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CRI、ゲーム開発向けCRIWAREロードマップを公開

Nintendo Switchを含む対応プラットフォームの拡充、触覚のVR展開

11月9日 発表

 CRI・ミドルウェアは11月9日、ゲーム開発向けミドルウェア「CRIWARE」のロードマップを公開した。

 公開されたロードマップによると、「CRIWARE」は2017年3月発売予定の「Nintendo Switch」におけるUnityやUnreal Engine 4を用いた開発に対応する。「CRIWARE」には統合型サウンドミドルウェア「CRI ADX2」や、高画質・高機能ムービーミドルウェア「CRI Sofdec2」が含まれる。加えて、Xbox OneのUnity開発にも対応するとしている。

 また、触覚ミドルウェア「CRI HAPTIX」を、PlayStation VR/HTC Vive/Oculus RiftといったVRコントローラに対応予定。「CRI HAPTIX」は、VRの映像や音声に連動した触覚演出を可能にするミドルウェア。多感覚における演出を強化することで没入度の高いVR体験を実現する。

 サウンドミドルウェアの「CRI ADX2」は2017年3月に、オープンプラットフォーム化予定となっており、第三者が独自のプラグインを組み込めるカスタムプラグインに対応する。これにより、開発者はサウンド演出に独自のエフェクトを使用できるようになる。将来的にはサードパーティが「ADX2」にオリジナルエフェクトを提供できる環境の構築を目指すという。

 現在「CRI ADX2」のブラウザ対応版が提供されており、採用タイトル第1弾としてスクウェア・エニックスのPC用「乖離性ミリオンアーサー」が挙げられている。

【「CRIWARE」ロードマップ】