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【闘会議2017】「フォーオナー」誰が1番強いのか?

1対1の読み合いから、チーム戦まで面白さがぎゅっと詰まったステージ

2月11日~12日 開催

会場:幕張メッセ

バトル概要。3本のうち2本先取したチームが勝利となる

 ユービーアイソフトは、2月16日に発売するプレイステーション 4/Xbox One/Windows用アクション「フォーオナー」のステージイベント「ゲーム実況者『フォーオナー』強い奴決定戦@闘会議2017」を、「闘会議2017」の闘会議TVステージで開催した。

 ステージでは「三人称(鉄塔/ドンピシャ/ぺちゃんこ、トシゾー」と「いい大人達(タイチョー/オッサン/マオー/ノッチ)」の2つのチームによる闘いが繰り広げられた。ちなみにチームの監督はプロゲーマーが務め、「三人称」チームはsako選手、「いい大人達」チームはかずのこ選手がアドバイスを行なった。

 まずは個人技を競う「デュエル」から対戦はスタート。1対1で戦うこのモードは、相手プレーヤーとの動きを読み合い、一瞬の操作が勝敗を決する、まさに剣戟アクションとなっている。また同時にプレーヤーの実力差が如実に表れることにもなる。ここでは1戦目を「三人称」チームが、2戦目は「いい大人達」チームが対戦相手を圧倒して勝利。

 そして最終戦となる3戦目では、前哨戦では良いところを見せられなかった「いい大人達」チームのタイチョー選手が登場。ところが先入りしてホテルで練習したというタイチョー選手が練習の成果もあってか、崖そばで投げを打つ作戦を決め一発逆転を決めて見せ、2勝2敗のフルカウントまで持ち込み大いに盛り上がる展開に。ラストは残念ながら敗れてしまい勝利は「三人称」チームのものとなったが、「いい大人達」チームメイトの結束力は確実に固まっていった。

最終戦は、「三人称」チームのドンピシャ選手と「いい大人達」チームのタイチョー選手の戦い。ドンピシャ選手の圧勝かと思いきや、タイチョー選手が善戦。投げからの一発逆転に会場は大盛り上がり

 ここでsako選手とかずのこ選手が参加してオープンベータをプレイするデモが行なわれた。ここでは4人対4人で陣地を取り合う「ドミニオン」モードに参加。しかしネット上でマッチングされた参加者がかなりの実力者だったらしく、sako選手とかずのこ選手も苦戦気味。野武士に挟み打ちにされ倒されるシーンも多く、連係プレイが自然とできている熟練プレーヤーに2人ともなかなか厳しい戦いとなったようだ。

 デモンストレーションの後の2回戦は、「三人称」チームと「いい大人達」チームによる「ドミニオン」戦。かずのこ選手による「いい大人達」チームへのアドバイスは「常に2つの陣地をキープしておけば点数が加算され続けるので、ムリに3つめを奪いに行かなくてもいい。きちんと守ることが大切」という点。

 対戦開始当初は実力差もあってか「三人称」チームが押し気味に進める。しかし徐々に結束力を強めた「いい大人達」チームが声がけを行ないながら守りを固め徐々に盛り返す。ただ、なかなか攻めきれない「いい大人達」チーム。追いつきそうになると点差が開き、つらい展開に。ところがここでタイチョー選手の投げが光る展開から盛り返し、なんと1度は点数を逆転。しかしさすがに「三人称」チームもすぐさま取り返す。両チームの善戦によるシーソーゲームな展開に、会場の盛り上がりは最高潮に。試合はフルタイムでも決着がつかなかったが、わずかに押し切った「三人称」チームがまたもや勝利を収めた。

「ドミニオン」はチームの結束が勝負に大きく影響する。「三人称」チームが押し気味に試合を進めるも、終盤に一枚岩となった「いい大人達」チームが踏みとどまる。勝利は時間切れで「三人称」チームのものとなったが、シーソーゲームの展開に会場も盛り上がりを見せた

 3戦での戦いのため、2勝先取した「三人称」チームの勝利は確定しているが、ラストは監督同士の「デュエル」対決に。sako選手の選択したヒーローはオロチ、かずのこ選手はピースキーパー。両方共にスピードの速いキャラクターだ。早く3勝した選手が勝利となり、2本先取した選手が最終的な勝者となる。ここで先に勝負に出たのがかずのこ選手。超高速で相手の懐に入り込み、剣による攻撃を何度もボディにたたき込むことで相手を出血状態にして体力を削り、有利に試合を進める作戦に。これが思いのほか有効で、あっという間に3連勝で1本目を先取した。

 2本目の戦いに入りsako選手もうまく間合いを取ることで、かずのこ選手の高速な飛び込みにも簡単には攻撃を受けないように対応するも、かずのこ選手の少しの隙を突いてのボディ攻撃に、結果的に1本目と同様の流れを作られてしまい、またもや3連敗。かずのこ選手のストレート勝ちとなった。ピースキーパーの上段攻撃が強力で、相手キャラクターは防御していても一瞬よろけてしまう。これを利用したかずのこ選手の作戦勝ちとなった。

かずのこ選手が使用したピースキーパーに最後まで対応できなかったsako選手が一方的に敗北してしまう残念な結果に。しかし最後の試合ではうまく間合いを見切って、かなり善戦していた。さすがプロ選手!
勝者の「三人称」チームにはプレゼントが!

 「フォーオナー」のイベントを通して感じられたのは、同作のバランスの良さで、相性はあっても決定的な差は無く、キャラクターの特徴を捉えて戦うことで対応可能。一発逆転を狙える要素もあり、やりこむほどに楽しめそうだ。また、「ドミニオン」ではチームの結束により戦いが有利にも不利にもなる面白い展開を体験できる。ユービーアイソフトによれば常にバランスを取っていくということで、末永く楽しめる1作となりそうだ。

 イベントのラストではいくつか新しいニュースも発表となった。現在開催中のオープンベータテストは12日までとなっているが、13日の早朝まではプレイできるかもしれないとのこと。また、13日にはネットの「UBISHOP」に「フォーオナー」グッズが登場。販売開始となる。ただし、数がかなり少ないようで、気になっている人は早めにアクセスした方が良さそうだ。

 さらには2月28日から、JCGでのオープン大会の開催が決定した。デュエルからブロウル、ドミニオンまでほぼすべてのモードで大会が実施されるという。競技性の高いタイトルなだけに1度はチャレンジしてみるのも良さそうだ。

 今回のイベントの盛り上がりは、すなわちこのゲームのポテンシャルの高さを物語っている。まずはゲームの発売が楽しみなところだ。

オープンベータは12日までだが、13日の早朝まで実施されるかもしれないとのこと
「UBISHOP」で「フォーオナー」グッズの販売が行なわれる
そして発売前にもかかわらず、大会の開催が決定した。競技性の高いタイトルだけに楽しみなところ