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実は柿崎機とは違う! 「VF-1A」9月30日発売
「HI-METAL R VF-1A バルキリー(標準量産機)」
2016年9月27日 12:15
バンダイはアクションフィギュア「HI-METAL R VF-1A バルキリー(標準量産機)」を9月30日に発売する。価格は7,344円(税込)。
「HI-METAL R」は金属部品を使うことでアクションやギミック向けに、“遊びやすさ”と“耐久性”を追求したブランド。「マクロス」シリーズに加え、「ダグラム」の展開も発表されるなど注目が高まっている。マクロス関連では、「VF-1」だけでなく、「グラージ」や「リガード」といった敵役、さらには全長40cmに及ぶ「デストロイド・モンスター」まで商品化され、今後のラインナップも期待されている。
「VF-1A」は、可変戦闘機「VF-1 バルキリー」の量産タイプ。「マクロス」では主人公機も含め基本的なメカは量産機であり、頭部形状やカラーリングでキャラクター性を主張する傾向がある。「VF-1A」は主役機と変わらない形状なのに、“やられメカ”的な役割を担うところもある。カラーリングや頭部の形状も他の機体と比べると地味に見えるところも面白い。
今回立体化された標準量産機は茶色と白のカラーリングで、一見主要キャラクターの1人“柿崎速雄”の機体と同じように見えるが、実はカラーパターンが異なる。柿崎機の場合は胸部分が白く、肩が茶色なのだ。今回発売された商品は、頭と手首を付け替える事で劇場版とテレビ版の量産機を再現できる。
もちろんファイター、ガウォーク、バトロイドの3形態に変形。変形用の手首パーツを使用すれば差し替え部品なしの完全変形が可能だ。またシリーズの進化としてバトロイド時の胸部差し替えパーツを追加。変形のギミック優先のために生じてしまう鎖骨に当たる部分の“隙間”を埋めた形にできる。金属パーツにより複雑な変形をスムーズに行なえ、各形態がきちんと決まる。翼の下にミサイルを装備することもできる。いささか地味なモチーフだが、ユーザーに強い満足感をもたらすギミックたっぷりの商品だ。
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