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「WGL APAC SEASON I FINALS 2016-2017」が明日より開幕!
日本から初出場のB-GAMINGをはじめ、出場する4チームに意気込みを聞いた
2016年10月21日 14:00
Wargaming.netは、「World of Tanks」のプロリーグ「WGL APAC SEASON I 2016-2017」の締めくくりとなるトーナメント大会「WGL APAC SEASON I FINALS 2016-2017」を10月22日、オーストラリアシドニーのESL Studioにて開催する。
「WGL APAC SEASON I FINALS 2016-2017」は、WGL(Wargaming.net League)の最高峰に位置するゴールドリーグの上位4チームが出場し、シーズン1の1位を決める一発勝負のトーナメント大会。今年はアジア最強でここ数年負けなしの中国EL Gamingをはじめ、今年からAPACと統合された韓国リーグからの刺客Meltdown、今回のホストであるオーストラリアを主力に、マレーシアやフィリピンなどのメンバーで構成された多国籍チームTeam Efficiency、そして待望の日本からの出場チームB-GAMINGの4チームが出場する。
大会前日の10月21日にちは、選手とメディア向けに設営中の会場が公開され、選手はステージでの感触を確かめたり、バックヤードで練習したりし、メディアとのインタビューも行なわれたので、その模様をお届けしよう。
なお、明日10月22日より開催される「WGL APAC SEASON I FINALS 2016-2017」のスケジュールは公式サイトから確認できる。試合開始は10時30分からで、日本のB-GAMINGは13時30分から登場する。ぜひ応援しよう。
EL Gamingが連覇記録を更新するか、初出場の3チームがそれを食い止めるか!?
――出場おめでとう。ファイナル出場の感想を聞かせて欲しい。
Meltdown: オーストラリアに来られて非常に嬉しい。韓国からファイナルに出られたのは今回が初めてなので感動している
EL Gaming: 我々もオーストラリアに来るのははじめてだが、負ける気はない、勝つためにここにやってきた。
Team Efficiency:我々の多くはここオーストラリアに住んでいるので、オーストラリアに来た感動はないが(笑)、マレーシアなどから来た他のメンバーは嬉しいはず。決勝に出られたことが嬉しいよ。
B-GAMING: とにかくファイナルに出場に出来てとても嬉しいです
――他の出場チームに対してどのような印象を持っているか?
Meltdown: B-GAMINGとは以前から練習試合をやっていてとても親しい関係で、Team Efficiencyとは昨日会ったばかり、EL Gamingは最強のライバルで、我々はこの壁を乗り越えないといけない。頑張って戦いたい。
EL Gaming: Meltdownは多彩な戦術戦略を持っている。Team Efficiencyチームワークがとても強い。B-GAMINGは情報収集が上手い。
Team Efficiency: Meltdownは韓国チームで、韓国はe-Sportsが強いので試合慣れしているし強敵。EL Gamingは現在トップチームなので強敵だと思ってるし、がんばって良い試合をしたい。B-GAMINGは練習試合をしている相手なので、セミファイナルでは彼らと良い試合ができればと考えている。
B-GAMING: Meltdownはチームメイト同士が中がいい、いつも練習しているので負けられない、EL-Gamingは練習も一度もかててないし、シーズン1でも全勝してる、タイブレイクまでいったのでがんばりたい、EFもよく練習しているので、本番では負けられないと思っている。
――出場チームの中で注意している選手は?
Meltdown:他のチームはあまり情報を持っていないが、自分のチームだとVicetone選手が2万3,000千戦ほどやっていて、エースとしてどのような戦いをしてくれるか注目している。
EL Gaming: 注目している選手はないが、シーズン1でタイブレイクまでもつれ込んだB-GAMINGの戦い方は注目している。
Team Efficiency: 特に特定の選手はいない。ファイナルに出場するようなレベルだとみんなうまいから。特にEL Gamingはひとりとして下手なプレーヤーはいないし、レベルが高いので要注意だと思っている。
B-GAMING:B-GAMINGでいうとKyunkyunpower選手。我々はオフライン大会に出場するのは初めてだが、彼は別のチームで何度もオフラインに参加した経緯があり、エースとして期待している。敵チームでは、Team EfficiencyのSaffe選手。彼ほどお丘登りがうまい選手はいない。
――普段の練習時間はどれぐらい?
Meltdown: 毎日チームで3時間、そのほかにも個人で野良で練習している。これは試合直前かどうかにかかわらずそのルーチンは守っている
EL Gaming: 我々にとっては「World of Tanks」は仕事なので毎日8時間以上の練習を、週に6日やっている、半分はランダムバトル、半分はチームトレーニング。
Team Efficiency: 我々はセミプロなので、1日2時間ぐらいを週3日ぐらい。時差の関係もあるので、皆集まってプレイするのは難しいので個人でランダムバトルによるトレーニングが中心。
B-GAMING:個人の練習は、仕事もあるのでそんなに強制はしない。他のチームとの練習は、シーズン中だと週6入れている。練習時間は夜10時から12時までで、12時に練習が終わってからも反省会やブリーフィングを入れるので、終わるのは深夜1時になったりしている。
――明日試合だが、コンディションはどうか?
Meltdown: 時差ボケもあって、あまり寝られていない。コンディションはあまり良くないが、明日は可能な限りベストコンディションで挑みたい。
EL Gaming: 10時間ほどのフライトで疲れているが、プロゲーマーとして海外に行く機会は多いので別に何でも無い。明日はベストコンディションで挑めると思う。
Team Efficiency: 半分以上がオーストラリアに住んでいるので、オーストラリア組は悪くないが、他のメンバーは時差分の疲れはあると思う。僕らオーストラリア組も、今夜ぐらいはアルコールは控えておこうと思う(笑)。
B-GAMING: 日本からの長時間のフライトでコンディションはそこまで良くないが、Kyunkyunpower選手以外の選手は海外での試合になれていないが、初めてのファイナルなので、明日に向けてしっかりコンディションを整えたい。
――シーズン1で一番印象に残っている戦いは?
Meltdown: TWISTとの試合で、冗談半分で5人がPATTONを使って、2人がバッチャの編成で行ったが、結果はボロボロだったこと。おもしろかったので印象に残っている。
EL Gaming: 4月のGrand Finalsで、Kazuna Kruと戦った試合。最終的に我々は勝利したが、そこでは大きなことを学んだので記憶に残っている。
Team Efficiency: 個人的にはCaren Tigerとの戦い。ファイナル出場を左右する大事な試合で、タイブレイクまでもつれこんで、そしてタイブレイクで勝つことができた。ただ、そこでエネルギーを使い切って、その後のB-GAMING集中力が続かず辛かった(笑)。あとはEL Gamingとの試合はすべて印象に残っている。新メンバーはELと対戦したことがなかったので、世界の壁、彼らのレベルの高さを認識することができた。あとはHorsemenと対戦した際に、タイブレイクまでもつれ込んで、タイブレイカーで勝ったという印象が強く残っている
B-GAMING: シーズン1のEL Gamingとの対戦。3:3までいって、ステップで早めにキャップ3人入って、早期に決めることができて凄く喜んでいたら、EL Gamingに同じ事をやられて敗北したので、それが印象に残っている。あとシーズン中に何度もタイブレイクに行っているが1回も勝ててない(笑)。粘り弱いので、今回のファイナルでは頑張りたい。
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