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「黒い砂漠」、海洋コンテンツ盛りだくさん「絶海の神秘」実装日決定

超巨大海洋モンスターが発表。“黒いスペシャルゲスト”松崎しげるさんも降臨!

11月20日 開催

会場:表参道ヒルズ スペース オー

「黒い砂漠」日本運営プロデューサーの麥谷将人氏

 ゲームオンは、Windows用MMORPG「黒い砂漠」の最新アップデート「絶海の神秘」の実装日を11月24日と発表した。

 発表は11月20日に実施されている「絶海の神秘」先行体験会にて行なわれたもの。「絶海の神秘」では、「マゴリア海」という大海原がこれまでの大陸の北西に登場し、海底洞窟や古代遺跡、宝を積んだ沈没船、また海洋生物や海を渡るための大型船、巨大な海洋モンスターなどが追加となる。

 先行体験会では、新生活スキル「航海術」を使って、ガレー船のスキルを使用する体験が可能となっていたほか、会場に設置されたステージでは、「黒い砂漠」日本運営プロデューサーの麥谷将人氏、総合司会の佐藤仁美さん、ゲストの榊原あやさんの「黒い砂漠」の生放送おなじみの3人によるステージイベントが実施された。

【登壇者】
総合司会の佐藤仁美さん
ゲストの榊原あやさん

【編集部追記】
 記事初出時、出演者の写真と紹介文が一致しておりませんでした。お詫びして訂正いたします。

【「愛のメモリー」歌唱で松崎しげるさん降臨!】
プライベートでの麥谷プロデューサーの歌声が素敵という話の流れから、麥谷氏がなぜか松崎しげるさんの代表曲「愛のメモリー」を歌唱することに。「これは一体何のイベントなんだ……?」と来場者の誰もが思い始めたとき、会場にまさかの松崎さん本人が登場! 麥谷氏を置き去りにする圧倒的な歌唱力を見せつけて、会場を盛り上げた
このためだけに登場した松崎さん
2人で熱唱!
「ん? 声量足りなくない?」の松崎さんのポーズ
麥谷氏を見つめる松崎さん。が、麥谷氏その視線に気付かない……
「麥谷最高だねぇー!」と最後は抱擁
松崎さんは「どうも、真っ黒崎こげるです」、「今日これから『愛のメモリー』4回歌わないといけない」などと冗談を飛ばしながら帰っていった
帰ってしまう代わりに、褐色で歯だけ異様に白いキャラクターを残していった。以降イベントで麥谷氏はこのキャラクターを使用していた

開発元スタッフが超巨大海洋モンスターの存在を明かす!

 会場では開発元PearlAbyssのスタッフがスペシャルゲストとして登壇し、「黒い砂漠」の今後のアップデート情報について発表を行なった。発表では、PearlAbyss企画チーム長のキム・ジェヒ氏より「海洋」、「9世代馬」、「カーマスリビア・ダークエルフ」というテーマ別で内容が紹介されていった。

PearlAbyss CEOのジョン・ギョンイン氏
PearlAbyss企画チーム長のキム・ジェヒ氏。発表はキム氏が行なった
PearlAbyssキャラクターチーム長のオ・ユンテク氏
PearlAbyss背景チーム長のイ・ジェホヮン氏

 「海洋」は、最新アップデート「絶海の神秘」に関するもので、新都市「ラット港」や登場モンスターのビジュアル、スクリーンショットなどが紹介されていった。

 新登場の乗り物は、「ガレー船」と「エフェリア帆船」の2つ。ガレー船はギルドで協力して作る8門の大砲を持つ船で、このガレー船があるだけで、新登場の海洋モンスターと遭遇してもそれほど脅威にならないほどの実力を持っているという。

 またエフェリア帆船は一般のプレーヤーが作れる船。作成には膨大な素材が必要となるが、その分美しさも広さもあり、貿易だけでなく釣り、巨大モンスターの狩りなど、様々な用途に活用できる。

【発表スライド】
新都市「ラット港」と海洋内のスクリーンショット
【新海洋モンスターのビジュアル】
【ガレー船とエフェリア帆船】

9世代馬の1頭、ディネ
ダークエルフ
カーマスリビアのストーリーは3部構成となる

 「9世代馬」では、新しい世代の馬として3種類が開発中であることが明かされ、今回はそのうちの1頭「ディネ」のビジュアルが公開された。「ディネ」は黄金の角とたてがみを持つ白馬で、回復スキルも持ち合わせている馬となる。

