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「ロードス島戦記オンライン」新クラスに「ウォリアー」が登場!

主要6クラスがついに揃い踏み! 原作再現パーティも編成可能に

1月25日 実装予定

 ゲームオンは、Windows用MMORPG「ロードス島戦記オンライン」において、1月25日に新クラス「ウォリアー」を実装する。

 今回、新登場となる「ウォリアー」は、原作者である水野良氏が「原作『ロードス島戦記』第1巻に登場する6人パーティの職業をなるべく早くゲーム内に登場させたい」との要望もあり、先の5クラスにつづいての実装となった形だ。

 すでに実装されているクラスは登場キャラクターに対応していて、「エスカイア」が「パーン」、「シャーマン」が「ディードリット」……という具合で、今回の「ウォリアー」が「ギム」に相当する。これによって、ついに原作で活躍した6人のパーティ再現もできるようになった。なお、「ギム」はドワーフ族の出身だったが、本作での「ウォリアー」は人間の若者として描かれる。

6つ目のクラス「ウォリアー」が登場!
6クラスが集合した場面

ベースクラス「ウォリアー」と、その1次クラス「マーセナリー」&「アヴェンジャー」を紹介!

 「ウォリアー」は原作のイメージどおり、強じんな生命力と膂力を背景に巨大な剣を振り回しながら戦う。持ち前のLPの高さと物理攻撃に関連したスキルをメインに立ち回る典型的なアタッカータイプではあるが、一方で鎧適正は軽鎧となっていて、防御面ではやや注意が必要となる。

 そんな「ウォリアー」は、キャラクターレベルが20になると1次クラスの「マーセナリー」または「アヴェンジャー」に転職することが可能だ。以下では、各クラスにおける特徴を解説していこう。

ウォリアー(Warrior)

ウォリアー。どことなく童顔&マッチョの取り合わせが女性ファンに刺さる!?

 正統派のアタッカーで、基本的に攻撃特化型のクラス。おもに自己バフによって自身を強化しつつ敵にダメージを与えていく。スキルは物理攻撃系、または物理攻撃の効果を増大させるものがほとんど。もちろん「ウォリアー」系キャラクターのDPSは全クラス中でもトップレベルで、強敵との戦いでは非常に重宝されることになりそうだ。

 面白いのは「サポート・ガード」ならびに「サポート・アタック」という2種類のスキルで、これらはそれぞれの特性を持った傭兵を呼び出せるというものになっている。「サポート・ガード」を使用した場合、タンカー役の傭兵が出現し、一定時間、敵のターゲットを自分から外すことが可能。予定量を超えるヘイトを集めてしまったときなどは、これを使って態勢を立て直していく、という感じになりそうだ。一方の「サポート・アタック」は、アタッカー役の傭兵が出現して敵にダメージを与えるというもの。チェインスキル「テイク・ア・サイト」効果中ならダメージ増も狙えるので、こちらも余裕があれば使っていきたい。

・キャラクター解説
種族:人間
年齢:20歳
性別:男性

 「暗黒の島」と呼ばれるマーモに住む闇の森の蛮族ナグ・アラの出身。子供の頃は身体が弱く、力ある者が評価される部族のなかで強い劣等感を持ち、そんな体に産んだ両親を恨んでいた。7歳のとき、部族の村を襲撃した妖魔から村を守って戦死した父の姿を見て改心し、己を恥じて心と体を鍛え上げて村中に認められ、さらなる強さを求めて村を出る。

 同じナグ・アラ出身で、六英雄でもありマーモを統一して暗黒皇帝となったベルドに憧れて傭兵となり、砂漠の民同士の戦いに参加。風の部族と傭兵王カシューに手を貸し、フレイム建国に協力する。

 フレイムの内戦が小康状態になったことで、さらなる戦いを求めてロードスを巡る旅に出ることを決意し、まずはフレイムの内戦でともに戦ったパーンを訪ねてザクソンへと向かう。

