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SIET、中文版「GT SPORT」を4K、HDR、ワイドカラーで出展
唯一のPS4 Proでの出展で、4K/HDRゲーミングの圧倒的なクオリティをアピール
2017年1月20日 21:53
ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジアの台湾法人Sony Interactive Entertainment Taiwan(SCET)は、本日1月20日より開幕したTaipeiGame ShowのB2Cゾーンにおいて最大規模のブースを出展し、「GT SPORT」をはじめ、40以上のタイトルを出展した。
中でも今回もっとも出展に力を入れていたのは、2017年発売予定のレーシングゲーム「GT SPORT」。SIETブースの入り口付近にもっとも目立つ位置に配置され、3台のコクピットと4K TVで、12月にアナハイムで開催された「PlayStation Experience」と同等のバージョンを中文繁体字版で出展していた。
既報のように、現在台湾では、PS4 ProとPS VRが爆発的な人気で、新作タイトルのPS4 Proでの出展を控える事態にまで至っている。唯一の例外が「GT SPORT」で、PlayStationの技術の粋を見せつける目的でPS4 Proと4K TVが使われている。TVは親会社ソニーのフラッグシップモデル「Z9D」の65インチが使われている。わざわざこのデモのために3台購入したという。
今回、「GT SPORT」の4Kバージョンを初めて肉眼で見ることができたが、4Kに最適化されたグラフィックス、安定したフレームレート、HDR適用により色鮮やかになった世界など、あらゆる点がパワーアップしており素晴らしいの一言。とりわけ、HDRまわりの進化はまさに別次元で、通常のテレビが100ニット相当で、「Z9D」は1,500ニット相当ということだが、色の鮮やかさ、太陽光の眩しさ、車体の透明感のある美しさなど、ハッキリ違いが分かるほどだった。
今回は、残念ながらPS VRでのデモは行なわれず、開発が佳境ということでプロデューサーの山内一典氏の参加も見送られていたが、ゲームはひと回りパワーアップした形で確実に完成に向けて近づいていることが実感できた。新たな発売時期については、まだ予測できる段階ではないが、今年の目玉タイトルになるのは間違いない。完成が非常に待ち遠しいタイトルだ。