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アイ・オー・データ、HDMI&アナログキャプチャー機器の発売日がついに決定!
PCもゲーム機もスマホもこれ1台で。1フレームずつのコマ送り/キャプチャにも対応
2016年12月14日 11:00
アイ・オー・データ機器は、1080p/60fpsの高画質録画に対応したHDMI&アナログキャプチャー「GV-HDREC」を12月下旬に発売する。保存用のストレージは別途必要で、SDカード(最大128GB)やUSBタイプのストレージ(最大2TB)に対応。価格は16,500円(税別)。
「GV-HDREC」は2016年9月の東京ゲームショウで参考出展され、そのコンパクトさと機能の豊富さで話題を集めていたデバイスで、この度ようやく発売日が決定した。
「GV-HDREC」は、PCやゲーム機、スマートフォンの映像を1080p/60fpsでキャプチャできるデバイス。録画のみならず、再生、編集、マイクミキシングまでこれ1台で可能で、お気に入りのゲーム映像を長時間録画したり、アフレコを入れて実況動画を作成することができる。また、同梱のAV入力変換ケーブルを使うことで、旧世代のゲーム機の映像もキャプチャできる。
接続方法はモニターとゲーム機の間にHDMIケーブルで接続するだけ。このままだと遅延が発生するため、HDMIパススルー機能を利用することで、非録画時でもキャプチャ機器を接続したまま、遅延を気にせずゲームを楽しむことができる。
録画は、1080p/60fpsのフルHD(最高画質)から、480p/60fpsのSD画質まで5段階で用意し、最大10時間まで連続撮影が可能。フォーマット形式はFAT32およびexFATに対応しており、NTFS形式のストレージは使用できない。保存形式は動画がMP4、静止画がJPGとなる。
東京ゲームショウ出展時から新たに判明した情報としては、1フレーム単位でのコマ送り再生や、画面を止めてのスクリーンショット撮影機能が挙げられる。共にゲームファンとしては非常に便利な機能で、格闘ゲームなどでフレーム単位でコマ送り再生して戦術を検討したり、もっともエフェクトが美しい1フレームを選り抜いて静止画キャプチャしたりなど、ゲームキャプチャならではの様々な使い方が考えられる。なお、通常の倍速/スロー再生は120倍速から1/4倍速まで対応している。
編集機能は、動画のカット/つなぎ合わせ、マイクミキシング機能によるゲーム実況の録音、録画動画へのアフレコに対応。より複雑な編集を行ないたい場合は、PC上で行なうこともできるが、PCで編集したデータの「GV-HDREC」での再生/編集はできない。
付属品はHDMIケーブル、ACアダプター、AV入力変換ケーブルなどで、リモコンは付属していない。その代わりHDMIリンクに対応しており、CEC対応のTVならTVリモコンから録画操作が行なえる。
また、iPhoneやiPadでは専用のHDMI変換アダプターを使うことで、iPhone/iPadの映像を録画することもできる。