その体格にふさわしい大剣を振り回して戦う、まさしくパワーファイターだ
タンカーやアタッカータイプの傭兵仲間が戦いをアシストしてくれるスキルが面白い
タンカータイプの傭兵「ドリス」。一定時間、プレーヤーキャラクターを守る
アタッカータイプの傭兵「アレクシス」。一瞬だけ出現し、敵にダメージを与える

マーセナリー(Mercenary)

経験を積み、垢抜けた感が出ているウォリアーの上位クラス。一緒に戦う傭兵仲間も増えた

 「ウォリアー」を強化した形の上位クラス。攻撃動作が「ウォリアー」よりも軽快でスピード感のある戦いを楽しめる。「ウォリアー」で呼び出せた傭兵は「マーセナリー」でも呼び出すことができるほか、新たに「サポート・サイクリックキュアー」というスキルを使用することで、ヒーラー役の傭兵も出現してくれる。「ウォリアー」と比較して、攻守ともによりスキがなくなっている形だ。

 特筆すべきは職業技能の4スキルで、これらはパーティー状態の場合、追加で自身の能力値も高まっていく効果を持つ。個の能力はもちろん高いが、それをより強く引き出すには仲間の存在も重要というわけだ。つまり、パーティ戦においてその真価を発揮できるクラスと言える。

・キャラクター解説

 実物を見たことのないベルドの伝説的な強さよりも、その強さと戦いの巧みさ、なんとしても生き抜こうとするしたたかさを目のあたりにした傭兵王カシューの強さに憧れを抱くようになる。

 カシューへの憧れからか、己の肉体頼みの一面的な戦い方から、周囲や相手を上手く操り、場の流れを見極めて必ず勝利を得る戦い方へと変わっていく。自身だけでなく、周りを生かす戦い方をすることから、傭兵仲間からの信頼が増している。

「ウォリアー」とくらべて大剣の振り回し方が軽くなっていて、手数が多くなった印象を受ける
ヒーラータイプの傭兵「アグネータ」。プレーヤーのLPを持続的に回復してくれる

アヴェンジャー(Avenger)

明るいタイプの「ウォリアー」や「マーセナリー」とは異なりダークなイメージがにじみ出ている

 おもに攻撃力増加に関連したスキルが目立つが、一方では「ライズハイ」、「タフネス」といったLP増加スキルや、「インバルネラビリティ」といったダメージ無効化スキルも持ち、これらよって生存能力が高まっている優秀なアタッカー。また、自己バフ、デバフ系スキルも豊富で、単体でも有利に戦える状況を作り出しやすいのも魅力だ。

 PvEだけでなく、PvPに役立つ職業技能を持っているのも特徴で、個の力やPvPを重視するプレーヤーにとってはとくに人気が出そうなクラスとも言えるだろう。「ウォリアー」や「マーセナリー」と比較するとソロでプレイしやすくなっている印象だが、はたして……?

・キャラクター解説

 自分が感じた力の限界を突破するため、部族の試練に挑戦して無事に乗り越える。しかし、それによって己の心のなかに「恐怖」という感情があることを自覚してしまう。それは簡単に相手を破壊することができる自分自身の強大な力に対する恐怖であり、それ以上の力に対峙することの恐怖でもある。

 自分のなかの恐怖と向かい合ってうまくコントロールしていくが、ときおり暴走してしまい、恐怖から逃れるために目につくものを破壊していくことがある。また、試練の最中、闇と恐怖の精霊シェイドによって傷つけられ、肉体に残った傷が周囲に威圧を恐怖を与え、仲間以外の人々を遠ざけてしまう。

※いわゆる「バーサーカー(狂戦士)」。ただし、怒りによる暴走ではなく、恐怖から逃れるための暴走

スキル発動時に雄叫びが上がるなど、猛る戦士の力強さを感じさせる演出が、随所に盛り込まれている
自己バフやデバフの効果を持つスキルが豊富で、個の強さを存分に味わえるキャラクターとなりそうだ