 さらに「カーマスリビア・ダークエルフ」では、新地域の「カーマスリビア」とこの場所に由来する新クラス「ダークエルフ」が紹介された。

 「ダークエルフ」は、大きい太刀を扱って攻撃するクラスで、エルフらしい素早さも併せ持つ。また長距離魔法で敵の隙を作る攻撃などもあり、スキルを連携させることで戦術を組み立てていく。アニメーションは格好良くも傲慢な演出となっており、それにあわせたエフェクトも発生する。

 「カーマスリビア」は、パート1、2、3の3部構成で語られることが予定されており、3つの狩り場と1つの特殊地域が存在する。またコンセプトは、「巨大モンスターとの小規模戦闘」とした。

 カーマスリビアは豊かな森と広い草原を有しており、2つの種族「ガネル」と「ベディル」(ダークエルフの種族)が存在する。ガネルとベディルは紛争状態にあり、この紛争がストーリーの中心となる。

 パート1はその導入となり、パート2では「ガネル」の立場で見た紛争、パート3では「ベディル」の立場で見た紛争が語られていく。

 9世代馬やダークエルフについては実装時期は明かされなかったが、代わりに近日実装予定の超巨大海洋モンスターが紹介された。このモンスターはガレー船との比較で数十倍以上の大きさがあり、開発スタッフが情熱を注ぎ込んだ「頂点」にあたるという。開発は順調だが、あまりに大きいので仕上げ作業に時間がかかるかもしれないとした。

【カーマスリビア】
カーマスリビアのスクリーンショット
カーマスリビアのイメージイラスト
【超巨大海洋モンスター】
巨大すぎてイメージがつきにくい海洋モンスター。詳細が明らかになる日が楽しみだ

「黄金の宝箱」、「幽霊船」などアップデート詳細を麥谷氏が紹介

 麥谷氏による発表ステージでは、「黒い砂漠」の最新データや、より具体的な「絶海の神秘」に関する新情報が発表された。

【「黒い砂漠」最新データ】

広大な海洋が新地域として入る。新たな定期船も登場する

 「絶海の神秘」アップデートではまず、取引所がリニューアルし、全アイテムは出品直後に「入札」対象アイテムとなる。これはより公平性を高めるためで、セキュリティコードの入力はなくなり、アイテム登録時より約30間は全プレーヤーが入札できるようになる。

 また新アイテム「珊瑚」や「エビ」などを使用した「マノスベルト」や料理の追加が話されたほか、新登場の大型船「ガレー船」、「エフェリア帆船」が紹介されていった。

 船を操縦すると生活スキル「航海術」の経験値が得られるようになり、航海レベルが一定以上になると船で加速移動などのスキルを使用できるようになるが、「エフェリア帆船」には耐久度があり、耐久度50%以下で移動スピードが30%に、耐久度10%以下でスキル使用が不可になってしまう。これらは角材で臨時修理可能という。

 さらにアイテムとして「黄金の宝箱」が稀に出現するようになり、これに「金の鍵」を使うと“良いアイテム”が手に入るほか、「幽霊船」も出現する。「幽霊船」に出くわすと、急にあたりが暗くなり、船が操作を受け付けなくなる上、幽霊が自分の船に乗り込んでくるというもので、幽霊船か幽霊を倒すことで船を動かせるようになる。なお幽霊を倒すと、稀に「黄金の宝箱」が登場することもあるという。

【プレイ画面】
ガレー船と「黄金の宝箱」の中身。「黄金の宝箱」はなかなか登場しないという
【来場者の様子】
会場では24台の試遊機が用意され、ガレー船の操縦が体験できた
麥谷氏ら登壇者3名が船頭となり、海洋モンスター「キャンディドゥム」討伐に挑戦。動き回る「キャンディドゥム」に対して砲撃を決めるには、特に操舵士の的確な位置取りがすべてを決めるため、操舵士には相応の経験とプレイスキルが求められる印象だった
続いてはその3隻でバトルロイヤルが勃発! 何の波乱もなく、麥谷氏率いるチームが順当に勝利を飾っていた
【各種イベント、キャンペーン】
リアル伊勢海老がもらえるキャンペーンや、変わったところでは感謝祭関連の小物家具などが登場する
【ガッチマン特別企画】
会場では、合計12時間でレベル1から50までを目指すという挑戦企画への参加が決定している実況生主のガッチマンさんが登場。企画をアピールするとともに、挑戦に使用するキャラクターの作成コンペが行なわれた。使用キャラクターに決まったのは、榊原さん作成のこのジャイアント(右下)