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「東京マルイフェスティバルinベルサール秋葉原 3rd」開催

カスタマイズが楽しいアサルトライフルなど新製品や見所盛りだくさん!

11月26、27日開催



入場料:無料

 東京マルイは11月26日と27日、秋葉原のベルサール秋葉原で「東京マルイフェスティバルinベルサール秋葉原 3rd」を開催する。入場は無料。ただし18歳未満は入場できない。

「HK416 DELTA CUSTOM」のPVに出演したグラビアアイドルの望月茉莉さん
電動ガン「HK416 DELTA CUSTOM」。こちらは近接戦闘用のカスタマイズだ
電動ショットガン「SGR-12」。デザインは東京マルイオリジナル
会場には新製品以外にも多彩な東京マルイの商品が並ぶ。中央には撮影に使用した「ハンヴィー(HMMWV)」。イベントでも撮影が可能だ

 このイベントでは東京マルイの新製品を見れるだけでなく、これまでの商品を見ることができる。さらにシューティングレンジが設けられ、エアソフトガン、ガスガン、電動ガンの試射ができるほか、ステージでは様々なイベントも開催される。東京マルイファン、サバイバルゲームファンには特に楽しいイベントとなる。

 東京マルイは近年特に人気を集めている。実況放送でサバイバルゲームの注目が集まり、銃や服の貸し出しも行なうサバイバルゲーム場も増えた。また、FPSで銃器に興味を持ち、実銃さながらの東京マルイの商品を手にしたいというユーザーも増えている。ホビーショーなどでも東京マルイのブースは人が多く、特にシューティングレンジはプレイ街の人が列を作っている。

 ベルサールでのイベントも今回で3回目。さらに盛り上がっていきそうな雰囲気だ。今回はこのイベントに先立つ形で、前日に業者・メディア向けの内覧会が行なわれ、目玉となる新製品が発表された。本稿では新製品のポイントを紹介していきたい。

 今回の最大の注目商品が「HK416 DELTA CUSTOM」だ。独ヘッケラー&コッホが開発したカービンタイプのアサルトライフルを元にした電動ガンで、最大の特徴は“カスタマイズ性”にある。銃身部分に「ガイズリータイプ」とよばれるレイルを装備しており、様々なオプションが取り付けられるようになっている。今回は「近接戦闘用」、「中距離戦闘用」、「スナイパータイプ」の3つのパターンを紹介していた。

 銃全体はタンカラーというカーキ色に近いカラーで塗られており、特別感がある。ストックまでリアルな出来で、銃を撃った反動も実銃をイメージしたものとなる。レイル部分はアルミの削り出しで、全体的に軽くて大きさも手頃で取り回ししやすい。2017年春発売予定で、価格は未定だ。

 「HK416 DELTA CUSTOM」製作にあたり東京マルイはこれまで以上に力を入れたプロモーションを行なっていく。東京マルイのスタッフである島村氏、杉本氏に加え、グラビアアイドルの望月茉莉さんが出演するPVも製作軍用車両である「ハンヴィー(HMMWV)」に、ドローン、そして火薬も使用した特撮で雰囲気たっぷりのPVとなっている。ちなみに望月茉莉さんは26日のイベントにも登壇予定だ。

 もう1つの目玉商品となるのが「SGR-12」という“電動ショットガン”である。エアガン/ガスガンはマガジンからBB弾を発射する。ショットシェルに散弾を詰めて1射で大量に弾丸をばらまくショットガンをどのように再現するか? 東京マルイは電動ショットガン「AA-12」で3つのバレルから弾を発射することでショットガンの“制圧力”を再現するというアプローチを行なった。「SGR-12」はその機構を応用した銃となる。

 ユニークなのはこの未来感溢れるデザインが“東京マルイオリジナル”なところだ。商品を紹介した島村氏は「いつかはこのデザインを実銃に採用してくれるメーカーが出てくれたらとも思います」と語った。実銃を研究し続け、その“感触”を安全に再現しようと努力し続けている東京マルイならでは大きな夢だと感じた。「SGR-12」はこれまで発売された電動ショットガンのオプションパーツと互換性があり、特にドラムマガジンをつけるとイメージが大きく変わるのが面白い。

 発表会ではさらにガスガンの「HK45」をはじめとして、いくつもの試作品、さらには発表済みの新製品も多数展示される。ゲームファンにとっては東京マルイは「バイオハザード」シリーズのスペシャルモデルを発売しているメーカーとしても知られているが、会場では20周年記念の限定モデルや、過去に発売されたモデルも見ることができる。

 もう1つの魅力が、PVでも活躍した「ハンヴィー(HMMWV)」の展示だ。ライターの中村公彦氏の“自家用車”を展示協力してもらったものだという。水辺を走るために吸気用の煙突がついていたり、マフラーが上についている特殊な装備や、マシンガンが懸架できるように取り付けられた車体上部のハッチなど、軍用車両ならではのディテールが非常にカッコイイ車両である。

 「東京マルイフェスティバルinベルサール秋葉原 3rd」は、ゲーム好きの人にもオススメのイベントだ。会場では東京マルイの深いこだわり、ファンに向けての熱い想いが感じられる。週末に訪れてみてはいかがだろうか?

【東京マルイフェスティバル】
中距離戦闘用(左)と、狙撃用。幅広いカスタマイズ性がウリだ
制作されたPV。迫力満点だ
マガジンを変えると大きくイメージが変わる「SGR-12」
他にも今後の新製品をたっぷり展示。オプションパーツも
「バイオハザード」関連も見逃せない
「ハンヴィー(HMMWV)」もチェックするととても楽しい