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広井王子氏の新作は尾道を舞台にした少女達の成長物語「ソラとウミのアイダ」
フォワードワークスの新作発表会で明らかに!
2016年12月7日 22:21
フォワードワークスは新作ラインナップ発表会「ForwardWorks Beginning」で、新規IPとして広井王子氏の新作「ソラとウミのアイダ」を発表した。リリース時期、対応OS共に未定。
「ソラとウミのアイダ」は、原作・総監督を「サクラ大戦」などで知られるクリエイターの広井王子氏が務めるスマートフォン向け新作。海に魚がいなくなり、宇宙で漁業を行なうようになった時代。宇宙漁業共同組合が設立され、危険故に荒くれどもの職場として知られていたが、雇用機会均等法に従い女性も参画するようになった。その一期生となる6人の女性達の物語となる。
舞台は尾道。広井氏によれば、尾道市役所に話をして実際の場所も出して良いことになったという。さらには運営などの中で地元の物産などを織り込むことで尾道と緊密にやりとりし、バックアップの元、物語を描いていくという。広井氏は「台湾などで、しまなみ海道がブレイクしている。日本のIPを欲している海外出も展開し、資金ができれば日本のIPも活気づく。尾道を海外に情報発信できると思う」と意気込みを語った。
広井氏は今年の1月頃にフォワードワークスから話を受けたが、スマートデバイス向けタイトルは初めてと言うことで、自身も勉強しながら制作を共にスタート。ゲームのシステムについては詳しくは語られなかったが、メンバーの相談を受けそれにアドバイスをしたり関係性を構築していくのだという。たとえば「学校のそばの喫茶店などで先輩の話を聞いたり、『彼氏が出来たんだ』とかワイワイ離しながら過ごせる場所が、モバイルの向こう側に作り上げられたら良いなと思う」と広井氏は構想を語っている。
現在の進行具合は、シナリオが10%、システムはほぼ完成、デザインは25%と言った具合だという。このことから「2017年の春の花が咲く頃に、テストプレイができて大きな発表を行なえれば」と語っていた。