ニュース

e-Sports SQUARE AKIHABARA、大幅リニューアルを発表

1時間13,000円からレンタル可能に。料金プランや機材設備を刷新

2017年1月リニューアル予定

 SANKOは10月28日、東京秋葉原にあるe-Sports施設「e-Sports SQUARE AKIHABARA」のオープン5周年を記念するイベントを開催し、2017年1月よりリニューアルを行なうことを発表した。

店長も4代目の高橋晃平氏となる

 発表された内容は、料金プランの刷新と、制作支援プロジェクトの告知、新たな機材の導入の3点。

 まず料金プランについては、e-Sports SQUARE AKIHABARAは、2016年2月に通常営業を終え、法人向けに業務転換しているが、この方向性は変えず、利用料金を一気に引き下げる。具体的には、これまでの平日で30万円、休日・祭日で80万円(いずれも機材使用料込み)という法人利用を前提にした高額な利用料を、最大50%オフの値下げを断行すると同時に、個人やグループが利用しやすい新たな料金プランを新設する。

 新設される「パーティープラン」は、ゲームを楽しみながらビュッフェ形式で食事も楽しめるという、ゲームイベントに最適なプランで、3時間75,000円(50名から、1人1,500円)よりとなっている。

 こちらも新設となる「レンタルスペース利用」は、椅子やテーブルに加えてステージやマイクを利用する「会議室利用」と、椅子やテーブルのみを利用する「スケルトン利用」の2種類が用意され、スケルトン利用では1時間13,000円からレンタルすることができる。こちらは空きさえあれば週末の利用も可能で、かなりリーズナブルとなる。ゲーミングチームのミーティングや、LANパーティー的な使い方など、様々な活用法が考えられそうだ。

【新料金プラン】
従来の施設利用料
新たな施設利用料
パーティープラン(ゲームプレイ可)
レンタルスペース利用

 また、料金プランの変更に合わせて制作支援プロジェクトも行なう。これはe-Sports SQUAREが会場を無料で提供する代わりに、主催側はコンテンツ(ゲームイベント・ゲーム大会等)を提供し、共同でイベントを実施して、そこで挙げた収益を折半するというビジネスモデル。リスクもリターンもシェアすることで、イベントを立ち上げやすい環境を作る。

 2017年1月のリニューアルに合わせて、イベントを実施するための機材も新たに導入する。現時点で発表されているのは、数百台接続可能なWiFiルーターや、ソニーのハンディカム「TXW X-160」、ライブ映像配信向けのスイッチャー「ATEM Production Studio 4K」、アクションカメラ「GoPro HERO4」など。これらは通常プランの施設利用料の中に含まれ、レンタルスペース利用の際も、別途料金を払うことで借りることができる。

 予約については、これまで通り、公式サイトで空き状況を確認の上、電話で問い合わせする形になるという。

【制作支援プロジェクト】
会場費無料でゲームイベントが開催できるように
機材も充実