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コンソール版「World of Tanks」、アップデート3.5で物理演算システムが導入

ハンドブレーキの追加や、ミニマップのアップデートなどを実施

1月27日アップデート

 Wargamingは、コンソール版「World of Tanks」において、「アップデート3.5"War of Nations"」を実装した。ダウンロードサイズはプレイステーション 4版が約4.5GB、Xbox One版が約4.8GB、Xbox 360版が約1.2GBとなっている。

 アップデート3.5では、物理演算システムやハンドブレーキ機能など、様々なアップデートが行なわれる。

 中でも目玉となるのは物理演算システムの導入。PC版では2016年3月に導入された物理演算システムがようやくコンソール版にも導入される。PC版ではこの物理演算システムの導入により、従来は登れなかった崖に上がれるようになったり、敵の車両に乗り上げたり、勢い余って横倒しや横転したりなど、それらを利用した様々な新戦術が生まれた。

 公開された2本の短いトレーラーでは、クロムウェルが勢いよく崖から飛び降りて横転したり、E 100が道路で擱座している戦車オブジェクトを乗り上げる様子が描かれている。なお、横転してしまい身動きが取れなくなった場合は、10秒後に自動的に向きを修正するようになっている。

【World of Tanks Console - Update 3.5: Physics Demo 1】

【World of Tanks Console - Update 3.5: Physics Demo 2】

ミニマップは格段に情報量が増える

 また、物理演算システムの導入に伴い、ハンドブレーキも追加されている。走行中にハンドブレーキを使うことで片方もしくは両方の履帯をロックし、急旋回やUターンを行なうことができる。偵察が主任務の軽戦車はハンドブレーキを駆使することでこれまで以上に活躍ができそうだ。なお、駆逐戦車および自走砲はハンドブレーキ機能は利用できるものの、ロックや急停止のみで急旋回はできないようになっている。

 さらに、ミニマップにも多くの変更点が加えられる。従来の情報に加えて、自車両の視認範囲、通信距離、強制発見距離など、これまで感覚に頼っていた部分が視覚的にわかるようになる。

 そのほかにもタンクギャラリー機能や観戦モード向けの固定カメラ機能、HDモデルの改良、コリジョンモデルの修正、マップの調整などが行なわれている。詳細についてはパッチノートを確認いただきたい。

【マップアップデート】
マップアップデートはハル・エルフと南部海岸