予知に失敗すると“とらんす一味”からお金を盗まれてしまうが、この盗難金額がゲーム中どれくらいの金額になっているかも公開された。これがなんと1,563億8,562万5,777ゴールドというハンパない金額に! 会場からも驚きの声が上がっていた。

 さらに、「あなたが選ぶ予言テスト大賞」の選定が行なわれた。これは、各ジャンルから優れた問題を3問ずつ藤澤プロデューサーが選出。会場の意見を参考に各ジャンル1問に絞り込み、ニコニコ生放送のアンケート機能を使って最良の1問を選び、表彰するというもの。

 各問それぞれ思い入れや、作成に当たっての裏話などが披露され、会場も盛り上がった。たとえば、芸能問題の「ボブ・ディランがノーベル賞選考委員と連絡が取れたと公表されるのはいつ」という問題では、問題が公開されてすぐに公表されてしまった(答えが出てしまった)。しかし藤澤プロデューサーによれば「実は問題を作成しても、答えが先に出てしまいお蔵入りになった問題はたくさんある」ということで、問題作成の苦労の一端が明かされた。

 結果的に選ばれたのは、アニメ・ゲームジャンルの「アンパンマンの力が出なくなる原因は?」となった。

ライブドローイング

 イベント企画の1つとして、今回のイベント中にイラストレーターさんに新種アルカナを描いてもらい、良ければゲーム内に登場させるという「ライブドローイング」が開催された。

 ただ、イラストレーターさんに描いてもらうだけでなく、お題はゲームのアンケート機能によってファン投票で決定された。今回参加したイラストレーターは、サトウテンさんと典樹さんの2名。サトウテンさんにはアンケート結果1位のお題を担当することになり、典樹さんがその場で即興で決まったお題を担当した。

 ちなみにアンケート結果のお題は「一見『セクシー』に見えるけど、案外『ツンデレ』な一面もあって、ちょっと『できる秘書タイプ』な『妖精』の『女性』」。一方、藤澤プロデューサーが即興でサイコロを振って決まったお題が、「一見『不思議系』に見えるけど、案外『へたれ』な一面もあって、ちょっと『マッドサイエンティスト』な『怪人』の『男性』」。

 約5時間のイベント時間中に描かれたサトウテンさんと典樹さんの設定画は、イベントラストで公開。藤澤プロデューサーの裁量でジャッジされ、見事両作品とも採用となった。

サトウテンさんにお願いする“お題”は、事前アンケートの結果から決定。典樹さんにお願いする“お題”は、藤澤プロデューサーがこのために購入した正八面体さいころで決定
イベント時間中に制作されたグラフィックス。こちらはサトウテンさんが描いた「一見『セクシー』に見えるけど、案外『ツンデレ』な一面もあって、ちょっと『できる秘書タイプ』な『妖精』の『女性』」。もちろん採用
典樹さんが描いた「一見『不思議系』に見えるけど、案外『へたれ』な一面もあって、ちょっと『マッドサイエンティスト』な『怪人』の『男性』」。こちらも採用となった
イラストレーターのサトウテンさんと典樹さんに「小手調べに描いて」と藤澤プロデューサーからふられた結果、数分で出来上がったイラスト。右がサトウテンさんの描いた「救援に来たジークフレオンのふりをしたタンポラゴラ」。左は典樹さんが描いた「『けものフレンズ』に出そうなタージャン先生」

「タンポラゴラ」ぬいぐるみが発売決定!

 イベントではサプライズで、「タンポラゴラ」の商品化が発表された。藤澤プロデューサーは「何とか商品化できないか?」と検討に検討、制作メーカーと交渉を重ねたところ、一定の生産数を確保することで実現可能となった。

 会場で公開された「タンポラゴラ」はかなりボリュームのある大きさで、なかなかのクオリティ。さらには、頭のへたはマジックテープで点けられているので、取り外して付属の白いアフロヘア(綿毛)にも付け替えられるという仕様になっており、会場からは大きな歓声が上がった。価格は7,800円(税別)。

 100個受注がある時点で販売可能と言うことで、すでに受け付けが開始されている。期間は2月27日23時59分までで同社ホームページで行なわれている。ちなみに受付終了時までにどれくらい応募があるか?も「FTA」ではちゃっかり問題になっているので、そちらの解答もお忘れ無く!

お祝いコメントなども続々と

 イベントでは各種お祝いコメントも公開された。松田洋祐代表取締役社長からは「『月のかけら』の配布はほどほどに」とのお達しが。齊藤陽介「DQX」プロデューサー、安西 崇「DQX」チーフプランナーは会場に駆けつけ「5周年勝手にお祝いしてコラボやりたい」と盛り上がった。

 最後にはサラ・オレインさんが主題歌「glory」を熱唱。厳かな雰囲気で盛り上がり、2年目に向けての大きな弾みとなった。

齊藤陽介「DQX」プロデューサー、安西 崇「DQX」チーフプランナーも登場氏お祝いの言葉を述べた
運営を担当する木村氏が藤澤プロデューサーにカルタで勝負を挑んだ。見事勝利して「月のかけら」の配布をゲットした
ラストは藤澤プロデューサーが挨拶
サラ・オレインさんが熱唱